• 2020-10-02
  • 2023-07-02

Tingvall Trio、世界のダンス・ミュージックを旅する新譜

現代ジャズを代表するピアノトリオ、ティングヴァル・トリオ(Tingvall Trio)の最新作のタイトルは、ずばり『Dance』。(1)「Tokyo Dance」に始まり、(3)「Spanish Swing」、(6)「Cuban SMS」、(7)「Arabic Slow Dance」などタイトルだけ見てもわくわくするような、世界を巡る音楽の旅。

  • 2020-09-29
  • 2020-09-27

YouTubeで大ヒット!ヘブライ語を学ぶのに最適!? な「アレフベートの歌」

ヘブライ語のアルファベット=アレフベートを歌にし、YouTubeで200万再生のヒットを記録したイスラエルの歌手ヴィクトリア・ハンナ(Victoria Hanna)。デビューアルバム『Victoria Hanna』にはその「Aleph Bet / Hoshana」や、続くシングル「22 Letters」を含む10曲を収録している。ヘブライ語を学びたい方におすすめしたいアーティストだ。

  • 2020-09-28
  • 2020-10-02

ジャズの次代を担うマリウス・ネセット&挾間美帆ビッグバンド、注目の共演作

ノルウェー出身のサックス奏者、マリウス・ネセット(Marius Neset)と、日本が誇るジャズバンド指揮者の挾間美帆(Miho Hazama)がコンダクターを務めるDanish Radio Big Bandの共演作『Tributes』。全曲がマウリス・ネセットの作曲で、ファンキーな曲からしっとりとしたスローバラードまで、優雅なビッグバンド編成で楽しめる絶品となっている。

  • 2020-09-26
  • 2020-09-26

ファビアーノ・ド・ナシメント、豊穣な大地の香りのギター音楽

ブラジルの豊かな自然にインスパイアされたギターからは、豊穣な大地の香りが漂う。ブラジルのギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメント(Fabiano do Nascimento)の『Prelúdio』(2020年)は、バーデン・パウエル直系のテクニカルかつ豊かな音楽性のギターをたっぷりと楽しめる傑作だ。

  • 2020-09-24
  • 2022-08-20

北欧プログレ女王ヘドヴィグ・モレスタッド、新結成セクステットで轟音轟かすジャズメタル快作

サイケな轟音ギターとヘヴィーなドラム、プリミティヴなリズムを刻むパーカッションにスピリチュアルなジャズ・トランペット。ジャズメタルの感情的な熱さと、北欧らしい乾いた冷たさが同居する不思議な体験。ヘドヴィグ・モレスタッド(Hedvig Mollestad)の2020年新譜『Ekhidna』は、彼女の新境地。

  • 2020-09-22
  • 2020-09-22

ブラジルの現行ジャズシーンの最強メンバーが集った、イゴール・ピメンタ 初ソロ盤『Sumidouro』

ブラジルのベーシスト、イゴール・ピメンタ(Igor Pimenta)の初ソロ作『Sumidouro』は、アンドレ・メマーリ、アントニオ・ロウレイロ、タチアナ・パーハ、サロマォン・ソアレス など豪華なメンバーが参加し、まさに“ブラジルの現代ジャズ”が詰まった作品だ。

  • 2020-09-21
  • 2020-09-20

伊ジャズ巨匠 E.ピエラヌンツィ、女性Voとヴィブラフォン奏者を迎えた新譜

イタリアのジャズピアノの巨匠、エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunzi)の勢いが止まらない。今年(2020年)に入って早くも4枚目のアルバム『Time's Passage』がリリースされた。ピエラヌンツィは1949年生まれだから、現在70歳を超えているはずだが、アイディアの枯渇や衰えなどは微塵も感じさせず、今作でも可憐な女性ヴォーカリストとヴィブラフォン奏者を迎え、最上級のヨーロピアン・ジャズを聴かせてくれる。

  • 2020-09-20
  • 2022-07-27

【特集】イスラエル・ジャズの源流──音楽文化の発展を加速させた70年代のSSWたち

活況を極めるイスラエルのジャズとその周辺の音楽シーンを掘り下げていくと、彼らが影響を受けたイスラエルの音楽家として、70年代以降のシンガーソングライター(SSW)数人の名前が共通して挙げられていることに気付く。いずれも優れた鍵盤奏者であり、作・編曲家であり、そして魅力的な歌手だ。“イスラエル・ジャズの源流”とも言える3名のSSWにスポットを当てて紹介。