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ヨーロッパ

  • 2020-05-20
  • 2020-05-20

テナーサックスとハモンドオルガンのCoolなフレンチ・グルーヴ!『Love Is Everywhere』

『Love Is Everywhere』はフランスのサックス奏者、ローラン・バルデーヌ(Laurent Bardainne)の新プロジェクト、Tigre d'Eau Douce のデビュー作。各々が派手なソロをとるでもなくグルーヴに徹したバックバンドにのせて、ブリブリと吹きまくるローラン・バルデーヌのサックスはコルトレーンやサン・ラの音楽のようにスピリチュアルだ。

  • 2020-05-12
  • 2020-05-12

フランスの気鋭ピアニスト、ポール・レイが欧州ジャズ100年の歴史をテーマに描いた傑作『Deep Rivers』

フランスのピアニスト、ポール・レイ(Paul Lay)がヴォーカリスト、イザベル・セルリング(Isabel Sörling)とベーシスト、サイモン・タイユ(Simon Tailleu)とのトリオで作った最新作『Deep Rivers』のテーマは、アメリカとヨーロッパを繋いだジャズの歴史そのもの。

  • 2020-04-29
  • 2020-09-04

ピアノ&ドラムの大傑作!欧州ジャズの伝統と革新を兼ね備えた最強デュオ作品

ポーランドのピアニスト、ヴラディスラフ・センデツキ(Vladyslav Sendecki)とドイツのドラマー、ユルゲン・シュピーゲル(Jürgen Spiegel)のデュオによる『Two in the Mirror』は、ピアノとドラムスのみという珍しい編成だが斬新な感覚と静かな感動のある知られざる傑作だ。

  • 2020-04-27
  • 2024-11-27

鬼才チェロ奏者、マチュー・サグリオが世界的音楽家たちと“物理的接触なし”に作り上げた壮大なスケールの新譜

フランスに生まれ、長らくスペインのバレンシアを拠点とするマチュー・サグリオ(Matthieu Saglio)は挑戦的なチェリストだ。彼はフランスと北アフリカを繋ぐ2018年作『Ahlam』が世界的に高い評価を受けたが、2020年の新作『El Camino de los Vientos』で世界をもっと広げた。しかも、現代的な方法で。

  • 2020-04-26
  • 2020-04-26

タンゴの精神、ヨーロッパジャズの感性。ウォルフガング・ハフナー『Kind of Tango』

ドイツのドラマー/作曲家、ウォルフガング・ハフナー(Wolfgang Haffner)の最新作は『Kind of Tango』。その名の通り南米のタンゴに焦点を当てた作品だが、楽曲のほとんどはウォルフガング・ハフナー、もしくは今回のバンドメンバーのオリジナルで所謂タンゴのアルバムとも違う独特の風情を放つ。

  • 2020-03-16
  • 2020-03-16

北欧ジャズの偉大な“Wラングレン”、夢の共演。温かみのある傑作デュオ作品

いずれもスウェーデン出身。ジャズトロンボーン奏者/ヴォーカリストのニルス・ラングレン(Nils Landgren)とピアニストのヤン・ラングレン(Jan Lundgren)、姓はたった母音一文字違いの“Wラングレン”が夢の共演。水晶、英語でいう「Cristal」の意味のアルバムタイトル『Kristallen』のとおり、北欧ジャズらしい透明感のある絶品デュオ作品だ。

  • 2020-02-29
  • 2020-02-29

ヨーロッパの辺境から現れたカリスマ的表現者、カトリ・ヴォーラント

エストニア出身のピアニスト/歌手/作曲家、カトリ・ヴォーラント(Kadri Voorand)の2020年作『In Duo with Mihkel Mälgand』はベーシスト、ミヒケル・マルガンドとのデュオ編成での趣向を凝らしたオリジナル曲のほか、マイケル・ジャクソンのカヴァー(6)「They Don't Really Care About Us」なども魅力的な意欲作。

  • 2020-02-02
  • 2022-08-07

【特集】人間業とは思えない!ジプシージャズと驚異の超絶ギタリストたち

ジャンゴ・ラインハルトが創始したジプシー音楽とジャズが融合した音楽=ジプシージャズ(マヌーシュ・スウィング)は、ザクザクと刻むギターのカッティングと超絶技巧のソロで、ギタリストたちが憧れるジャンルのひとつ。世界的に活躍するおすすめのギタリストを特集し紹介する。