- 2021-10-20
- 2021-10-19
カーボベルデの“黄金の歌声”、ルシベラ(Lucibela)のデビュー作
ルシベラ(Lucibela)は、ここ数年聴いた女性歌手の中でもっとも美しい声の持ち主かもしれない。海外のメディアでは彼女を称して“黄金の声”、“世界が待ち望んだセザリア・エヴォラの再来”などと最大級の賛辞を送っているが、これに異論を唱える者はいないだろう。
ルシベラ(Lucibela)は、ここ数年聴いた女性歌手の中でもっとも美しい声の持ち主かもしれない。海外のメディアでは彼女を称して“黄金の声”、“世界が待ち望んだセザリア・エヴォラの再来”などと最大級の賛辞を送っているが、これに異論を唱える者はいないだろう。
を彩る、最高にクールな音楽。スムースジャズにアフリカ音楽の文化を流し込むスーパーギタリスト、モザンビーク共和国生まれ・南アフリカで活躍するジミー・ドゥルドゥル(Jimmy Dludlu)の新譜『History In A Frame』がリリースされた。
モロッコのゲンブリ奏者/シンガーのメディ・ナスリ(Mehdi Nassouli)と、イスラエルのピアニストオムリ・モール(Omri Mor)、そしてアルジェリア出身ドラマーのカリム・ジアド(Karim Ziad)のトリオによる『Assala』は、近年世界中の音楽家や愛好家から注目を浴びるグナワ音楽と、現代ジャズの最高峰のハイブリッドな驚くべき作品だ。
独自のハイブリッドなアフリカン・パーカッション奏法を確立し、セネガルなど西アフリカで人気を確立するイスラエル出身のパーカッション/ハラム奏者のベン・エイロン(Ben Aylon)の集大成的なアルバム『Xalam』がリリースされた。変幻自在で複合的なリズムの中でいくつもの打楽器が折り重なり、弦のバズ音も魅力的なプリミティヴなハラムの響きも素晴らしい傑作だ。
西洋クラシック音楽からの強い影響と同時に、アフリカの音楽的遺産を継承するヨハネスブルグのピアニスト/作曲家、キーナン・メイヤー(Keenan Meyer)のデビュー作『The Alchemy of Living』は、南アフリカの歴史的な歩みや自身の旅の経験、人生観などを深く表現した素晴らしい作品。
南アフリカのピアニスト、ニール・ゴンサルヴェス(Neil Gonsalves)の新譜『Blessings and Blues』がリリースされた。ラテンやブラジル音楽をも取り込み自らの音楽観を拡張してきた彼だが、今作ではさらなる進化を遂げている。編成はシンプルなピアノトリオだが、多彩なリズムやハーモニー、そしてシンセなども効果的に用いたサウンドは編成以上にカラフルだ。
勇壮なアフリカのリズムと旋律、ブラジル音楽をも思わせるサウダーデ(郷愁)、おおらかな優しさを持つ声が一体となった極上のアフリカン・ポップスがここにある。アフリカ南西部に位置するアンゴラ共和国を代表するシンガーソングライター、パウロ・フローレス(Paulo Flores)の新譜『Independência』。
マリのコラ奏者バラケ・シソコ(Ballaké Sissoko)の新譜『Djourou』は、ハープやギターの原型とも言われる西アフリカの弦楽器コラの幽玄な響きがどこまでも美しい、マスターピース的な作品だ。パーカッション類を用いず、後述するゲストが奏でる楽器を除けば全てバラケ・シソコのコラのみというスピリチュアルな音楽は、この世の希望や嘆き、生きることの喜びや哀しみの全てを表現していると言っても過言ではないように、とにかく美しく深く聴こえる。
共にアンゴラを代表する音楽家であるラッパーのプロディジオ(Prodigio)とSSWのパウロ・フローレス(Paulo Flores)の強力タッグが実現した『A Bênção e a Maldição』は、一切無駄のないシンプルさが素晴らしい傑作だ。
英国の多国籍ジャズ・コレクティヴ、ヌビヤン・ツイスト(Nubiyan Twist)新譜『Freedom Fables』は超強力なアフロジャズ・ミクスチャー。多くのゲストがフィーチュアされており、これまで以上に色彩豊かな作品に仕上がっている。素晴らしい!
マダガスカル島から東へ800km、絶海の孤島レユニオン島出身のピアニスト/シンガー・ソング・ライター、メディ・ジェルヴィル(Meddy Gerville)の2020年作『Mon Maloya』は、彼の持ち味であるレユニオンの伝統音楽マロヤと、洗練されたジャズが見事に融合した傑作だ。
イスラエルのエチオジャズ・バンド、フードナ・オーケストラ(Hoodna Orchestra)の2021年新作EP『Alem Alem』がリリースされた。今作もエチオジャズ特有のいなたい五音音階が特徴的で、濃厚なグルーヴに酔いしれる好盤。
南アフリカ出身のサックス奏者、レファ・モセア(Lefa Mosea)がアルバム『Double Standards』をリリースした。2015年に自身のバンドを結成してから5年、資金難など困難を乗り越えた末の待望のデビューアルバムはアフロ・コンテンポラリー・ジャズの第一線とも言える好内容で、南アフリカ・ジャズ新世代のポテンシャルを十二分に感じ取れる作品になっている。
南アフリカの詩人/作曲家、フォモロ・セカモト(Phomolo Sekamotho)によるプロジェクト、Flex of He & Iはスポークンワードとアフリカ音楽、ジャズ、ソウル、ヒップホップなどを融合したユニークなグループだ。