- 2019-08-17
- 2023-02-08
エレクトロ×フラメンコ×バイアォンの壮絶なカオスを体感せよ!
オホス・デ・ブルッホで新たなワールドミュージックの形を提示してみせたDJ Pankoが次に考えたのは、ブラジルの多彩なリズムと、ジプシーたちの魔法のようなバルカン音楽と、スペインが誇るフラメンコ音楽をエレクトロニカやVJと融合させることだった。
オホス・デ・ブルッホで新たなワールドミュージックの形を提示してみせたDJ Pankoが次に考えたのは、ブラジルの多彩なリズムと、ジプシーたちの魔法のようなバルカン音楽と、スペインが誇るフラメンコ音楽をエレクトロニカやVJと融合させることだった。
レアンドロ・マイアとアンドレ・メマーリの共演作『Suíte Maria Bonita e Outras Veredas』は、優しさと詩情が滲み出るレアンドロ・マイアの歌も、アンドレ・メマーリによる巧みな編曲やピアノ演奏も、すべてが最高オブ最高である。
70歳を超えた現在も精力的に活動を行なっている彼が2019年に発表した最新作『Samba Jazz Alley』はかつてブラジルで一大ムーブメントになったジャズサンバの幸せな再来だ。
ルイーザ・ブリーナ(Luiza Brina)の新作『Tenho Saudade Mas Já Passou』は、ミナス新世代の女性シンガーらしい柔らかさが魅力的なアルバム。
日本を代表するインストバンド、ショーロクラブが、7人の素晴らしい歌手たちを迎え2011年に発表した『武満徹ソングブック』は、日本を代表する作曲家である武満徹の芸術的でありながらも普遍的な美しい音楽の魅力を、最高の形で現代に蘇らせた名作だ。
ピシンギーニャ、エルネスト・ナザレー、ジャコー・ド・バンドリンの名曲を地中海ジャズで表現。イタリア出身のジャズクラリネットの名手、ガブリエーレ・ミラバッシ(Gabriele Mirabassi)の『1 - 0』は、優雅なティータイムにもぴったりの音楽だ。
イタリアのジャズクラリネット奏者、ガブリエーレ・ミラバッシ(Gabriele Mirabassi)と、ブラジルの作曲家/ギタリストのギンガ(Guinga)のデュオ作『Graffiando Vento』。ときに“変態的”と賞賛されるギンガの名曲の数々を、表情豊かなジャズクラリネットが歌い上げる傑作だ。
ガラス製のマリンバや塩ビ管を連ねた打楽器、弓で奏でる謎の弦楽器など多数の創作楽器で魅力的な音楽を奏でるウアクチ(Uakti)というグループと、彼らの実際の演奏動画の紹介。
ブラジルを代表する女性歌手の夢の結晶。ジャニ・ドゥボッキが2008年にリリースした19作目となるアルバム『Canção da Espera』は、彼女がそれまでも度々歌ってきたエグベルト・ジスモンチの楽曲集だ。
発売から半世紀。今も色褪せない名盤と、その主役であるピアニストを襲ったあまりに悲しい物語を紹介しよう。物語の主人公は、1941年生まれのブラジルのピアニスト、テノーリオ・ジュニオール(Tenório Jr.)。
現役の心臓内科医にして、美しい声を持つ歌手でもあるアン・サリー(Ann Sally)。2001年のデビュー作『Voyage』は、ジャンルに捉われず日本人の琴線に触れる名曲を、その瑞々しい感性で見事に歌い上げた傑作です。
遠い遠い異国の海や自然、そこに生活する人々の営み、そしてモルナの流れを汲む彼の地の音楽を、もっとも魅力的な形で伝えてくれた歌手と作品がマイラ・アンドラーデ(Mayra Andrade)の2006年のデビュー作『Navega』だった。
米国LA出身のミア・ドイ・トッドの『Floresta』は全編ポルトガル語のブラジル音楽曲集。ジョイス、A.C.ジョビン、トン・ゼー、カエターノ・ヴェローゾ、ミルトン・ナシメントといった世界的なアーティストの、適度な知名度のステキ楽曲の野心的なカヴァー集だ。
カーボベルデ出身の歌姫マイラ・アンドラーデ(Mayra Andrade)の2019年の新作『Manga』。独特のサウダーデはそのままに、サウンド面で大きな進化を見せた魅力的なオトナの音楽。