- 2019-11-30
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2016年末に飛行機事故で壊滅したロシア「赤軍合唱団」の現在
2016年12月25日、ソチからシリアへと向かっていたロシア国防省の飛行機が黒海に墜落し、搭乗者92名全員が帰らぬ人となった。乗っていたのは、ロシアが世界に誇る伝統ある合唱団、アレクサンドロフ・アンサンブル、通称“赤軍合唱団”のメンバーだった。悲劇で壊滅した赤軍合唱団のその後を調べてみた。
2016年12月25日、ソチからシリアへと向かっていたロシア国防省の飛行機が黒海に墜落し、搭乗者92名全員が帰らぬ人となった。乗っていたのは、ロシアが世界に誇る伝統ある合唱団、アレクサンドロフ・アンサンブル、通称“赤軍合唱団”のメンバーだった。悲劇で壊滅した赤軍合唱団のその後を調べてみた。
現代アルゼンチン音楽シーンの最重要ピアニスト/作曲家のアレハンドロ・マンソーニ(Alejandro Manzoni)のオクテートによる新作『Formato de Cámara』が素晴らしい。ジャズとクラシック、そしてアルゼンチンに根付くフォークミュージックのもっとも良い部分がうまく融合し、夢のような音楽が奏でられている。2019年ベストのひとつになりそうな予感だ…。
オーストリアの首都ウィーンは、モーツァルトやベートーヴェンなど多くの作曲家が活躍した“音楽の都”だ。今日紹介するデュオ、バルトロメイビットマン(BartolomeyBittmann)の二人も、そんなクラシック音楽の中心地で育ってきた。
YouTubeで大好きな古いショーロの曲「Odeon」の良い演奏を探していて、このブラジルの新鋭ピアニストを初めて“発見”した時は興奮した。そのピアニストの名は、エルクレス・ゴメス(Hércules Gomes)。鍵盤の上で舞い踊るような彼の指が生み出す音に、私はすぐに虜になった。
ブラジルのコンテンポラリー・オーケストラ、カメラータ・フロリアノーポリス(Camerata Florianópolis)の2016年作『A Arte do Improviso』は、ルイス・ザゴ・トリオを迎えジャズの人気スタンダード曲を多数取り上げた楽しいアルバムだ。
ダニエル・マレー(Daniel Murray)がジスモンチ主宰のレーベル、CARMOからリリースしたジスモンチ楽曲集『Universo Musical de Egberto Gismonti』は、ギタリストとして歩んだ半生の全てをぶつけた、渾身の傑作だ。自らの指先の肉と爪のみで表現し得る最高のギター音楽がここにはある。
イタリアのジャズクラリネット奏者、ガブリエーレ・ミラバッシ(Gabriele Mirabassi)と、ブラジルの作曲家/ギタリストのギンガ(Guinga)のデュオ作『Graffiando Vento』。ときに“変態的”と賞賛されるギンガの名曲の数々を、表情豊かなジャズクラリネットが歌い上げる傑作だ。