• 2020-10-09
  • 2024-11-30

ブラジルのベテラン鍵盤奏者ヒカルド・バセラール、ブラジル〜ジャズを繋ぐライヴ盤

ブラジルの作編曲家/鍵盤奏者のヒカルド・バセラール(Ricardo Bacelar)のライヴ・アルバム『Ao Vivo no Rio』(2020年)は、ブルースやジャズ、そしてブラジルのポピュラー音楽であるMPBなどがふんだんに盛り込まれた彼の地でしか為し得ないと思える作品で、ブラジリアン・ジャズの魅力を知るには良い一枚だ。

  • 2020-10-07
  • 2021-01-10

ユダヤの伝統にインスパイアされた壮大な叙情詩、イスラエル・ジャズの新たな扉

2019年にリリースされたイスラエルのジャズベーシスト、ヨセフ・ガトマン・レヴィット(Yosef Gutman Levitt)のデビュー作『Chabad Al Hazman』は豪華メンバーが揃った隠れた傑作だった。そんな彼が、ユダヤの伝統に根ざした大作ダブル・アルバムを2020年9月にリリースした。

  • 2020-10-05
  • 2023-04-30

スペイン発、驚異的な歌手シルビア・ペレス・クルスが放つ伝統と革新の新作『Farsa』

2019年のブルーノート東京公演を収録したライヴ盤『MA. Live In Tokyo』を今年5月にリリースしたばかりのスペインの歌姫、シルビア・ペレス・クルスから、早くもスタジオ盤の新作が届いた。実験的な要素も交えつつも、全体的な雰囲気はカタルーニャの伝統音楽に則った落ち着いたサウンド。そしてシルビアの圧倒的な歌唱の存在感がやはり際立つ。

  • 2020-10-04
  • 2020-10-04

繊細で美しい音に浸る。ヴァイオリン/チェロ/ピアノの珠玉のヨーロッパ・ジャズ

ポーランドを代表するジャズ・ヴァイオリン奏者、アダム・バウディヒ、フランスのチェロ奏者ヴァンサン・クルトワ、そしてオランダのピアニスト、ロヒール・テルダーマンのトリオによる『Clouds』。室内楽的なアンサンブルで、それぞれの楽器の演奏・音色がどこまでも繊細で素晴らしく、楽器の匂いまで伝わってくるような臨場感がある。

  • 2020-10-03
  • 2020-10-03

北欧ジャズ×和楽器・箏の異色の美コラボ。『Poems for Orchestra』

スウェーデンのベーシスト、アンダーシュ・ヤーミン(Anders Jormin)と、同じくスウェーデンのヴァイオリニスト/歌手のレーナ・ヴィッレマルク(Lena Willemark)、そして日本の二十五絃箏奏者の中川果林(Karin Nakagawa)の3人による北欧と和文化の融合したECM傑作『Trees of Light』(2015年)の続編ともいえるのがこの2019年作『Poems for Orchestra』。

  • 2020-10-02
  • 2023-07-02

Tingvall Trio、世界のダンス・ミュージックを旅する新譜

現代ジャズを代表するピアノトリオ、ティングヴァル・トリオ(Tingvall Trio)の最新作のタイトルは、ずばり『Dance』。(1)「Tokyo Dance」に始まり、(3)「Spanish Swing」、(6)「Cuban SMS」、(7)「Arabic Slow Dance」などタイトルだけ見てもわくわくするような、世界を巡る音楽の旅。

  • 2020-09-29
  • 2020-09-27

YouTubeで大ヒット!ヘブライ語を学ぶのに最適!? な「アレフベートの歌」

ヘブライ語のアルファベット=アレフベートを歌にし、YouTubeで200万再生のヒットを記録したイスラエルの歌手ヴィクトリア・ハンナ(Victoria Hanna)。デビューアルバム『Victoria Hanna』にはその「Aleph Bet / Hoshana」や、続くシングル「22 Letters」を含む10曲を収録している。ヘブライ語を学びたい方におすすめしたいアーティストだ。

  • 2020-09-28
  • 2020-10-02

ジャズの次代を担うマリウス・ネセット&挾間美帆ビッグバンド、注目の共演作

ノルウェー出身のサックス奏者、マリウス・ネセット(Marius Neset)と、日本が誇るジャズバンド指揮者の挾間美帆(Miho Hazama)がコンダクターを務めるDanish Radio Big Bandの共演作『Tributes』。全曲がマウリス・ネセットの作曲で、ファンキーな曲からしっとりとしたスローバラードまで、優雅なビッグバンド編成で楽しめる絶品となっている。

  • 2020-09-26
  • 2020-09-26

ファビアーノ・ド・ナシメント、豊穣な大地の香りのギター音楽

ブラジルの豊かな自然にインスパイアされたギターからは、豊穣な大地の香りが漂う。ブラジルのギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメント(Fabiano do Nascimento)の『Prelúdio』(2020年)は、バーデン・パウエル直系のテクニカルかつ豊かな音楽性のギターをたっぷりと楽しめる傑作だ。