- 2020-10-24
- 2020-10-24
若きVib奏者ジョエル・ロス、NYジャズの新たな才能が集うブルーノート第二作
若手最高峰のヴィブラフォン奏者として様々なセッションに引っ張りだこのジョエル・ロス(Joel Ross)のブルーノート第二弾『Who Are You ?』。ヴィブラフォンの美しい音色をシャワーのように浴びるのは、なんて気持ち良いんだろう。大音量でその光のような音に浸っていたい現代NYジャズの傑作。
若手最高峰のヴィブラフォン奏者として様々なセッションに引っ張りだこのジョエル・ロス(Joel Ross)のブルーノート第二弾『Who Are You ?』。ヴィブラフォンの美しい音色をシャワーのように浴びるのは、なんて気持ち良いんだろう。大音量でその光のような音に浸っていたい現代NYジャズの傑作。
ハービー・ハンコック曰く、「彼の音楽は新鮮で、すべての人に語りかける。彼のようなヴィブラフォンの演奏はこれまでに聴いたことがない」。クインシー・ジョーンズ曰く、「これまで聴いた中で最高のヴァイブ・プレイヤーだ」。──巨匠たちからも絶賛されるフランスの若きヴィブラフォン奏者、シモン・ムリエ(Simon Moullier)のデビュー作『Spirit Song』がリリースされた。
イタリアのジャズピアノの巨匠、エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunzi)の勢いが止まらない。今年(2020年)に入って早くも4枚目のアルバム『Time's Passage』がリリースされた。ピエラヌンツィは1949年生まれだから、現在70歳を超えているはずだが、アイディアの枯渇や衰えなどは微塵も感じさせず、今作でも可憐な女性ヴォーカリストとヴィブラフォン奏者を迎え、最上級のヨーロピアン・ジャズを聴かせてくれる。
ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート(DDG4)での活躍や、若く優れた音楽家を支援するプロジェクトなど、ブラジル・サンパウロのジャズ周辺の現行音楽シーンの中心人物であるダニ・グルジェル(Dani Gurgel)の新しいプロジェクト「São Paulo Panic」。ジャズという共通言語のもと、国籍を超え集まった猛者たちの素晴らしくクリエイティヴな作品。
ヴィブラフォン/マリンバ、バストロンボーン、ドラムス/パーカッションという斬新なトリオ編成のバンド、Akagera。ジャズやアフリカ音楽、現代音楽にも強く影響されたとても新鮮なサウンド。
南米チリ出身の新鋭サックス奏者、メリッサ・アルダナ(Melissa Aldana)が現代NYジャズの俊英たちを率いて録音したアルバム『Visions』。カルテットで演奏される、硬派なジャズアルバムだ。注目の若手ヴィブラフォン奏者、ジョエル・ロス(Joel Ross)が4曲でゲスト参加している。