- 2021-01-09
- 2022-01-15
マルティニーク出身の俊英ピアニストGMX、ソロとデュオで魅せる圧巻の2枚組
ジャズ、クラシック、そして民族音楽ズークなどに影響されたフランス海外県のマルティニーク出身のピアニスト/作曲家、ガイ・マルク・ヴァデルー(Guy Marc Vadeleux, GMX)の2枚組の新作がリリースされた。今作『Solo Duo』は3作目のアルバムで、フランスのパリ、コロンビア、そしてマルティニークのスタジオで録音された全20曲が収録されている。
ジャズ、クラシック、そして民族音楽ズークなどに影響されたフランス海外県のマルティニーク出身のピアニスト/作曲家、ガイ・マルク・ヴァデルー(Guy Marc Vadeleux, GMX)の2枚組の新作がリリースされた。今作『Solo Duo』は3作目のアルバムで、フランスのパリ、コロンビア、そしてマルティニークのスタジオで録音された全20曲が収録されている。
イスラエルの男女デュオを中心としたグループ、ザ・フラワーショップ(The Flower Shop)の2020年作『The Flower Shop』では世界各国から20名以上のミュージシャンが参加し、アフリカ音楽、インド音楽、ブラジル音楽、ラテン音楽、クラシック、そしてジャズなどが渾然一体となった素晴らしい演奏と歌の数々を聴くことができる。
メキシコのハラナ奏者/マルチプレイヤー/作曲家/プロデューサーのラスト・ジェロニモ(Last Jerónimo)がメキシコやイスラエル、スペインの音楽家たちを迎え制作した2020年新譜『Jarana Ways』は、メキシコ・ベラクルス州の伝統音楽ソン・ハローチョとジャズが融合した個性的で洗練されたサウンドが印象的なラテン・ジャズロックの好盤だ。
聴けば自然と体が動き出さずにはいられないようなラテン気質のジャズから、ヨーロッパ的な叙情まで幅広いスタイルが魅力的。キューバの若手実力派ピアニスト/作曲家のアロルド・ロペス・ヌッサ(Harold López-Nussa)の新譜『Te Lo Dije』は現代最高のラテンジャズ作品のひとつと言っても過言ではないだろう。
ポップ/ロックシンガーとしてキャリアをスタートしたメキシコを代表する歌姫、ナタリア・ラフォルカデは近年ますますルーツミュージックへの傾倒を見せている。彼女の2020年新譜『Un Canto por México, Vol. 1』はそのタイトルが示すようにオリジナル曲からカヴァーまでメキシコのための歌の数々が収められている。
メキシコのバンド、Sonexのメンバーでありビートメイカー/マルチ奏者/作曲家のラスト・ジェロニモ(Last Jeronimo)のソロデビュー作となる『Somos』(2019年)はメキシコ音楽や中近東音楽などのエッセンスを加えたユニークなヒップホップ作品だ。
あらゆる音楽を吸収し、ラテン音楽を前進させるアフロ・キューバン・ジャズを代表するピアニスト、ロベルト・フォンセカ(Roberto Fonseca)の通算9枚目となる2019年作『Yesun』はとてもラテンジャズを基調としつつ、他ジャンルを積極的に取り入れてきた彼らしいバリエーション豊かな快作。
グラミー賞を22回受賞。半世紀にわたってシーンの最前線で活躍を続けるピアニスト/作曲家のチック・コリアが御年78で新しく立ち上げたバンド「The Spanish Heart Band」でリリースした2019年新譜『Antidote』は、往年のチック・コリアのシンボルとも言えるスパニッシュジャズへの回帰を示した会心の作だ。
あのクインシー・ジョーンズが惚れ込んだピアニスト、アルフレッド・ロドリゲスの新譜は多彩な展開を見せるラテンジャズの傑作なんですが…中でも1曲、世界的ヒゲオヤジのテーマ曲が浮きまくっている!!
注目のアルトサックス奏者、ゴドウィン・ルイス(Godwin Louis)の初リーダー作『Global』はアルバムタイトル通り「グローバル」な最新JAZZ!