- 2022-02-01
- 2022-01-29
ボスニア伝統音楽セヴダの魂をポップに表現するバンド、Divanhana新譜『Zavrzlama』
東欧ボスニアの5人組バンド、Divanhanaの6枚目のアルバム『Zavrzlama』がリリースされた。紅一点のヴォーカルを中心とするバルカン・サウンドは旧ユーゴスラビア地域の複雑な歴史や、幾千もの愛と憎しみ、葛藤や赦しといった人間の営みを象徴するように絡み合い、酔狂する。
東欧ボスニアの5人組バンド、Divanhanaの6枚目のアルバム『Zavrzlama』がリリースされた。紅一点のヴォーカルを中心とするバルカン・サウンドは旧ユーゴスラビア地域の複雑な歴史や、幾千もの愛と憎しみ、葛藤や赦しといった人間の営みを象徴するように絡み合い、酔狂する。
ジプシー・ブラス(チョチェク)の世界的ブームを牽引してきたルーマニアのバンド、ファンファーレ・チョカルリア(Fanfare Ciocărlia)は結成25周年を迎えたようだ。新譜『It Wasn't Hard to Love You』でも高速ブラスの快感は健在。血湧き肉躍る飾らない音楽の原初的興奮に満ちている。
イタリアの歌手マリア・マツォッタ(Maria Mazzotta)と、2004年結成のフランスのバンド、プルチネッラ(Pulcinella)が地中海周辺音楽とロック、ジャズをディープに融合させた共演作『Grifone』をリリースした。国際的に活躍する稀有な音楽性を持った彼らならではの、荘厳な景色を見せる傑作と言って良い作品だ。
アレクサンダル・カシュタノフ率いるブラスバンド、ブバマラ・ブラスバンド(Bubamara Brass Band)は2005年の結成以来、一貫して本物のバルカン音楽を追求してきた。バンド名の「ブバマラ(Bubamara = てんとう虫)」はもちろんエミール・クストリッツァ監督の映画『黒猫・白猫』のヒロインのニックネームから取られている。
スロベニアのクラシック・ギタリスト、マク・グルジッチ(Mak Grgic)がバルカン半島の作曲家の作品に挑んだ作品『Balkanisms: Guitar Music from the Balkans』。ここにはバルカンの5人の作曲家のユニークな作品が収録されており、そのうちいくつかは世界初録音となっている。
サラエヴォ出身の音楽家ゴラン・ブレゴヴィッチ(Goran Bregovic)の『Champagne for Gypsies』。ジプシー音楽を愛するゴラン・ブレゴヴィッチらしいブラス中心のサウンドが轟く。聴けば全身の血が沸き立ち、気持ちの昂りを抑えずにはいられなくなる音楽。粗野と洗練の好対照が同居する奇妙な時間が全体を支配する。
パルムドール賞最多2回受賞、映画界の巨匠エミール・クストリッツァ監督のバンド「ノー・スモーキング・オーケストラ」の最近作『Corps Diplomatique』は、1曲目から名盤を確信せずにはいられない音楽の快楽に満ちたジプシーブラス作品だった。