天性のセンスを持ったイスラエルのSSW、アヴィヴ・ペックのデビューEP

Aviv Peck - אוסף ראשון

アヴィヴ・ペック、待望のデビュー作

イスラエルのSSW、アヴィヴ・ペックAviv Peck, ヘブライ語:אביב פק)が待望のデビューEP『אוסף ראשון』をリリースした。天性のメロディセンスと歌声を持ち、スタヴ・ゴールドベルグ(Stav Goldberg)の名盤『Songs』でもその可憐なヴォーカルを披露していた彼女の歌を堪能できる素敵な作品だ。今作ではピアノにそのスタヴ・ゴールドベルグ、ギターにオムリ・バール・ギオラ(Omri Bar Giora)といった若手の注目株が多数参加し、ジャジーな風を吹かせる。

弦や管楽器の緻密なアレンジも彼女の少し憂いを帯びた楽曲によく合い、作品を通じて長く楽しめる良質なポップスに仕上がっている。シンプルだがツボを押さえたバラード(1)「כמה קשה」(How difficult)、弦楽四重奏とエレピで伴奏する(3)「להתעורר מחלום」(To wake up from a dream)、管楽器も加わったキャッチーな(4)「געגועים」(Longing)、ブルージーな3連バラードの(5)「בכלל לא פרידה」(Not a farewell at all)、ラスト(6)「היא הייתה אומרת כן」(She would say yes)ではSSWシェリー・ザック・レヴィ(שרי זק לוי)と共演も。

(1)「כמה קשה」

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