ガーナの次なるスター Baaba J、繊細でソウルフルな新譜『Okay Baby, Lets Do This』

Baaba J - Okay Baby, Lets Do This

ガーナの新星SSW、Baaba J 新譜『Okay Baby, Lets Do This』

現地の伝統的なポピュラー音楽であるハイライフの流れを汲みつつ、世界的なスターのアシャ(Asa)やビヨンセといったアーティストからの影響も独自に消化し、ソウルフルな世界観を確立したガーナの若きシンガーソングライター、Baaba J。 彼女の待望の2ndとなる『Okay Baby, Lets Do This』も様々な音楽ジャンルが絶妙にブレンドされ、彼女の豊かな才能と創造性を示している。 

ハーモニーやコード進行はシンプルだが、リズムを中心に非常に繊細で奥が深い。アフロ・ポップ、ジャズ、レゲエその他の要素が少しずつ混ざり合い、メロディックに歌い上げる魅惑的なヴォーカルでまとめ上げる。純粋な喜びに満ちた多幸感のあるサウンドは伝わりやすく、ガーナの新たなスタートしての期待も頷ける。

(7)「Outside」

彼女は最初の子育ての3年間を経て発表した今作について、“ハードワーク、痛み、そして真実の集大成だ”と説明している。

Baaba J 略歴

Baaba Jこと Jemima Baaba Haywood-Dadzie はガーナの港町テマで生まれ育った。音楽的な影響は母親が歌っていたゴスペルや、ガーナのSSWサミニ(Samini)、ナイジェリア系フランス人歌手アシャ(Asa)、米国の歌手ビヨンセ(Beyoncé)、バルバドス出身の歌手リアーナ(Rihanna)などから受けている。

2020年にEP『Lumumba St.』でデビューして以来、TEDx Ashesi University や Accra Indie Film Festival など様々な場でパフォーマンスを披露している。

Baaba J - Okay Baby, Lets Do This
Follow Música Terra