TAG

2019

  • 2019-09-13
  • 2022-05-04

バクーからNYへ。神童と呼ばれたピアニストが巨匠のリズム隊を率いて魅せた圧巻のJAZZ

アゼルバイジャン出身の注目のピアニスト、シャヒン・ノヴラスリ(Shahin Novrasli)の2019年作『From Baku to New York City』は、これまでアゼルバイジャンの首都バクーを中心に活動していた彼が、米国ニューヨークというジャズの爆心地にその活動の領域を移し発表した最初の作品。

  • 2019-09-08
  • 2020-01-13

音楽で伝えられるメッセージがある。キューバ系移民のピアニストが新譜に込めた深い想い

今もっとも注目されるキューバ生まれのピアニスト、ファビアン・アルマザン(Fabian Almazan)の新譜『This Land Abounds with Life』。85分に及ぶこの壮大なアルバムを聴き込めんでいくうち、ファビアン・アルマザンがこの作品に込めたただ美しいだけにとどまらない複雑な感情や物語性をも感じ取れるはずだ。

  • 2019-08-26
  • 2019-08-26

一人の女性SSWが身を削って創り出した音楽。あなたはこれを無視できますか?

ブラジルのベテランSSW、アドリアーナ・カルカニョットの2019年作『Margem』は「海」をテーマにした作品とのことだが…プラスチックごみの海に浮かぶ彼女の姿を写したこのジャケットのアートワークに、海に対する深い尊敬の念を隠さない彼女の悲痛な心の叫びが聞こえてくるようである。

  • 2019-08-24
  • 2020-01-19

ギター音楽を愛する全ての人へ。ブラジル最高峰ギタリストがソロで挑むジスモンチ曲集

ダニエル・マレー(Daniel Murray)がジスモンチ主宰のレーベル、CARMOからリリースしたジスモンチ楽曲集『Universo Musical de Egberto Gismonti』は、ギタリストとして歩んだ半生の全てをぶつけた、渾身の傑作だ。自らの指先の肉と爪のみで表現し得る最高のギター音楽がここにはある。