海外からも大注目!ジャズ&ファンクで魅せるTokyo Groove Jyoshi が話題

Tokyo Groove Jyoshi

東京発ジャズファンク・ガールズバンド、Tokyo Groove Jyoshi

金指恵美(Emi Kanazashi, キーボード/ヴォーカル)、芹田珠奈(Juna Serita, ベース/ヴォーカル)、関優梨子(Yuriko Seki, ドラムス/コーラス)の3人組バンド、Tokyo Groove Jyoshi (通称:グル女)が熱い。

凄腕の女性セッションミュージシャンで構成されたトーキョー・グルーヴ・ジョシ(Tokyo Groove Jyoshi)は“良い音楽を多くの人に広めたい”という想いのもと、主に70年代〜80年代前半のジャズ、ファンク、R&B、ロックなどジャンルを問わずグルーヴする楽曲をカヴァーし演奏する、2018年の12月に本格始動したばかりの若きスリーピースバンドだ。

時に同世代のゲストミュージシャンも交えつつ、懐かしくも最高にグルーヴィーな音楽を現代に蘇らせる。
YouTubeには彼女らのMVがいくつかアップされているので、紹介したい。

Tower of Powerの「What is Hip?」のカヴァー。
津軽三味線奏者の川嶋志乃舞(Shinobu Kawashima)がゲスト参加している。
動画には海外からの絶賛コメントがほとんどを占める。

ミュージックヴィデオを観ていただければ分かるように、三人とも相当の凄腕ミュージシャンだ。このヴィジュアルでやっている音楽が80年代前後のジャズやファンクというのも、ストレートな訴求力があって良い。
“狙いすぎ!”という声も聞かれるが、どうせやるなら売れないより売れた方が良いに決まっている。

セロニアス・モンク(Thelonious Monk)作、ジャズスタンダードの名曲「’Round Midnight」をファンキーにカヴァー。

Tokyo Groove Jyoshi メンバー・プロフィール

キーボードを担当する金指恵美(Emi Kanazashi)は1984年、静岡県出身。幼少時よりピアノやエレクトーンを学び、洗足学園大学を卒業し、都内のライヴハウスなどで演奏してきた。ボブ・ジェームス、スティービー・ワンダー、タワー・オブ・パワー、スティング、アリシア・キーズなどをリスペクトしているとのこと。

トーキョー・グルーヴ・ジョシを骨太なサウンドで支えるベーシスト、芹田珠奈(Juna Serita)は1994年石川県生まれ。ブルーハーツに影響を受け11歳でギターを手にし、17歳頃にベースに転向。高校生バンドの頂点を競うOSM high school MUSIC CAMPで優勝、さらに北陸インディーズバトルグランプリを獲得。その後日本を代表するベーシスト櫻井哲夫に師事し、現在はベース講師として多くの弟子を抱える。グルーヴィーなスラップ奏法を得意とする。

(2021年10月追記)芹田珠奈は2020年7月に脱退し、新たに星野李奈(Rina Hoshino)がベーシストとして加入している。

タイトなドラミングでリズムの要となる関優梨子(Yuriko Seki)は1993年、東京都出身。吹奏楽部では打楽器パートを担当。高校卒業後に日本工学院専門学校にドラム専攻で入学、在学中に“モノレコード”というバンドを結成しインディーズデビューを果たしている。その後日本を代表するドラマー、村石雅行に師事。ロック、ソウル、ジャズ、ファンクなどオールジャンルに対応する力量で高い評価を得ている。

(2021年10月追記)関優梨子は2020年10月に脱退し、新たにMiMiこと川上真裕美がドラマーとして加入している。

ジャズ/フュージョン界隈を代表するサックス奏者、デイヴィッド・サンボーン(David Sanborn)の「Run for Cover」のカヴァー。

これからの活躍が楽しみなバンド!

2019年の10月にはミニアルバム『Respect』を発売しているようだが、残念ながら定額制ストリーミングサービスでの配信はされていないようだ(こういうところ、もったいない…)。

結成以降、東京など関東を中心に数多くのライヴをこなし、地道に着実にファンを集めてきているようだ。

2020年の2月にはジャズの本場、米国ニューヨークに武者修行に出るという彼女たち。これからの進化や、日本の音楽シーン/エンターテイメントに与える影響がとても楽しみなバンドだ。

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