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ピアノ

  • 2021-06-16
  • 2021-06-15

リオの新世代ピアニスト、ジョナサン・フェールによる“癒し”の新譜

ブラジルのピアニスト/作曲家ジョナサン・フェール(Jonathan Ferr)はブラジリアン・ジャズ新世代を代表する注目すべきアーティストの一人だ。コルトレーンやハンコックに影響されたジャズと、少年時代から慣れ親しんだファンクやヒップホップを融合したデビュー作に続き発表された新譜『Cura』のテーマは“癒し”。これはパンデミックによって分断された世界へ、ひとりの優れた芸術家が発するスピリチュアルなメッセージだ。

  • 2021-06-15
  • 2021-07-05

ティグラン・ハマシアン初期の名作『Red Hail』サブスク解禁!

アルメニア出身で2006年に若手ジャズ・アーティストの登竜門であるセロニアス・モンク・コンペティションで優勝したティグラン・ハマシアン(Tigran Hamasyan)の2009年の3rdアルバム『Red Hail』がついにSpotifyやApple Musicなどのサブスクリプションサービスで配信開始となった。

  • 2021-06-12
  • 2021-10-01

南アフリカ発、知られざる名ピアニストの傑作新譜

南アフリカのピアニスト、ニール・ゴンサルヴェス(Neil Gonsalves)の新譜『Blessings and Blues』がリリースされた。ラテンやブラジル音楽をも取り込み自らの音楽観を拡張してきた彼だが、今作ではさらなる進化を遂げている。編成はシンプルなピアノトリオだが、多彩なリズムやハーモニー、そしてシンセなども効果的に用いたサウンドは編成以上にカラフルだ。

  • 2021-06-06
  • 2021-10-01

世界一治安の悪い国に生まれ育った世界最高峰のジャズトリオ

世界で最も治安が悪いとされ、政治と経済の混乱が続く南米ベネズエラ出身の3人の若く優れたミュージシャンたち──ドラマーのオレステス・ゴメス(Orestes Gómez)、ピアニストのガブリエル・チャカルヒ(Gabriel Chakarji)、そしてベーシストのフレディ・アドリアン(Freddy Adrian)によるトリオ作『Ciclos』がリリースされた。

  • 2021-06-01
  • 2021-05-31

フランス発の“イスラエル・ジャズ”!Foehn Trio『Highlines』

フランス・リヨンを拠点に活動するピアノトリオ、フェーン・トリオ(Foehn Trio)。イスラエルジャズからの影響が色濃く反映されていたデビュー作『Magnésie』に続いてリリースされた2枚目のアルバム『Highlines』は、前作の雰囲気を継承しつつもより個性や現代的な音楽を模索。シンセやエフェクターの利用も増え、多彩な音を楽しめる作品に仕上がっている。

  • 2021-05-30
  • 2021-05-30

正統派Vo.リリ・アラウージョ、名手集う極上ジャズ&ボッサ新譜

ブラジルのシンガー/作曲家、リリ・アラウージョ(Lili Araujo)。彼女がウィーンに住んでいた2005年に出会ったギタリスト/SSWアレグリ・コヘア(Alegre Correa)との長年のパートナーシップから生まれた新譜『Dájazz』は、MPB、ボサノヴァ、サンバ・ジャズといったジャンルをミックスしたブラジルらしさ全開の爽快なアルバムだ。

  • 2021-05-23
  • 2024-11-30

心の傷を癒す美しいピアノと歌。デリア・フィシェール新譜『Hoje』

ブラジルの歌手/ピアニストのデリア・フィシェール(Delia Fischer)がほぼ全編ピアノと歌のみで録音した2021年新譜『Hoje』がリリースされた。もしあなたが先の見えない世の中で窮屈な日々に疲れていて、心が浄化されるような音楽を探しているのであれば、これは間違いなくおすすめできる作品だ。

  • 2021-05-22
  • 2021-10-01

現代ジャズ最高峰の一枚!ジェイムズ・フランシーズ新作『Purest Form』

拡張を続ける現代ジャズの最先鋒のひとり、ピアニスト/作曲家ジェイムズ・フランシーズ(James Francies)の2ndアルバム『Purest Form』がブルーノート・レコーズからリリースされた。これは現在進行形のジャズを代表する凄い面々による濃密な音の洪水に驚愕する、必聴モノの作品だ。

  • 2021-05-21
  • 2021-05-21

【特集】クラシック音楽のジャズ・アップ おすすめ名盤9選

20世紀初頭にアメリカ合衆国南部のニューオーリンズで発祥したとされるジャズという音楽は、当初は西洋クラシック音楽や黒人差別への抵抗という文化的な側面を持っていた。形式にとらわれず即興演奏を中心とした自由な音楽として急速に発展していったジャズは、時代が進むにつれその自由度の高さゆえに様々なジャンルの音楽を飲み込んでいき、それらの中には当然のように、当初はジャズの対極に位置付けられていた西洋クラシック音楽もあった。

  • 2021-05-12
  • 2021-05-11

不思議な魅力を放つ異色の経歴のピアニスト、40歳にして初のリーダー作

世界的に活躍する前衛芸術家でありピアニスト/作曲家、マヤ・ドゥニエッツ(Maya Dunietz)の40歳にして初のリーダー作となるEPがイスラエルのRaw Tapesよりリリースされた。ベースにバラク・モリ、ドラムスにアミール・ブレスラーという強力なピアノトリオ編成で、ゲストには人気トランペット奏者のアヴィシャイ・コーエンも参加。プロデューサーはレーベルの主宰者リジョイサー。

  • 2021-05-09
  • 2023-10-02

若き伊女性ジャズピアニスト、ネルソン・マンデラの足跡を辿る類稀な傑作

イタリアのピアニスト、シャーデー・マンギアラシーナ(Sade Mangiaracina)の新譜『Madiba』は、アパルトヘイト撤廃を導いた南アフリカの偉大な指導者ネルソン・マンデラに捧げられている。ピアノトリオ編成を軸に、ゲストにチュニジアのウード奏者も迎え最大限の敬意をもって強い情熱と痛みに満ちたマンデラの人生を真摯に描き出す。

  • 2021-05-06
  • 2021-10-01

トルコの注目のピアニスト、チャグリ・セルテル 初のソロピアノで魅せた内なる宇宙

トルコの現代ジャズを代表するピアニスト/作曲家のチャグリ・セルテル(Çağrı Sertel)新譜『Kuytu』はピアノの機構音も生々しく収録したアンビエントなソロピアノ。エレクトロ・ジャズバンド Sonic Boom での活動や、自身のエレクトロ・ジャズ路線のアルバムの制作も並行して進めている彼が魅せるアンビエントな世界観が心地いい、わずか16分間の音楽紀行だ。