- 2020-08-12
- 2020-08-12
トルコの若き天才ギタリストによる、南米の香り立つ最高のバリオス曲集
トルコ・イスタンブール出身の若き天才ギタリスト、セリル・レフィク・カヤ(Celil Refik Kaya)によるバリオス・マンゴレのギター曲集を紹介。バリオスの楽曲は近年クラシックギタリストに人気で、様々な演奏家によって取り上げられているが、なかでもこのセリル・レフィク・カヤは技巧も表現力も随一だ。
トルコ・イスタンブール出身の若き天才ギタリスト、セリル・レフィク・カヤ(Celil Refik Kaya)によるバリオス・マンゴレのギター曲集を紹介。バリオスの楽曲は近年クラシックギタリストに人気で、様々な演奏家によって取り上げられているが、なかでもこのセリル・レフィク・カヤは技巧も表現力も随一だ。
坂本龍一の(1)「美貌の青空」で始まるアルバムは究極的なまでの叙情性に満ち溢れ、寄り添いながら語り合うようなピアノとギターの音色に心が洗われる。抑制と開放の絶妙なバランス。日常のリラックスしたシーンでじっくり聴くには最高の音楽だ。
世界中の音楽をジャズの言語の中に落とし込み、これまでボーダーレスに活躍してきた3人のアメリカ人ミュージシャン──ギターのブラッド・シェピク、ベースのサム・ミナイエ、ドラムスのジョン・ハドフィールドがトリオを結成し創り上げたアルバムがこの『Believers』。普通のジャズ・ギタートリオとは一線を画す、現代的なサウンドが洪水のように押し寄せる。
ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート(DDG4)での活躍や、若く優れた音楽家を支援するプロジェクトなど、ブラジル・サンパウロのジャズ周辺の現行音楽シーンの中心人物であるダニ・グルジェル(Dani Gurgel)の新しいプロジェクト「São Paulo Panic」。ジャズという共通言語のもと、国籍を超え集まった猛者たちの素晴らしくクリエイティヴな作品。
『Agua e Vinho』は、オーストラリア出身のプロのリコーダー奏者、ロドニー・ウォーターマン(Rodney Waterman)と7弦ガットギター奏者、ダグ・デ・ヴリーズ(Doug de Vries)のデュオ作品。パスコアールやジスモンチ、古き良きショーロやクラシックなど極上の時間を味わえる全21曲!
ブラジル出身、現在は米国ニューヨークを拠点に活動するジャズギタリスト、シコ・ピニェイロ(Chico Pinheiro)がソロ名義では10年振りとなるアルバム『City of Dreams』をリリースした。彼のギターは相変わらずの凄まじいインパクトで、(1)「City of Dreams」の後半で聴かれるような淀みなく流れ続けるアドリブ・ソロにはただただ圧倒される。
ブラジルの正統派歌手マルシア・タウイルと、卓越したセンスを持つ7弦ギター奏者フェリクス・ジュニオールの共同名義の新譜『Pro Menesca』は、そのタイトル通りブラジル音楽の巨匠ホベルト・メネスカル(Roberto Menescal)の作品集。(4)「Fuso Horário」にはそのホベルト・メネスカル本人もゲスト参加!
フランスのアコーディオン奏者、ジャン・ルイ・マティニエ(Jean-Louis Matinier)と同じくフランスのギタリスト、ケヴィン・セディキ(Kevin Seddiki)のデュオによる『Rivages』(2020年)は、ECMらしい静謐で美しい響きを堪能できる作品だ。
今回紹介するのは、ベルギー出身のフラメンコギタリスト。名はマルディン・デ・カウター(Myrddin De Cauter)、左利き。高名な音楽家の父がいる家庭で育った彼は10代でフラメンコ音楽に出会い没頭。スペインに行き修行を積んだという経歴の持ち主である。
ポップ/ロックシンガーとしてキャリアをスタートしたメキシコを代表する歌姫、ナタリア・ラフォルカデは近年ますますルーツミュージックへの傾倒を見せている。彼女の2020年新譜『Un Canto por México, Vol. 1』はそのタイトルが示すようにオリジナル曲からカヴァーまでメキシコのための歌の数々が収められている。
ブラジルのSSW、レニーニ(Lenine)が2004年にハミロ・ムソット、ジューサとのトリオ編成でフランス・パリで行った伝説的ライヴの完全版『Lenine In Cité (Deluxe)』が、ついにデジタルリリースされた。
ブラジル音楽のレジェンドの一人、ジョアン・ボスコ(João Bosco)の3年ぶり新譜『Abricó-de-Macaco』は、ブラジル音楽の真髄とクリエイティヴなイマジネーションに満ちた素晴らしく充実したアルバムだ。
今最も注目されるジャズギタリスト/作曲家、ニア・フェルダー(Nir Felder)による自身のリーダー作としては2枚目となるアルバム、その名も『II』がリリースされた。2014年の『Golden Age』以来、実に6年ぶり。
ブラジル・ミナスのシンガーソングライター/ギタリストのレオ・ヒベイロ(Leo Ribeiro)のソロデビュー作『Paisagem』(2019年)を聴いた。サウンドはパット・メセニーや同郷のトニーニョ・オルタを思わせるような浮遊感のあるジャジーMPBで、シンセの音色などは80年代的な懐かしさもあって特徴的だ。これはまた面白い新人がミナスから現れたな、なんて思いながらどんな人なのかチェックしようとYouTubeで検索して驚いた──