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ドラムス

  • 2021-10-01
  • 2021-09-30

イスラエルジャズ要注目作!最狂カルテット率いるSax奏者シャハル・アムドール

イスラエル出身の若手サックス奏者シャハル・アムドール(Shahar Amdor)のデビュー作『Cassiopeia』は、ギターに若手No.1のニツァン・バール(Nitzan Bar)、シャハル同様にバークリーで学んだベーシストのナダフ・ラヴィ(Nadav Lavie)、ここ数年で頭角を表してきたドラマー、ニツァン・バーンバウム(Nitzan Birnbaum)という布陣で録音されたイスラエル・ジャズシーンの要注目作だ。

  • 2021-09-28
  • 2021-09-26

1999年生まれの新星ピアニストEden Giat、モーセ『出エジプト記』に感化された圧巻デビュー作

1999年生まれのイスラエルの新鋭ピアニスト、エデン・ギアット(Eden Giat)がデビュー作となる『Crossing the Red Sea』をリリースした。アルバムタイトル“紅海を渡る”は、救済者モーセがイスラエルの民を率いて紅海を渡ったという『出エジプト記』に因む。

  • 2021-09-22
  • 2021-09-20

トルコの天才ピアニスト率いる国際派カルテット、Ayna Veer

チック・コリアに“世界一のピアニスト”と称えられたトルコ出身のアイデン・エセン(Aydin Esen)が、国境を越えた3人の若手奏者を率いてスタートさせた新しいプロジェクト「Ayna Veer」。ここにはジャズの即興演奏の醍醐味が詰まっている。

  • 2021-09-01

タル・バーグマン&オズ・ノイ、名実ともに最強の二人が生み出す老練のブルース

バーグマン(Tal Bergman)とギタリストのオズ・ノイ(Oz Noy )。イスラエルを代表するジャズロック系ミュージシャンである二人の双頭名義の新譜『Soul Stealer』。二人が難しいことを考えず、気の置けない友と一緒に心の赴くままに創り出したリズムやフレーズに溢れている。そんな印象を強く受ける最高のアルバムだ。

  • 2021-07-30
  • 2021-07-29

驚くべきエネルギーを秘めた女性11人組ジプシーブラスバンド、Balkan Paradise Orchestra

2015年にバルセロナで結成された全員女性の11人組、バルカン・パラダイス・オーケストラ(Balkan Paradise Orchestra, 通称:BPO)は、大所帯によるジプシーブラス直系の迫力あるサウンドと、女性バンドならではの華やかなステージでの立ち振る舞いがとても魅力的なバンドだ。

  • 2021-07-29
  • 2021-12-08

モダンジャズの静かなる進化の先端。マイエレ・マンザンザ新譜

ニュージーランド出身、ロンドンのジャズシーンで活躍するドラマー/作曲家、マイエレ・マンザンザ(Myele Manzanza)の新譜『Crisis & Opportunity, Vol. 1 - London』。同郷ニュージーランド出身のマーク・ド・クライヴ・ロウやロンドン随一の鍵盤奏者アシュリー・ヘンリーらを擁したバンドで、ヒップホップやエレクトロニカを経由した“現代のジャズ”を鳴らす。

  • 2021-07-24
  • 2021-10-01

スーパートリオによる現代グナワ・ジャズの到達点『Assala』

モロッコのゲンブリ奏者/シンガーのメディ・ナスリ(Mehdi Nassouli)と、イスラエルのピアニストオムリ・モール(Omri Mor)、そしてアルジェリア出身ドラマーのカリム・ジアド(Karim Ziad)のトリオによる『Assala』は、近年世界中の音楽家や愛好家から注目を浴びるグナワ音楽と、現代ジャズの最高峰のハイブリッドな驚くべき作品だ。

  • 2021-06-06
  • 2021-10-01

世界一治安の悪い国に生まれ育った世界最高峰のジャズトリオ

世界で最も治安が悪いとされ、政治と経済の混乱が続く南米ベネズエラ出身の3人の若く優れたミュージシャンたち──ドラマーのオレステス・ゴメス(Orestes Gómez)、ピアニストのガブリエル・チャカルヒ(Gabriel Chakarji)、そしてベーシストのフレディ・アドリアン(Freddy Adrian)によるトリオ作『Ciclos』がリリースされた。

  • 2021-05-26
  • 2021-10-01

血湧き肉躍る“ドラマティック”なソロドラム!シャハール・ハジザ初ソロ作『Drumatic』

7拍子のグルーヴが気持ちいい(1)「Slash Pine」、スネアのみでインパクトのあるソロ(4)「Mountain Hemlock」、ニューオーリンズ風の(7)「Tilia Americana」など多彩なリズムで魅せる全編ソロ・ドラム演奏が気持ちいいイスラエルのドラマー、シャハール・ハジザ(Shahar Haziza)の初ソロ作『Drumatic』。

  • 2021-05-20
  • 2021-05-20

セルビア出身ギタリスト、ラレ・ミチッチ 自身のルーツを辿る新譜

セルビア出身のギタリスト、ラレ・ミチッチ(Rale Micic)の新譜『Only Love Will Stay』がリリースされた。今作はギターのほか、ジャレッド・ゴールドのハモンドB3オルガン、そしてジョナサン・ブレイクもしくはジェフ・クラップのドラムスというベースレスのトリオ編成で、低音はオルガンの左手が担う、所謂“オルガン・トリオ”の編成となっている。

  • 2021-05-14
  • 2021-05-14

ロンドンの気鋭サックス奏者サム・ブレイシャー、トリオで魅せる理知的なジャズ

マイケル・ケイナンとのデュオで演じられたデビュー作『Golden Earrings』(2017年)から4年、東ロンドン生まれの気鋭サックス奏者サム・ブレイシャー(Sam Braysher)の2ndアルバム『Dance Little Lady, Dance Little Man』は、アルトサックス、ベース、ドラムスのトリオでのインテリジェントなジャズ。