- 2020-06-26
- 2020-06-26
ブラジルを代表するSSWレニーニ、伝説的ライヴ『In Cité』の完全版をデジタルリリース
ブラジルのSSW、レニーニ(Lenine)が2004年にハミロ・ムソット、ジューサとのトリオ編成でフランス・パリで行った伝説的ライヴの完全版『Lenine In Cité (Deluxe)』が、ついにデジタルリリースされた。
ブラジルのSSW、レニーニ(Lenine)が2004年にハミロ・ムソット、ジューサとのトリオ編成でフランス・パリで行った伝説的ライヴの完全版『Lenine In Cité (Deluxe)』が、ついにデジタルリリースされた。
ハニャ・ラニ(Hania Rani)の新譜『Home』にもメンバーが参加し、近年ますます存在感を増すポーランドのピアノトリオ、イモータル・オニオン(Immortal Onion)。“不滅の玉ねぎ”というコミカルなバンド名とは裏腹に、その演奏は限りなく高度でパズルを解くような面白さがある。
もう70代も半ばだというのに異常なペースで新譜を出し続けるブラジルの職人的ピアニスト、アントニオ・アドルフォ(Antonio Adolfo)。新譜はなんとミルトン・ナシメント曲集!
アルゼンチン・コルドバを拠点に活動する女性チェリスト3人によって結成されたフロール・スール・チェロ・トリオ(Flor Sur Cello Trío)が最高だ。クラウドファンディングを通じて2018年にリリースされたデビュー作『Nido』につづき、2020年にリリースされた2ndアルバム『Andorinha』も文句なしに素晴らしい内容だった。
Animal As Leaders のドラマー、マット・ガーストカが参加した2015年作『Stars, Plants and Bugs』が話題となったフランスのベーシスト/作曲家、ルイ・ド・ミューユル(Louis De Mieulle)の新譜『Sid€show 2』。“双頭の子ども”、“小象”、“巨蠅”をテーマに据えた奇妙な楽曲群が収録されている。
これはUKの現代ジャズシーンで、もっともレベルが高く、聴くべき一枚だ。ロンドンのベーシスト、ダニエル・カシミール(Daniel Casimir)とヴォーカリスト、テス・ハースト(Tess Hirst)の共同名義によるデビューアルバム『These Days』(2019年)。
ポーランド出身の人気ピアニスト/作曲家ハニャ・ラニ(Hania Rani)。彼女の新譜『Home』では、これまでのポストクラシカルなピアノとアンビエントな音響効果に加え、初めて自身のヴォーカルをフィーチュアした曲が数曲収録されており新たな魅力を見せた。
ブラジル音楽のレジェンドの一人、ジョアン・ボスコ(João Bosco)の3年ぶり新譜『Abricó-de-Macaco』は、ブラジル音楽の真髄とクリエイティヴなイマジネーションに満ちた素晴らしく充実したアルバムだ。
クラシック音楽に止まらない活躍を見せる“世界一のチェリスト”ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)が、アメリカーナ音楽のバンド、ゴート・ロデオ(Goat Rodeo)との共演第二弾となるアルバム『Not Our First Goat Rodeo』をリリースした。このメンバーでのアルバムは2011年作『The Goat Rodeo Sessions』以来となる。
若き凄腕ギターデュオ、アントワーヌ・ボワイエ&サミュエリート(Antoine Boyer & Samuelito)の2020年作『Sonámbulo』。互いに異なるスタイルで10代前半から表舞台で活躍してきたフランスのギタリスト2人による、驚異的なデュオ作品だ。
現在進行形のジャズの象徴的なトランペッター/作曲家、アンブローズ・アキンムシーレ(Ambrose Akinmusire)の新作『on the tender spot of every calloused moment』は個人的には聴くのに体力を要するアルバムだった。音の洪水としてシャワーのように浴びるには最高なのだが、軽い気持ちで聴き流すことを許さない音楽。
イスラエルのSSW/ドラマー/パーカッショニストのイシャイ・アフターマン(Yshai Afterman)による2019年作『Naomi』は、カルテット編成のジャズバンドに男女ヴォーカルが印象的な素晴らしい作品だ。そのメンバーの多様なバックグランドから繰り出される演奏は、所謂“イスラエルジャズ”の範疇に止まらない。
スウェーデンのドラマー/作曲家が率いる人気ジャズトリオ、エミール・ブランドクヴィスト・トリオ(Emil Brandqvist Trio)の2020年最新作『Entering the Woods』。通算5作目となる今作はこれまでもその叙情的な表現力で人気を博してきたトリオが、より孤高なる深淵に到達した傑作だ。
ブラジルのピアニスト、アンドレ・メマーリ(André Mehmari)とバンドリン奏者ダニロ・ブリート(Danilo Brito)の共演作『Nosso Brasil』(2019年)はブラジルの古いショーロを中心に構成された作品だ。