UKジャズの進化を加速する、サイケデリック・エレクトロJAZZ「コメット・イズ・カミング」

The Comet Is Coming - Trust In The Lifeforce Of The Deep Mystery

シャバカ・ハッチングス率いる最先端エレクトロ・ジャズ

スピリチュアルでサイケデリック。ロンドンのジャズシーンの爆発的進化の中心地にいるバンド、コメット・イズ・カミング(The Comet Is Coming)のメジャーデビュー作『Trust In The Lifeforce Of The Deep Mystery』(2019年)が最高にかっこいい。

コメット・イズ・カミングは長身から繰り出されるキング・シャバカ(King Shabaka)の轟音テナーサックス、ダナログ(Danalogue)の禍々しいシンセ、鈍器のような重いグルーヴのベータマックス(Betamax)のドラムスからなる3人組のジャズバンドだ。
奇異にも思えるそのバンド名には新しいサウンドを探究し、彼らの目的にそぐわない全ての音楽を破壊するという挑戦的な意味が込められている。

(3)「Summon The Fire」のMV。
(4)「Blood Of The Past」のライヴ演奏。

バンドは2013年にダン・リーヴァーズ(Dan Leavers, key)とマックス・ハレット(Max Hallett, dr)のエレクトロデュオ「Soccer96」 のジャムセッションにシャバカ・ハッチングス(Shabaka Hutchings, ts)が乱入したことをきっかけに結成。
2015年に最初のEP『The Prophecy』(預言)をリリースすると、英DJ Mag誌で9.5/10の高評価を得るなどたちまち各地で絶賛され話題に。
2016年にはフルアルバム『Channel The Spirits』を発表すると、これは英国の年間ベストアルバムを決めるマーキュリー賞にノミネートされた。

2019年には日本のフジロックフェスティバルにも出場を果たし、熱狂的なオーディエンスに迎えられた。

『Trust In The Lifeforce Of The Deep Mystery』の兄弟作的位置付けの『The Afterlife』より、「Lifeforce Part II」のMV。

The Comet Is Coming :
King Shabaka (Shabaka Hutchings) – tenor saxophone
Danalogue (Dan Leavers) – synth
Betamax (Max Hallett) – drums

The Comet Is Coming - Trust In The Lifeforce Of The Deep Mystery
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