- 2021-02-07
- 2022-07-18
多様性を秘めた注目のUKロック「Black Country, New Road」待望のデビュー作が登場
英ロンドンの注目のバンド、ブラック・カントリー・ニュー・ロードの待望のデビューアルバム『For the First Time』がリリースされた。UKロックの伝統芸ともいえるギターサウンドがあるかと思えば、次には異国情緒溢れるヴァイオリンにジャズサックスが絡むそのサウンドは、現代のバンドらしい多様なバックグラウンドを感じさせる。
英ロンドンの注目のバンド、ブラック・カントリー・ニュー・ロードの待望のデビューアルバム『For the First Time』がリリースされた。UKロックの伝統芸ともいえるギターサウンドがあるかと思えば、次には異国情緒溢れるヴァイオリンにジャズサックスが絡むそのサウンドは、現代のバンドらしい多様なバックグラウンドを感じさせる。
イスラエルのメタルバンド、ストーチ(Storchi)という4ピースバンドにはヴォーカルはいない。代わりに主旋律を奏でるのが、女性フルート奏者のダニエレ・サッシ(Danielle Sassi)である。彼女は2001年生まれのまだティーンエイジャー。クラシックとジャズで培われた卓越したフルートの演奏技術は、デスメタルの“デス声”ヴォーカルとは正反対の美しい音色だが、これが不思議とヘヴィメタルのバンドサウンドに馴染んでいる。
2019年にジョニー・ラデュカヌ国際ジャズフェスティヴァルで最優秀賞を獲得したスペインのジャズ/フュージョンバンド、ヴァルムス(Valmuz)がデビュー作『Three Days』をリリースした。
マイケル・ジャクソン・トリビュートの前作『Jackson Trip』から3年。ドイツのジャズ・トランペッター、リュディガー・バルダウフ(Rüdiger Baldauf)の新譜『Strawberry Fields』はジャケットのとおり、ビートルズのトリビュート作品だ。
米国のギタリスト/作曲家、ネルス・クライン(Nels Cline)がブルーノート・レコードから自身3作目となるアルバム『Share The Wealth』を、ネルス・クライン・シンガーズ(The Nels Cline Singers)名義でリリースした。アルバムはカエターノ・ヴェローゾ作曲の(1)「Segunda」で幕を開ける。
ブラジル音楽×サイケロックが好きな方にぜひ聴いてもらいたいのが、ルシアーノ・ファッシーニ(Luciano Faccini)をリーダーとするブラジルのバンド、イマ(ímã)のデビューアルバム『ímã de nove pontas』。パラナ州都クリチバの9人組。メンバーの多くが楽器を持ち替え、さらにヴォーカルも取るという興味深いバンドだ。
イスラエルを代表するシンガーソングライターのロナ・ケナン(Rona Kenan, ヘブライ語:רונה קינן)の7枚目のアルバム『Light Sleeper』がリリースされた。これまでの作品とは異なり初めて全編英語で歌われる今作は、西洋のロックをベースとしながら随所にジューイッシュ/中東の音楽のエッセンスがまぶされた良質で洗練された作品に仕上がっている。
2017年のデビュー作『Âmago』が高く評価されたブラジル・ミナス出身のシンガーソングライター、オクタヴィオ・カルドーゾ(Octavio Cardozzo)待望の2枚目のスタジオアルバム!
イスラエルの都市ハイファに、70年代からタイムスリップしてきたような不思議なバンドがいる。彼らの名はウジ・ナボン&アクウェインタンセズ(Uzi Navon & Acquaintances, ヘブライ語:עוזי נבון ומכרים)。この謎めいたバンドの2020年新譜『בזמנו』を紹介。
西側諸国を巻き込んで様々な論争を引き起こしてきたレバノンのバンド、マシュロウ・レイラ(Mashrou' Leila)の2019年作『The Beirut School』。中東の不安定な政治情勢下で、社会には人々の不満や怒り、諦めが蔓延する。彼ら以前のアラブの音楽は自身が抱える問題をほとんど歌ってこなかったが、この特異なバンドは彼ら自身の言葉で痛烈に社会を批判する。
アラ・マリキアン(Ara Malikian)はレバノンの首都ベイルート生まれのアルメニア系。現在はスペインを活動の拠点にしている異色のヴァイオリニスト。ボサボサの髪、伸ばしっぱなしの髭。ステージでは舞い踊りながら派手なパフォーマンス。奇想のヴァイオリニスト新作の紹介。
ブラジルのSSW、レニーニ(Lenine)が2004年にハミロ・ムソット、ジューサとのトリオ編成でフランス・パリで行った伝説的ライヴの完全版『Lenine In Cité (Deluxe)』が、ついにデジタルリリースされた。
ポーランドのプログレ・ジャズバンド、オーガニック・ノイゼズ(Organic Noises)のファーストアルバムがこの『Organic Noises』。ポーランドのバンドながら、アルメニアの伝統音楽に強く影響されたスタイルが特長的かつ斬新な、非常に興味を惹かれるバンドだ。
アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のマリアナ・ミチ(Mariana Michi) というシンガーソングライターが最近気になっている。私がこのアーティストを動画で初めて観たとき、彼女はOchoというバンドで全裸で歌っていた。それ以来、この表現家の魅力に取り憑かれてしまったようだ。