- 2020-09-30
- 2020-09-30
“ミナス新世代”注目の美人ベーシストの「父」、まさかのデビューアルバム!
ブラジル・ミナスジェライス州のシンガー・ソングライター、ムンジン・ホーシャ(Mundin Rocha)の齢60にして初となるソロアルバム『Interstício』が各デジタル配信プラットフォームでリリースされた。
ブラジル・ミナスジェライス州のシンガー・ソングライター、ムンジン・ホーシャ(Mundin Rocha)の齢60にして初となるソロアルバム『Interstício』が各デジタル配信プラットフォームでリリースされた。
ブラジルの豊かな自然にインスパイアされたギターからは、豊穣な大地の香りが漂う。ブラジルのギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメント(Fabiano do Nascimento)の『Prelúdio』(2020年)は、バーデン・パウエル直系のテクニカルかつ豊かな音楽性のギターをたっぷりと楽しめる傑作だ。
2015年、ブラジルの人気勝ち抜き歌番組で優勝し、以降MPBやボサノヴァなど日本でも馴染みの深いブラジル音楽を武器にその天性の歌声を披露し続けているペルナンブーコ州レシフェ出身の歌手、アイルトン・モンタホヨス(Ayrton Montarroyos)の2020年新譜はボサノヴァの神様ジョアン・ジルベルトが愛した古き良きサンバ歌曲集。
幾度となく来日し、日本との縁も深いブラジルの重鎮ミュージシャンたち──ジャキス・モレレンバウム(Jaques Morelenbaum, cello)、リミーニャ(Liminha, b)、トニーニョ・オルタ(Toninho Horta, g)、マルコス・スザーノ(Marcos Suzano, perc)によるスーパーユニット、Shinkansen(新幹線)始動!
サンバの巨匠マルチーニョ・ダ・ヴィラの息子トゥニコ・ダ・ヴィラ(Tunico da Vila)は偉大な父親の背中を見て育ち、そして彼もまた生粋のサンビスタとなった。2020年の新譜『Fases da Vida』は時代に日和った余計な装飾のない、それこそ完璧なサンバ・アルバムである。
ブラジル音楽のレジェンドの一人、ジョアン・ボスコ(João Bosco)の3年ぶり新譜『Abricó-de-Macaco』は、ブラジル音楽の真髄とクリエイティヴなイマジネーションに満ちた素晴らしく充実したアルバムだ。
アフリカ大陸南東部のモザンビークに生まれ、デンマークで育ち、現在はドイツ・ベルリンで活動する女性SSWナタリー・グレフェル(Natalie Greffel)のデビュー作『Para Todos』はブラジル音楽であるサンバを基調としながら、ジャズやサイケロックといった要素も盛り込んだ少し奇妙でとても面白い作品。
ブラジリアン・ジャズの礎を築いた今もなお現役のジンボ・トリオ(Zimbo Trio)のオリジナルメンバーでピアニストのアミルトン・ゴドイ(Amilton Godoy)が自らジンボ・トリオをトリビュート!
サンバやボサノヴァなどのブラジル音楽とサイケデリック・ロックを融合し、1970年代に独自の存在感を放ち後世に多大な影響を与えたブラジルの伝説的バンド、ノヴォス・バイアーノス(Os Novos Baianos)。名盤『Acabou Chorare』はブラジル音楽史上に輝く最重要作。
ジャズにクラシック、MPBやショーロなど縦横無尽に活躍するブラジルを代表するピアニスト、アンドレ・メマーリ(André Mehmari)が2020年最初に放ったアルバムは26曲入りと大ボリュームのリオ最高の詩人と称賛される早逝のサンビスタ、ノエル・ホーザ曲集だった。
2019年も年の瀬を迎えた頃、奇跡のような素晴らしいサンバ・アルバムがリリースされた。本作『Eu Sou Mulher, Eu Sou Feliz』は、ジョイス、シモーネ、レイラ・ピニェイロ、フェルナンダ・タカイ、モニカ・サウマーゾなどなど、日本でもブラジル音楽ファンの間でよく知られた女性アーティストが多数集結した夢の共演だ。
それまでにない斬新なコード進行とメロディを軽快なリズムに乗せた音楽、ボサノヴァという一ジャンルを創り上げたブラジルの偉大な作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)が残した名曲をランキング形式で特集しました。
ジュリアノ・カマラ(Juliano Camara)とエドゥアルド・ピニェイロ(Eduardo Pinheiro)による独創的なブラジリアン・ギターデュオ、Guanduo の2019年作『Música Disfarçada de Gente』は、多彩なゲストを迎えたギター音楽ファン必聴のインストゥルメンタル作品だ。
芸歴66年。ブラジル音楽界の頂点に君臨し続ける歌手エルザ・ソアレス(Elza Soares)の新譜『Planeta Fome』が9月13日にリリースされた。新作をリリースする度にファンを驚かせてきた御年82歳の音楽は、今回も強すぎる刺激に満ちている。