コロンビア
- 2026-05-16
- 2026-05-04
南米音楽の精華、ヤマンドゥ・コスタ×アンサンブル・レコベコ『La Quinta Esencia』
南米の土と緑の匂い、人々の風流な生活を感じさせる極上の弦楽器アンサンブル。『La Quinta Esencia』は、ブラジル出身のギタリスト、ヤマンドゥ・コスタ(Yamandu Costa)、そしてベネズエラ出身のヴァイオリニストのアレクシス・カルデナス(Alexis Cárdenas)と彼が率いるアンサンブル・レコベコ(Ensemble Recoveco)との共作アルバムだ。ヴァーチュオーゾたちの血肉に染みついた伝統音楽と、洗練された室内楽の技法、そして自由なジャズの饗宴だ。
- 2026-05-06
- 2026-04-24
詩情豊かな歌とピアノが心に沁みる。マルタ・ゴメス&アントニオ・マゼイによる南米の歌
コロンビア出身の歌手/ギター奏者マルタ・ゴメス(Marta Gómez)と、ベネズエラ出身のピアノ奏者アントニオ・マゼイ(Antonio Mazzei)による『Arauca』。アルバムのタイトルは二人の出身国の間に流れるアラウカ川から取られており、南米の伝統曲(フォルクローレ)にジャズの洗練が加わった素敵な作品だ。
- 2026-03-25
- 2026-03-25
踊らずにいられない! 南米発サイケ・グルーヴ渦巻くギター・トリオ、BALTHVS ハイブリッドな新譜
コロンビア・ボゴタを拠点とするワールド・サイケデリック・ファンク・トリオ、BALTHVS(バルトゥス)の新譜『Transmutations』は、熱気あるライヴ音源を、その後スタジオで再構築した珍しい“ハイブリッド”なアルバムだ。自由奔放なグルーヴとタイトなアレンジが共存、疾走するサイケデリックなギター、ラテン・ロックの陽気さ、スピリチュアル・ジャズを思わせる即興、ファンキーなベースライン。リスナーは踊り出さずにはいられないだろう。
- 2026-03-15
- 2026-03-11
中東、ブラジル、アフリカ……自身の多様な音楽的ルーツを取り込んだオメル・クライン新作
イスラエル出身のピアニスト/作曲家、オメル・クライン(Omer Klein)の新譜『The Poetics』は、長年活動を共にするベースのハガイ・コーエン・ミロ(Haggai Cohen-Milo)とドラムスのアミール・ブレスラー(Amir Bresler)に加え、オランダのアルトサックス奏者ティネカ・ポスマ(Tineke Postma)、イスラエルのテナーサックス奏者オムリ・アブラモフ(Omri Abramov)、さらにコロンビア出身の打楽器奏者トゥパク・マンティージャ(Tupac Mantilla)というセクステット編成が特徴のアルバム。
- 2026-03-08
- 2026-02-26
南米コロンビア、魅惑の魔術的ジャズ!気鋭ギタリスト、サンティアゴ・サンドバル『Somático』
コロンビア・ボゴタを拠点とする気鋭ギタリスト/作曲家サンティアゴ・サンドバル(Santiago Sandoval)の2025年作『Somático』は、ドラムス、ダブルベースとのトリオ編成でユニークなジャズを聴かせてくれる良作。
- 2025-12-26
- 2025-12-26
コロンビアとフランスの男女混成7人組、Pulciperla 衝撃的なミクスチャーで魅せる1st『Tatekieto』
コロンビアのボゴタを拠点とするパワフルな女性3人組ラ・ペルラ(La Perla)と、フランスのトゥールーズを拠点とするファンキーなジャズロック・カルテットのプルシネルラ(Pulcinella)がコロンビアで出会い、混成した7人組プルシペルラ(Pulciperla)のデビュー作『Tatekieto』が衝撃的な楽しさだ。ジャズ、ラテン、レゲエ、ロマ音楽、ヒップホップ、エレクトロニックなどなど様々な音楽要素がごちゃ混ぜになり彼らの世界観を作る。それはまるで極彩色のパーティーのように、終わりがなく、ずっとずっと気持ちいい音が続く。個人的には2000年代のバルセロナ・ミクスチャーの活況に満ちたシーンを彷彿させるサウンドに心が躍った!
