- 2023-11-05
- 2023-11-20
歌手ソフィア・レイとベース奏者ホルヘ・ローダー。魂の共鳴が描き出す豊かな音の風景
アルゼンチン出身の歌手ソフィア・レイ(Sofia Rei)と、ペルー出身のベース奏者ホルへ・ローダー(Jorge Roeder)。20年におよぶ音楽的パートナーシップを築いてきた二人の、初のデュオ作『Coplas Escondidas』がリリースされた。コントラバス1本と歌というシンプルな編成で、南米音楽への愛情溢れるたおやかな音楽を創り上げている。
アルゼンチン出身の歌手ソフィア・レイ(Sofia Rei)と、ペルー出身のベース奏者ホルへ・ローダー(Jorge Roeder)。20年におよぶ音楽的パートナーシップを築いてきた二人の、初のデュオ作『Coplas Escondidas』がリリースされた。コントラバス1本と歌というシンプルな編成で、南米音楽への愛情溢れるたおやかな音楽を創り上げている。
コロンビア・ボゴタを拠点とするバンド、ムッシュ・ペリネ(Monsieur Perine)。5年ぶり新作『Bolero Apocalíptico』の全12曲のサウンドはムッシュ・ペリネらしさを失わず、さらに彼らの個性を進化させた洗練された音楽となっている。
92歳という年齢は、やはり特別に取り上げざるを得ない。歌手としてのキャリアは17歳の頃からだというからもう75年に及ぶのだが、彼女のその驚くべき歌唱力、表現力が国際的に正当に評価されたのはキャリア開始から半世紀後の1997年、67歳の頃だった。きっかけはライ・クーダー(Ry Cooder)がキューバの“忘れられた”老ミュージシャンたちと作り上げた『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』だ。
2018年作『Identidad』がラテングラミー賞「ベスト・インストゥルメンタル・アルバム賞」を受賞したベネズエラを代表するクアトロ奏者/作曲家ミゲル・シソ(Miguel Siso)。彼が2021年にリリースした3rdアルバム『Itinerante』も、南米音楽とジャズのハイブリッドな魅力に溢れた素晴らしい作品だ。
クラシックのソプラノ歌手として活躍するリア・ナヴィリア・クンチッチ(Lia Naviliat Cuncic)は、彼女の初のソロ作『Como una Flor sin Raíces』で自身のルーツであるウルグアイ、チリといった南米の音楽を深く探求し、独自の魔術的かつ優雅な世界観を描いてみせた。
ベースの名手として知られるトルコの音楽家キャミル・エルデム(Kamil Erdem)の新作『Interactions』は、楽器をベースからクラシックギターに持ち替え、ウードとパーカッションとのトリオで演じる、魅力に満ちたオリエンタル・ジャズ作品だ。
キューバのピアニストのオマール・ソーサ(Omar Sosa)と、ブラジルのシンガーソングライター/ギタリストのチガナ・サンタナ(Tiganá Santana)のデュオ・アルバム『Iroko』は、世界的にも稀に見る才能を持つ二人の音楽家による深淵な語らいが垣間見える傑出した作品だ。
ルーツ・ミュージックを自身の表現に取り入れ、近年激良作を連発しているメキシコのシンガーソングライター、ナタリア・ラフォルカデ(Natalia Lafourcade)の新作『De Todas las Flores』は、ほぼ自作曲で固められ、これまた彼女のディスコグラフィを代表しそうな素晴らしい作品だった。
アルゼンチン生まれの歌手/作曲家ロクシャナ・アメー(Roxana Amed)の新譜『UNÁNIME』は、ラテンアメリカやブラジルの作曲家たちのカヴァーを中心に、スペイン、キューバ、ペルー、コロンビア、ブラジルなどから傑出した音楽家たちを招いて制作された多様な作品となった。
米国のピアニスト/作編曲家ヨアキム・ホースレイ(Joachim Horsley)の最新作『Caribbean Nocturnes』は、ベートーヴェンやモーツァルト、ショパンなどの西洋クラシックをルンバ、ソン、ズークといったアフロ・カリビアン音楽に持ち込んでしまった野心的なプロジェクトの第二弾だ。
コロンビアのシンガーソングライター、ラウラ・オテロ(Laura Otero)が4年間の渡米経験を経てリリースした2nd『From Noche to Night』(2015年)は、バックの演奏陣をテキサス州オースティンのジャズ・ミュージシャンで固めたオーガニックで素晴らしく豊かなヴォーカル作品だ。
2年半振りにリリースされたカミラ・カベロ(Camila Cabello)の3作目の作品『Familiar』は正直、驚きの連続だった。キューバ人の父とメキシカンの母を持つ、キューバ出身のカミラの本作は、プロデューサーにエドガー・バレラ(Edgar Barrera)やチェチェ・アララ(Cheche Alara)といったラテン・ポップ界の売れっ子サウンドメイカーがクレジットされているように、メインストリームのアーティスト作品とは思えない濃度のラテンアルバムに仕上がっている。
南米出身のメンバーで構成され、オーストラリアを拠点に活動するアマル・トライブ(Amaru Tribe)の新譜『Between Two Worlds』。コロンビアの伝統的なダンス音楽であるクンビアや、ヒップホップが混ざり合った強烈なビートと個性的な作風が魅力的な一枚だ。
カナダのトロントを拠点とするコロンビア出身の音楽家、ベニー・エスゲーラ(Beny Esguerra)の『Northside Kuisi, A New Tradition, Vol. 3』は、南米の民族楽器と北米のヒップホップ文化を折衷した興味深い作品だ。