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Music

  • 2021-10-23
  • 2021-10-27

ただの天才ギタリストではなかった…ニツァン・バール、SSWとしての圧倒的才能を魅せた新譜

イスラエルのジャズギタリスト/作曲家ニツァン・バール(Nitzan Bar)の新作はなんと自身でギターを弾き語る、ロックに傾倒したアルバムとなった。しかも2枚同時リリース。『Nitz A』『Nitz B』とストレートな名前を冠されたアルバムに若き天才ギタリストの原点が垣間見える。

  • 2021-10-22
  • 2021-10-22

【PLAYLIST】ドライブのBGMに最高に合うブラジリアン・グルーヴ集

週末の楽しいドライブや、無理矢理にでもテンションを上げたいシチュエーションに最適なブラジリアン・グルーヴのプレイリストをSpotifyとApple Musicで作成しました。プレイリストの楽曲は気まぐれで随時更新されるので、お気に入りの曲はライブラリに保存してください。

  • 2021-10-22
  • 2021-11-27

驚異的なベース&歌のデュオ、ダニエル・マサ&マリア・ボロンテ『Serenata』

南米ウルグアイ出身のシンガー/ベーシスト、ダニエル・マサ(Daniel Maza)とアルゼンチン出身のシンガー/ギタリストのマリア・ボロンテ(María Volonté)のデュオによる極上のライヴアルバム『Serenata (En Vivo)』。演奏はおおよそ二人だけでやっているとは思えないほど濃密で充実しており、二人の完璧に息のあった共演は感動的ですらある。必聴の一枚。

  • 2021-10-20
  • 2021-10-19

カーボベルデの“黄金の歌声”、ルシベラ(Lucibela)のデビュー作

ルシベラ(Lucibela)は、ここ数年聴いた女性歌手の中でもっとも美しい声の持ち主かもしれない。海外のメディアでは彼女を称して“黄金の声”、“世界が待ち望んだセザリア・エヴォラの再来”などと最大級の賛辞を送っているが、これに異論を唱える者はいないだろう。

  • 2021-10-18
  • 2021-10-24

超個性派エレクトロ中東プログレジャズ、Shwesmo 渾身の新譜

イスラエル出身、現在は米国ボストンのバークリー音楽大学で教鞭を取る傍らで演奏活動を行うギタリスト/作曲家ビートメイカーのShwesmoの新譜『Trail to Now』。ジャズを学びながら、ここ数年はエレクトロニカに深く傾倒するShwesmoことヨエル・ゲニン(Yoel Genin)の集大成的な作品となっている。

  • 2021-10-16
  • 2021-10-16

ジャズクラリネットと7弦ガットギターの名手による豊潤な南米音楽集

イスラエルのクラリネット奏者アナット・コーエン(Anat Cohen)と、ブラジルの7弦ギタリスト、マルセロ・ゴンサルヴェス(Marcello Gonçalves)のデュオ作『Reconvexo』。このデュオとしては2017年のルシアール・サントス曲集『Outra Coisa: The Music of Moacir Santos』以来の2作目となる。

  • 2021-10-14
  • 2021-10-14

ノラ・ジョーンズ、初のクリスマス・アルバム『I Dream Of Christmas』をリリース

今年のベスト・クリスマス・アルバム最有力候補が登場した。ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)の新譜は初のクリスマス曲集。6曲ほどの自作/共作曲のほか、誰もが知る名曲も収録。デビュー以来変わらない優しく温かく包み込むような歌声とピアノを中心としたアコースティック・サウンドで聴く極上のクリスマス曲集となっている。

  • 2021-10-13
  • 2021-12-14

伝統音楽と現代ジャズの奇跡の邂逅。カテリーナ・ラドコヴァ×アントニオ・ロウレイロ

前作『Singularlugar: Travessia』が大きな反響を呼んだベラルーシ出身ピアニスト/シンガーのカテリーナ・ラドコヴァ(Katerina L’dokova)がより進化した姿を見せた。新譜『Mova Dreva』にはブラジルのSSWアントニオ・ロウレイロがドラムスやエレクトリック・ピアノなどで全面参加し、音楽面・音響面で大きな影響を与えている。

  • 2021-10-12
  • 2021-10-28

中東音楽に魅了されたアコースティック・ギター・デュオによる深遠な弦の響き

アラ・ギュレルが遺した写真にインスパイアされたのが、二人のギタリスト──イスタンブール育ちのエルキン・カブス(Erkin Cavus)とドイツ出身のレーントコ・ディルクス(Reentko Dirks)だ。フレットレスとフレッテッドのダブルネックのガットギターと、スティール弦のバリトンギターの豊かな響きの作品。

  • 2021-10-11
  • 2021-10-11

民族音楽のカオスな究極進化…ロシアの11人編成バンド「hodíla ízba」が凄まじい

4人の女性ヴォーカリストを擁するロシア・モスクワの11人組バンド、hodíla ízbaのデビュー作『Ходуном』はなかなか驚きに満ちた作品だ。歌詞の多くは何百年も前からロシア各地に伝わる伝承をベースにしている。彼らが伝えたいのは、伝統を継承していくことの重要性だ。

  • 2021-10-10
  • 2021-10-09

マイケル・リーグがプロデュース!偉大なペルー歌手スサーナ・バカ新譜

ペルーのディーヴァ、スサーナ・バカ(Susana Baca)の新譜『Palabras Urgentes』は、プロデュース/アレンジメントはスナーキー・パピーのマイケル・リーグ(Michael League)が務めていることでも話題になりそうな作品だ。深く丁寧に紡がれる音楽は、ゆったりとした時間の流れを約束してくれる。