- 2021-12-23
- 2021-12-19
ジャンルを縦横無尽!人気ヴァイオリン奏者アラ・マリキアンの新譜『Ara』
ジャンルを縦横無尽に飛び越えヴァイオリンの可能性を探求するレバノン出身のアラ・マリキアン(Ara Malikian)が自身の名を冠した新譜『Ara』をリリースした。今作もジャズ、フラメンコ、プログレッシヴ・ロック、ヒップホップなど充分すぎるほどの多様性を盛り込んだ、彼らしい破天荒な作品となっている。
ジャンルを縦横無尽に飛び越えヴァイオリンの可能性を探求するレバノン出身のアラ・マリキアン(Ara Malikian)が自身の名を冠した新譜『Ara』をリリースした。今作もジャズ、フラメンコ、プログレッシヴ・ロック、ヒップホップなど充分すぎるほどの多様性を盛り込んだ、彼らしい破天荒な作品となっている。
2019年のデビュー作が最高のフラメンコ・アルバムのひとつと絶賛されたスペインの若手ピアニスト/作曲家、チコ・ペレス(Chico Pérez)の2作目となる新譜『Continente 27』。ピアノを主役にした彼の音楽は伝統に則りながらも確かな現代性と個性で新たなフラメンコ音楽の可能性の扉を開く。
サイモン&ガーファンクルの名曲(1)「The Sound of Silence」でのあまりに美しい3分間から、名盤であることを確信した。ヴォーカル/ピアノのカロリーナ・アラバウ(Carolina Alabau)と、ヴァイオリン/ヴォーカルのエリア・バスティーダ(Elia Bastida)の初めてのデュオ盤 『Meraki』。
スペインの少年少女ジャズ楽団、サン・アンドレウ・ジャズバンド出身の人気トランペット奏者/シンガーのアンドレア・モティス(Andrea Motis)が、欧州を代表するビッグバンド、WDR Big Bandと共演した新作『Colors & Shadows』。聴いていて明るく楽しく幸せな気分になれる音楽。
これはびっくりするくらい良い作品が届いた。スペインのピアニスト/作曲家ダニエル・ガルシア(Daniel García)のトリオ新譜『Via de la Plata』。アルバムタイトル“銀の道”はスペイン南西部の都市セビリアからひたすら北上しアストルガまで約705km続くローマ時代の交易路・巡礼路のこと。
チック・コリアに“世界一のピアニスト”と称えられたトルコ出身のアイデン・エセン(Aydin Esen)が、国境を越えた3人の若手奏者を率いてスタートさせた新しいプロジェクト「Ayna Veer」。ここにはジャズの即興演奏の醍醐味が詰まっている。
デビューシングル「Loca」を聴いて気になっていたスペインの二人組バンド、ムンド・ディヴィーノ(Mundo Divino)が、待望のデビューアルバム『En el mismo reloj』をリリースした。ギターやフレットレスベース、カリンバなどを担当するエルカリンベロ(elcalimbero)と、ヴォーカルのマリア・デル・タンゴ(Maria del Tango)の二人組。
スペインのベーシスト/作曲家、パブロ・マルティン・カミネロ(Pablo Martín Caminero)がリーダーを務める『Al Toque』は、フラメンコに欠かせないギターを排し、ピアノ、コントラバス、パーカッションのピアノトリオで演奏された興味深いフラメンコ作品だ。
2015年にバルセロナで結成された全員女性の11人組、バルカン・パラダイス・オーケストラ(Balkan Paradise Orchestra, 通称:BPO)は、大所帯によるジプシーブラス直系の迫力あるサウンドと、女性バンドならではの華やかなステージでの立ち振る舞いがとても魅力的なバンドだ。
近年急速に注目を浴びるスペイン出身のギタリスト/シンガーソングライターのラウ・ノア(Lau Noah)が待望のソロデビューアルバム『3』をリリースした。格調高いクラシックギターの奏法で弾き語る彼女の音楽は技術的に唯一無二なだけでなく、芸術的であたたかな優しさが宿る。
2010年代のバルセロナ・ミクスチャーのシーンを代表する10人組バンド、チャランゴ(Txarango)。新型コロナ禍のため2020年に予定されていたファイナル・ツアーは中止に。その“悲しみとショックを補うため”、同国の音楽シーンを代表する50組以上のアーティストを招き彼らの代表曲を再録音し、2枚組のアルバム『El Gran Ball』として完成させた。
フラメンコにジャズを持ち込み、さらにクラシック、プログレ、エレクトロニカなどのスパイスも効かせた音楽性が魅力的なスペインのバンド、セルヒオ・デ・ロペ(Sergio de Lope)が、6年ぶりの2ndアルバム『Ser de Luz』をリリースした。
スペイン生まれ、ロンドンで活躍するトランペッター、ミゲル・ゴロディ(Miguel Gorodi)をリーダーとするノネット(九重奏)のデビュー作『Apophenia』は、緻密で丁寧なアレンジによって9人の奏者それぞれが複雑に絡み合うアンサンブルが、まるで幾何学模様のような不気味な美しさを湛える知られざる良盤だ。
スペインのシンガーソングライター、ナチョ・カサド(Nacho Casado)の2ndアルバム『Amor, Música & Lágrimas』がSNSのタイムラインでちょっとした話題だ。ボサノヴァを基調とした曲調は洗練されているが、演奏とサウンドには良い意味での粗さや勢いもあり、どことなく60年代を思わせる雰囲気が楽しい。