- 2021-05-02
- 2021-05-02
平和を願うイスラエルのヒップホップ・バンド、ハダグ・ナハシュの魅力
イスラエルを代表するヒップホップ・バンド、ハダグ・ナハシュ(Hadag Nahash, ヘブライ語:הדג נחש)は、1996年の結成以来一貫してファンキーな音楽に乗せて社会的・政治的なテーマを訴えてきた。平和、寛容、平等を求める彼らの歌詞は示唆に富むものだが、ヘブライ語で歌われる歌詞が分からなくても、その音楽だけで楽しめるバンドだ。
イスラエルを代表するヒップホップ・バンド、ハダグ・ナハシュ(Hadag Nahash, ヘブライ語:הדג נחש)は、1996年の結成以来一貫してファンキーな音楽に乗せて社会的・政治的なテーマを訴えてきた。平和、寛容、平等を求める彼らの歌詞は示唆に富むものだが、ヘブライ語で歌われる歌詞が分からなくても、その音楽だけで楽しめるバンドだ。
ジャズオルガンのカリスマ、ロニー・スミス(Lonnie Smith)の新譜『Breathe』がブルーノート・レコーズからリリースされた。今作ではなんとイギー・ポップ(Iggy Pop)が2曲でフィーチュアされている。
2015年以来活動休止状態となっていた人気ジャムバンド、ガレージ・ア・トロワ(Garage A Trois, 通称GAT)が帰ってきた。2021年4月リリースの新譜『Calm Down Cologne』は、ドラムスのスタントン・ムーア、サックス/キーボードのスケーリック、ギターのチャーリー・ハンターという1999年にデビューした当時の3人編成に立ち返ったガレージ・ア・トロワの恍惚の即興セッションが収録されている。
チャーリー・ハンター(Charlie Hunter)の『Patton in Percussion』はデルタ・ブルースの始祖チャーリー・パットンの名曲を、神業ギター&ベースと、ラテン気質なパーカッションで、ブルージーなのに陽気な響きのする独創的な世界観に見事に落とし込んでいる。
UKジャズのキーマンであるジャイルス・ピーターソン(Gilles Peterson)と、ジャズファンクを牽引してきたインコグニートのブルーイ(Jean-Paul 'Bluey' Maunick)の共同プロジェクトであるストラータ(STR4TA)がデビューアルバム『Aspects』をリリースした。
ピンハス&サンズ(Pinhas & Sons)にもゲスト参加しその圧倒的な存在感を放っていたイスラエルのSSW/ギタリスト、ガイ・マジグ(Guy Mazig)が新作をリリースした。アルバムタイトルは「The newer black」の意味で、彼らしいセンス抜群でエネルギッシュなロックに、ファンクやソウル、ヒップホップといったブラックミュージックを組み合わせた良曲が満載の贅沢なアルバムになっている。
イスラエルのエチオジャズ・バンド、フードナ・オーケストラ(Hoodna Orchestra)の2021年新作EP『Alem Alem』がリリースされた。今作もエチオジャズ特有のいなたい五音音階が特徴的で、濃厚なグルーヴに酔いしれる好盤。
フランス・パリを拠点に活動する若手4人組バンド、アップテイク(Uptake)の2020年作『Out of the Blue』がなかなかに凄い。凄いのに情報がほとんどなく調べるのに苦労したが、せめて備忘録としてはここに残しておきたい。バンドとしてか個人としてかは分からないが、きっとこれから大きく飛躍するはずの個性がここにはある。
米国のベーシスト/マルチ奏者/作曲家、エヴァン・マリエン(Evan Marien)とドラマー、ダナ・ホーキンス(Dana Hawkins)による強力ユニット、Evan Marien x Dana Hawkins による双頭名義の新譜『Parallels』がリリースされた。
一聴して、ブラジルの伝説的フュージョン・バンド、Azymuthが思い浮かんだ。シコ・サイエンスのバンド、ナサォン・ズンビのドラマー/作曲家/プロデューサーのプピロ(Pupillo)率いるバンド、ソノラド(Sonorado)のデビュー作『Sonorado Apresenta: Novelas』はブラジリアン・フュージョンの新たな傑作だ。
イスラエルの都市ハイファに、70年代からタイムスリップしてきたような不思議なバンドがいる。彼らの名はウジ・ナボン&アクウェインタンセズ(Uzi Navon & Acquaintances, ヘブライ語:עוזי נבון ומכרים)。この謎めいたバンドの2020年新譜『בזמנו』を紹介。
バージニア州リッチモンドで2009年に結成、地道な活動を続けてきたファンクバンド、ブッチャー・ブラウン(Butcher Brown)が8枚目の作品にしてついにメジャーデビューを飾った。
シカゴを拠点に活動するバンド、バースィル&ザ・スーパーナチュラルズ(Bassel & the Supernaturals)がストレートなファンクサウンドに乗せて歌うのは、愛と喪失、そしてシリアの現状について──。
イスラエルのキーボード奏者、オフェル・ピンハス(Ofer Pinhas)率いるピンハス&サンズ(Pinhas & Sons, ヘブライ語:פנחס ובניו)が凄い。男女ツインヴォーカルが特徴的で、ジャズやプログレ、クラシック、クレズマー、バルカン、ラテン、ブラジルなど幅広いジャンルに影響を受けた独創的かつテクニカルな音楽を展開する驚愕のミクスチャーバンドだ。