- 2025-09-17
- 2025-09-17
大西洋を超え共鳴するアフロ・ディアスポラたちの音楽。Balimaya Project × Discos Pacifico All-Stars
大西洋を超え、現代のアフロ・ディアスポラ音楽を体現するふたつの音楽集団が出会い、『Calima』と題された素晴らしい作品を残した。一方はイギリス・ロンドンを拠点に活動し、西アフリカのマンデ族のリズムとジャズを融合する人気バンドのバリマヤ・プロジェクト(Balimaya Project)。もう一方は南米コロンビアを拠点とし、マリンバを中心にアフロ・コロンビアン音楽の熱気を表現するディスコス・パシフィコ・オールスターズ(Discos Pacifico All-Stars)。あわせて16名の規模となる大所帯で、複雑に連帯したリズムと即興的表現が絡み合い、ときにはヴォーカルやコーラスによるアクセントも加えた最高に高揚感のある音楽を聴かせてくれる。
- 2025-08-20
- 2025-08-20
アコーディオンとヴァイオリンを中心とした優美なラテン・アンサンブル。べべ・クラメール『Xamã』
西洋クラシック音楽やフランスのミュゼットから、北米のジャズ、そして彼らの血潮である南米のショーロやタンゴまで。南米に根付く豊かな音楽文化の脈動を感じられる、楽しくて美しい音楽だ。ブラジルのアコーディオン奏者べべ・クラメール(Bebê Kramer)と、ベネズエラのヴァイオリン奏者アレクシス・カルデナス(Alexis Cardenas)が率いるアンサンブル・レコベコ(Ensemble Recoveco)の2025年5月リリースの共演作『Xamã』。
- 2025-06-13
- 2025-06-12
16分音符が乱舞! ベラ・フレック、エドマール・カスタネーダ、アントニオ・サンチェスによる驚異のトリオ
予想外の組み合わせのトリオが登場した。これだからジャズは面白い!今作『BEATrio』は、米国のバンジョー奏者ベラ・フレック(Béla Fleck)、コロンビア出身のアルパ奏者エドマール・カスタネーダ(Edmar Castañeda)、そしてメキシコ出身のドラマー、アントニオ・サンチェス(Antonio Sánchez)の3人による野心的なプロジェクトだ。ブルーグラスやラテンの影響を強く受けた熱狂的なジャズは、これ以上ないくらいの楽しい音楽体験になる。
- 2025-03-02
- 2025-03-02
コロンビアのSSWマリア・クリスティーナ・プラタがギターと声で魅せる、南米音楽の詩情と滋味
コロンビア出身のギタリスト/シンガーのマリア・クリスティーナ・プラタ(María Cristina Plata)の新作『Casi Te Creo』は、声とギターを中心とした深みのある抒情が美しい南米音楽作品だ。全10曲のアルバムには彼女のオリジナルと中南米スペイン語圏の音楽家たちのカヴァーがバランスよく収録され、彼女自身によるギターと声を中心とした感性豊かなアコースティック音楽を堪能できる。
- 2024-10-22
- 2024-10-21
コロンビアを代表するSSWマルタ・ゴメス、豊かな詩情に包まれる新譜『Seré Guitarra』
コロンビアを代表する女性シンガーソングライター、マルタ・ゴメス(Marta Gómez)による新作『Seré Guitarra』がリリースされた。子供時代のインスピレーションをもとにしたという純真な感性に満ちた作品となっており、オリジナル曲には世界を変えることはできないかもしれないが、少なくともそれを試みようという詩的なメッセージが散りばめられている。
- 2024-09-12
- 2024-08-30
温かで心安らぐ南米音楽。チリのフォークデュオ、ホセ・ビセンテス『Lugar donde se florece』
幼なじみのホセ・トマス・プーガ(José Tomás Puga)とビセンテ・ラルーレ(Vicente Larroulet)によって結成された南米チリのフォークデュオ、ホセ・ビセンテス(José Vicentes)による2枚目のアルバム『Lugar donde se florece』は、オーガニックなサウンドに、子どもたちの声なども平和で心安らぐ素敵な作品だ。
- 2024-06-04
- 2024-06-04
コロンビアのSSW、Aristi ソロ4作目は素朴な味わいのクンビア・アルバム
コロンビア・マニサレス出身のシンガーソングライター、アリスティ(Aristi)の新作『En busca del flow perdido』。クンビアを基調とし、優しく温かみのある声や素朴な楽曲構成、適度に緩いライヴ感のあるギターやパーカッション、管楽器などの演奏もなんとも言えず素敵で味わい深い。アルバムのタイトルはスペイン語で「失われた流れを求めて」の意味で、今作のルーツ回帰志向を象徴する。
