- 2024-05-09
- 2024-05-07
ムガーム・ジャズの継承者エミル・アフラスィヤブ、ライヴ音源『Ömrün Səhifələri』リリース
現在のアゼルバイジャン・ジャズを代表するピアニストであるエミル・アフラスィヤブ(Emil Afrasiyab)が、ライヴ録音作『Ömrün Səhifələri』をリリースした。ソロからバンド編成までバリエーション豊かなムガームジャズを楽しめる貴重な作品だ。
現在のアゼルバイジャン・ジャズを代表するピアニストであるエミル・アフラスィヤブ(Emil Afrasiyab)が、ライヴ録音作『Ömrün Səhifələri』をリリースした。ソロからバンド編成までバリエーション豊かなムガームジャズを楽しめる貴重な作品だ。
現在のアゼルバイジャンのジャズシーンをリードする二人の音楽家、ピアニストのエティバル・アサドリ(Etibar Asadli)と木管楽器奏者アラフサル・ラヒモフ(Alafsar Rahimov)。深い音楽的パートナーシップを築いてきた二人が、デュオの名義で新作『Sexy Caffards』をリリースした。アゼルバイジャンの伝統音楽ムガームに強く影響されたジャズが、プログレシッヴ・ロックやエレクトロニックの衣を纏い、グロテスクでもあり美しくもある異様な世界観を創出する。
2019年から2022年10月まで、アヴィシャイ・コーエンのトリオに参加したことで国際的に知られるようになったアゼルバイジャン出身のピアニスト、エルチン・シリノフ(Elchin Shirinov)。彼が2018年に自主制作しライヴ会場限定などで限定的に売っていた個人名義での初リーダー作『Waiting』が、デジタル・プラットフォームで配信開始された。
1960年代になってアゼルバイジャンで正式にジャズが解禁されると、その後の10年間にわたってこの国の即興音楽は大きな発展を遂げた。その中心にいたのはピアニスト/作曲家のヴァギフ・ムスタファザデ(Vagif Mustafazadeh, 1940 - 1979)だが、もうひとり、ラフィク・ババーエフ(Rafiq Babayev, 1937 - 1994)も無視できない存在である。
アゼルバイジャンのピアニスト、シャヒン・ノヴラスリ(Shahin Novrasli)の2014年作 『Bayati』がサブスク解禁された。編成はベーシストのネイサン・ペック(Nathan Peck)と、ドラマー、アリ・ホーニグ(Ari Hoenig)とのピアノトリオ。正確無比かつ高速で回る指で、アゼルバイジャン独特のジャズ=ジャズ・ムガームの旋法も取り入れたエキサイティングな演奏を聴かせてくれる作品だ。
ダゲスタン共和国出身の人気ケマンチェ奏者/サズ奏者/作曲家マーク・エリヤウ(Mark Eliyahu)の2022年新譜『About Love』は、いわゆるワールドミュージック/グローバルミュージックを聴き慣れない人にも入りやすく、おすすめできる一枚だ。
現代ムガームジャズの第一人者、アゼルバイジャンのピアニスト/作曲家エティバル・アサドリ(Etibar Asadli)の2021年新譜タイトルは、ずばり『Mugham』。自ら調律したと思われるムガーム音律のピアノで今回も未知なる音楽の世界へと誘ってくれる。
アゼルバイジャン生まれの木管楽器奏者アラフサル・ラヒモフ(Alafsar Rahimov)の新譜『Panik』は、ピアノにアゼルバイジャンのエティバル・アサドリ、ベースにコソボ生まれのエンヴァー・ムハメディ、そしてトルコのドラマー、イーキン・チェンギスカンという若手の俊英たちを迎えたムガームジャズの範疇にとどまらないオリエンタル・ジャズの絶品だ。
アゼルバイジャンの若手No.1ジャズピアニスト/作曲家、イスファール・サラブスキ(Isfar Sarabski)が、ついに個人名義のファースト・アルバム『Planet』をリリースした。ベースにアラン・ハンプトン、ドラムスにマーク・ジュリアナといういずれも米国出身の名手を迎え、さらに数曲でアゼルバイジャンの盟友タール奏者や弦楽アンサンブルが参加。解像度の高いリズムや独特の旋律、緻密で壮大なアレンジなど、他に類を見ない音楽を紡ぐ。
“ジャジーザ(Jazziza)”や“ジャズのプリンセス(Princess of Jazz)”の愛称で親しまれ、欧州で絶大な人気を誇る作曲家/ピアニスト/歌手のアジザ・ムスタファ・ザデ(Aziza Mustafa-Zadeh)が、「3世代共演」をテーマにした13年ぶりの新作をリリースした。
アゼルバイジャンの俊英ジャズピアニスト、エティバル・アサドリ(Etibar Asadli)による『1 Hour Azerbaijani Piano Music』は、アゼルバイジャンのクラシック音楽、伝統曲や歌曲をメドレー形式で1時間にわたるノンストップのソロピアノで演奏した作品。
自ら調律したマイクロトーナル(微分音)ピアノで、アゼルバイジャンの伝統音楽ムガームに由来する不思議なジャズを演奏する若きピアニスト、エティバル・アサドリ(Etibar Asadli)が凄い。
アゼルバイジャン出身の注目のピアニスト、シャヒン・ノヴラスリ(Shahin Novrasli)の2019年作『From Baku to New York City』は、これまでアゼルバイジャンの首都バクーを中心に活動していた彼が、米国ニューヨークというジャズの爆心地にその活動の領域を移し発表した最初の作品。
アゼルバイジャン・バクー出身のサックス奏者、レイン・スルタノフ(Rain Sultanov)の2017年作『Inspired by Nature』はその名の通り、アゼルバイジャンの7つのランドスケープ(自然の景観)を描き出した作品だ。