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2019

  • 2020-02-07
  • 2020-02-07

個性派ピアニスト×ギタリストによる至高の“クラシック・ミーツ・ジプシージャズ”

クラシック音楽のジャズアレンジなんて世の中にゴマンとあるが、ドイツのピアニスト/作曲家のマルクス・シンケル(Marcus Schinkel)のトリオがギタリストのヨショ・ステファン(Joscho Stephan)を迎えて録音した2019年作『Classic Meets Gypsy』は、それら凡百の“ジャズ風クラシック”とは一味も二味も違う作品だ。

  • 2020-02-06
  • 2020-02-07

“現代ジャズギターの皇帝”カート・ローゼンウィンケル、完全即興バンド Bandit 65 集大成

アルバムを出せば否応なしに注目を浴びる、現代ギターの“皇帝”カート・ローゼンウィンケル(Kurt Rosenwinkel)の新譜『Searching The Continuum』は、エレクトロニカ系のギタリスト、ティム・モッツァー(Tim Motzer)とドラマーのジンタス・ジャヌソキス(Gintas Janusonis)との3人編成のバンド、Kurt Rosenwinkel Bandit 65 名義での作品で、世界中を完全即興演奏でツアーした彼らのパフォーマンスの最高の記録でもある。

  • 2020-02-05
  • 2021-07-08

ミナスから再び、とんでもない才能が現れた!ダヴィ・フォンセカ『Piramba』がとにかく凄い

ダヴィ・フォンセカ(Davi Fonseca)。ジャズを消化したピアニストでありプログレッシブな曲を書く作曲家、そして特徴的な声を持つ優れたシンガーである彼を紹介するのに、今こそ“ミナス新世代”という言葉を久々に使いたい。アルバム『Piramba』でデビューしたばかりのダヴィ・フォンセカこそ、ミナス新世代と呼ばれるミュージシャンの中でも突出した新たな才能で、最も注目されるべき音楽家だ。

  • 2020-02-03
  • 2020-02-03

ガットギターとトロンボーン、そして声。親密な男女デュオの優しく心温まる音楽

ナタリー・クレスマンとイアン・ファキーニのデュオ作。リラックスした雰囲気のもと、優しいガットギターとあたたかなトロンボーンの音、そして二人の声が有機的に絡み合う。温かな音楽と時間の流れに、そのまま身を預けてしまいたくなるようなとても素敵な音。

  • 2020-02-02
  • 2023-09-29

現在進行形のジャズ、その一翼を担うイスラエルのピアノトリオ「Shalosh」

伝統と革新をハイレベルに混合し独自の進化を続けるイスラエルジャズシーンの中でも、ここ数年注目の度合いを増すピアノトリオ、Shalosh。ロックからの影響が色濃く反映されたジャズを奏でる彼らの2019年作『Onwards and Upwards』は、バッド・プラスやエスビョルン・スヴェンソン・トリオらの革新的なジャズのDNAを受け継ぎつつ、独自の世界観を築くことに成功し特に若い世代から大きな支持を集めている。

  • 2020-01-29
  • 2021-10-25

海外からも大注目!ジャズ&ファンクで魅せるTokyo Groove Jyoshi が話題

“良い音楽を多くの人に広めたい”という想いのもと、主に70年代〜80年代前半のジャズ、ファンク、R&B、ロックなどジャンルを問わずグルーヴする楽曲をカヴァーし演奏する、凄腕の女性スリーピースバンド、トーキョー・グルーヴ・ジョシ(Tokyo Groove Jyoshi)が注目を集めている。

  • 2020-01-27
  • 2022-01-15

エドゥアール・フェルレ、類稀なピアノの哲学者。

エドゥアール・フェルレは昔から不思議なピアノを弾く人だった。彼の演奏は即興が主体だが従来の“ジャズっぽさ”がほとんどない。かといってクラシックそのものでもなく、彼が生み出すハーモニーもメロディーも、どこか宙を漂うような、掴み所のない感覚に溢れている。おそらく、彼の音楽を最初に聴くひとは戸惑うだろう──この音楽のルーツは一体何なんだろう、と。

  • 2020-01-22
  • 2020-01-26

「ナウシカ姫に恋をしました」伊人気ジャズピアニストのジブリ曲集!ジャケ絵は宮崎駿氏提供

欧州を代表するピアニスト、ジョバンニ・ミラバッシの新譜『MITAKA CALLING -三鷹の呼聲-』はそのタイトルが連想させる通り、ジブリ映画の楽曲集。アルバム・ジャケットのイラストを自身もミラバッシのファンだと公言する宮崎駿監督が提供するなど、スタジオジブリ×ミラバッシの相思相愛の作品だ。

  • 2020-01-18
  • 2023-03-18

ギターの皇帝に惚れ込まれた新世代最強ギタリスト、セクステットでの圧巻ライヴ盤

鬼才カート・ローゼンウィンケルに魅入られた新世代の天才ギタリスト、ペドロ・マルチンスのライヴ盤『Spider's Egg (Live)』。これはもう疑いようもない傑作だ。世界中のあらゆる現在進行形の音楽が自然に融け込み、進化の最先端をゆくジャズ作品として多くの人に聴いてもらいたい絶品だと思う。

  • 2020-01-13
  • 2020-01-13

ジョンスコ参加!最高峰ドラマー、アダム・ダイチが放つ容赦なきオルガンファンク!

“人力ドラムンベース”の使い手、アダム・ダイチが自身のカルテット名義で発表した2019年作『Egyptian Secrets』は、注目のオルガン奏者ウィル・ブレイズやLettuceのメンバー、ゲストにもはや伝説的存在となっているギタリスト、ジョン・スコフィールドも参加した最高にファンキーな一枚だ。