新鋭ジャズユニット、エミール・ロンドニアン “UKジャズの過去15年間を総括する” 初のフルアルバム

Emile Londonien - Legacy

仏ストラスブール発のトリオ、Emile Londonien 初フルアルバム

目覚ましい活躍を見せるフランス・ストラスブールのジャズユニット、エミール・ロンドニアン(Emile Londonien)が初のフルレンス・アルバム『Legacy』をリリースした。シングルを除くと2021年のEP『Emile Londonien』、そして当サイトでも紹介した2022年のEP『Jazz Contenders』に続く3枚目の作品で、多彩なゲストを迎えUKのジャズシーンとも呼応するサウンドが特徴的だ。

英国のDJ/プロデューサーのジャイルス・ピーターソンに“英国のジャズの過去15年を凝縮した”と言わしめた彼らの音楽は、ドラムスとベースの芯の強いグルーヴと、ヒップホップやエレクトロニック・ジャズの分野でも活躍する鍵盤奏者ミドヴァ(Midva)ことニルス・ボイニー(Nils Boyny)の浮遊感のある白玉がとてつもなく心地よい。
今作ではトランペット奏者アントワーヌ・ベルジュー(Antoine Berjeaut)やサックス奏者のレオン・ファル(Leon Phal)など国際的な名手をゲストに迎え、さらに現行ジャズ・シーンのなかでの存在感を高めるであろう注目作となっている。

(1)「Legacy」

ストラスブール音楽院で学んだ3人のミュージシャンは、ドラマーのマシュー・ドラゴ(Matthieu Drago)が共同設立したOmezisが主催するイベントで出会った。2020年、イギリスのシーンにオマージュを捧げるスタジオセッションを開催。エミール・ロンドニアンというバンド名は、彼らが影響を受けたイギリスのシーンと、フランスの偉大なサックス奏者エミール・パリジャン(Emile Parisien)への敬意を表しており、自然発生的に生まれたものであった。

Emile Londonien :
Matthieu Drago – drums, percussions
Nils Boyny a.k.a. Midva – piano, Rhodes, synths
Théo Tritsch – bass

Guests :
Remy Arneas – Percussion (1, 6, 9)
Antoine Berjeaut – trumpet (1, 9)
Sven Boyny – viola (9, 10)
Loïse Campagna – flute (2, 9, 10)
Lara Issa – vocals (6, 7)
Kuna Maze – synth, dub siren (7)
Leon Phal – saxophone (1, 9)
Jeremie Revel – guitars (4, 9, 10)

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