- 2020-06-14
- 2020-08-08
ボサノヴァの名曲「想いあふれて」が中東音楽に!?スパイス効き過ぎイスラエル男女デュオが斬新で素敵
イスラエルの歌手イリット・デケル(Irit Dekel)と、マルチ奏者エルダッド・ジトリン(Eldad Zitrin)によるデュオアルバム『Last of Songs』は、ボサノヴァの名曲「Chega de Saudade」やジャズスタンダードなどに中東音楽のスパイスをだいぶかけすぎた、斬新なアルバム。
イスラエルの歌手イリット・デケル(Irit Dekel)と、マルチ奏者エルダッド・ジトリン(Eldad Zitrin)によるデュオアルバム『Last of Songs』は、ボサノヴァの名曲「Chega de Saudade」やジャズスタンダードなどに中東音楽のスパイスをだいぶかけすぎた、斬新なアルバム。
アルゼンチンのSSWサンティアゴ・バラヴァーレ(Santiago Baravalle)がバンティ(Banti)名義でリリースしたソロデビュー作『Proyecciones』。日本盤のフィジカルリリースも決まり、今話題となっている。
アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のマリアナ・ミチ(Mariana Michi) というシンガーソングライターが最近気になっている。私がこのアーティストを動画で初めて観たとき、彼女はOchoというバンドで全裸で歌っていた。それ以来、この表現家の魅力に取り憑かれてしまったようだ。
アルゼンチンの鬼才、フアン・ベルビス率いるグループ、Ocho の2ndアルバム『8 II』が素晴らしい。フアン・ベルビス自身が「このアルバムは2019年で最も美しく、分類することができない作品のひとつだ」と語っている通り、サウンドはロック、ジャズ、サイケ、メタル、カンドンブレ、アフロビート、エレクトロニカなどのごった煮。
2008年にApple社のMacbook AirのCM曲に起用され、一躍世界中で人気となったフランス生まれ、イスラエル育ちのSSWヤエル・ナイム(Yael Naim)の新譜『Nightsongs』はその名の通り静かな夜にぴったりのアルバムだ。
アルゼンチン出身で現在は米国NYで活動する女性歌手、フアナ・ルナ(Juana Luna)が多彩なゲストを迎え制作した2019年作『Ocean Avenue』は現代南米音楽特有の上品な風と香りの漂う、ジャジーで良質なヴォーカル作品だ。
インドネシアの首都ジャカルタ、1995年生まれのシンガーソングライター、アルディート・プラモノ(Ardhito Pramono)が凄い!20代前半とは思えない渋みのある歌声や作編曲、かつ若者らしい瑞々しい感性も兼ね備えた新世代ポップスの逸材だ。若いミュージシャンにありがちな奇を衒うような表現ではなく、シンプルに“良い音楽”を提供してくれる、今後要注目のアーティストだ。
ローファイなサウンドが魔法のようにエレクトロミュージックに馴染む「エレクトロスウィング」。そのジャンルを代表するフランスのバンド、キャラバン・パレス(Caravan Palace)が新作『Chronologic』をリリースした。
ブラジルのベテランSSW、アドリアーナ・カルカニョットの2019年作『Margem』は「海」をテーマにした作品とのことだが…プラスチックごみの海に浮かぶ彼女の姿を写したこのジャケットのアートワークに、海に対する深い尊敬の念を隠さない彼女の悲痛な心の叫びが聞こえてくるようである。
ルイーザ・ブリーナ(Luiza Brina)の新作『Tenho Saudade Mas Já Passou』は、ミナス新世代の女性シンガーらしい柔らかさが魅力的なアルバム。
ミカ・サデ(Mika Sade, מיקה שדה)というちょっと不思議な雰囲気のアーティストが創り出す音楽は、聴く人をきっと幸せにしてくれる。
現役の心臓内科医にして、美しい声を持つ歌手でもあるアン・サリー(Ann Sally)。2001年のデビュー作『Voyage』は、ジャンルに捉われず日本人の琴線に触れる名曲を、その瑞々しい感性で見事に歌い上げた傑作です。
ジェンマ・ウメットの最大の特長は、その驚くべき歌唱力だ。透明で柔らかな声質、スペインの伝統的な独特の節回し、よく伸びる高音が歌手としての魅力を最大限のものにしている。