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Rock

  • 2021-09-04
  • 2021-09-05

謎の改造キーボードでギターのようなロックを演奏する衝撃的な男が話題

キーボードを前にし、ジミ・ヘンドリックスの名曲「Voodoo Child」の演奏を始めるロッキー・ドリー(Lachy Doley)。いささか乱暴に鍵盤を叩き始めたと思ったら…なんと楽器ついているレバーを操作し、エレキギターのような音を出し始めた!音は完全にエレキギターのそれで、激しい演奏をする姿はまるで鍵盤楽器なのにジミ・ヘンドリックスの魂が乗り移っているかのよう…とても衝撃的な光景です。

  • 2021-09-01

タル・バーグマン&オズ・ノイ、名実ともに最強の二人が生み出す老練のブルース

バーグマン(Tal Bergman)とギタリストのオズ・ノイ(Oz Noy )。イスラエルを代表するジャズロック系ミュージシャンである二人の双頭名義の新譜『Soul Stealer』。二人が難しいことを考えず、気の置けない友と一緒に心の赴くままに創り出したリズムやフレーズに溢れている。そんな印象を強く受ける最高のアルバムだ。

  • 2021-05-08
  • 2021-05-07

バリトン・ギターで魅せる!Snarky Puppy のギタリスト、マーク・レッティエリ

スナーキー・パピーで活躍するギタリスト、マーク・レッティエリ(Mark Lettieri)による『Deep: The Baritone Sessions, Vol. 2』がリリースされた。これは2019年の『Deep: The Baritone Sessions』の続編に位置付けられた作品で、前作同様にバリトン・ギターをフィーチュアした低音が気持ちいいロック寄りのジャズファンクだ。

  • 2021-04-12
  • 2021-04-12

バークリー音大出身の気鋭奏者たちが集う注目のバンド、クロスウォーク・アナーキー

ボストンのバンド、クロスウォーク・アナーキー(Crosswalk Anarchy)が面白い。鍵盤奏者/作曲家のエヴァン・ワーラマー(Evan Waaramaa)を中心とする5人組で、2019年にアルバム『Composite』でデビュー。ジャズ、ロック、ヒップホップ、R&Bなどに影響されたサウンドで、アルバム収録曲のジャンルも多岐にわたる。

  • 2021-04-07
  • 2021-04-07

クラプトンやローゼンウィンケルも参加!ダニエル・サンチアゴが放つ究極の現代ブラジリアン・ジャズロック

ブラジルのギタリスト、ダニエル・サンチアゴ(Daniel Santiago)が個性的な感性で綴る新譜『Song For Tomorrow』。ブラジルで今もっとも注目される若手ペドロ・マルチンスやフレデリコ・エリオドロらの全面参加に加え、ゲストにエリック・クラプトン、カート・ローゼンウィンケル、ジョシュア・レッドマン、アーロン・パークスが参加。この面子でないと出せないであろう音が最高に楽しい。

  • 2021-03-09
  • 2021-03-08

UKジャズロック新星ギタリスト、ジョン・コナーン

イギリス・ミッドランズ出身のギタリスト/作曲家ジョン・コナーン(John Connearn)は5歳からギターを始め、これまでは主にスタジオ・ミュージシャンや様々なバンドのサポートメンバーとして活動を行ってきた。2020年から自身のプロジェクトを開始、デビューシングル『First Things First』は耳の早いリスナーの間で話題になった。

  • 2021-03-06
  • 2021-03-06

イスラエルロックの歴史を作ってきたガイ・マジグ、待望のソロ2nd

ピンハス&サンズ(Pinhas & Sons)にもゲスト参加しその圧倒的な存在感を放っていたイスラエルのSSW/ギタリスト、ガイ・マジグ(Guy Mazig)が新作をリリースした。アルバムタイトルは「The newer black」の意味で、彼らしいセンス抜群でエネルギッシュなロックに、ファンクやソウル、ヒップホップといったブラックミュージックを組み合わせた良曲が満載の贅沢なアルバムになっている。

  • 2021-02-07
  • 2022-07-18

多様性を秘めた注目のUKロック「Black Country, New Road」待望のデビュー作が登場

英ロンドンの注目のバンド、ブラック・カントリー・ニュー・ロードの待望のデビューアルバム『For the First Time』がリリースされた。UKロックの伝統芸ともいえるギターサウンドがあるかと思えば、次には異国情緒溢れるヴァイオリンにジャズサックスが絡むそのサウンドは、現代のバンドらしい多様なバックグラウンドを感じさせる。

  • 2020-12-29
  • 2022-08-06

メタル×フルートの意外性で攻める10代バンド、Storchi が凄い

イスラエルのメタルバンド、ストーチ(Storchi)という4ピースバンドにはヴォーカルはいない。代わりに主旋律を奏でるのが、女性フルート奏者のダニエレ・サッシ(Danielle Sassi)である。彼女は2001年生まれのまだティーンエイジャー。クラシックとジャズで培われた卓越したフルートの演奏技術は、デスメタルの“デス声”ヴォーカルとは正反対の美しい音色だが、これが不思議とヘヴィメタルのバンドサウンドに馴染んでいる。

  • 2020-11-21
  • 2020-11-21

米鬼才ギタリスト、“最狂”セクステットによる熱風ジャム!

米国のギタリスト/作曲家、ネルス・クライン(Nels Cline)がブルーノート・レコードから自身3作目となるアルバム『Share The Wealth』を、ネルス・クライン・シンガーズ(The Nels Cline Singers)名義でリリースした。アルバムはカエターノ・ヴェローゾ作曲の(1)「Segunda」で幕を開ける。

  • 2020-11-18
  • 2021-11-05

クリチバの音楽シーンに彗星の如く現れた9人組サイケロック・バンド「ímã」が凄い

ブラジル音楽×サイケロックが好きな方にぜひ聴いてもらいたいのが、ルシアーノ・ファッシーニ(Luciano Faccini)をリーダーとするブラジルのバンド、イマ(ímã)のデビューアルバム『ímã de nove pontas』。パラナ州都クリチバの9人組。メンバーの多くが楽器を持ち替え、さらにヴォーカルも取るという興味深いバンドだ。