- 2022-03-08
- 2022-03-07
北欧ジャズの旗手ヘルゲ・リエン、美しき遺産への再訪『Revisited』
ノルウェーのピアノトリオ、ヘルゲ・リエン・トリオ(Helge Lien Trio)の待望の最新作『Revisited』がリリースされた。タイトル「再訪」が示すとおり、トリオの20年の軌跡を辿りつつ、過去に演奏した楽曲を現在の視点から捉え直し、再構築するというコンセプトの作品だ。
ノルウェーのピアノトリオ、ヘルゲ・リエン・トリオ(Helge Lien Trio)の待望の最新作『Revisited』がリリースされた。タイトル「再訪」が示すとおり、トリオの20年の軌跡を辿りつつ、過去に演奏した楽曲を現在の視点から捉え直し、再構築するというコンセプトの作品だ。
グレゴリー・プリヴァ(Grégory Privat)のピアノには魔法が宿っている。このマルティニーク出身の天才の音楽には、カリブ海の太陽の恵みと、大海原の向こうにある未知の世界への希望が灯る。
スウェーデンのピアノトリオ、Trio X of Swedenの 『Trad. Arr』はそのタイトル通り、伝統曲をジャズのピアノトリオで再構築した作品だ。全編北欧らしい美旋律のオンパレードで、腰を据えてじっくり聴くもよし、リラックスした時間のBGMにふんわりと流すもよしの万人におすすめしたいアルバム。
ジョヴァンニ・ミラバッシ(Giovanni Mirabassi)があの伝説的なソロピアノ名盤『Avanti!』から20年を経て録音したソロ作『Pensieri isolati』。やはり、極めて才能のある音楽家にはソロというフォーマットが最適なのかもしれない。
古今東西の名曲を美しいヨーロピアン・ジャズで演ずるイタリアのピアニスト、エンゾ・オレフィス(Enzo Orefice)の『Talking About Jazz』シリーズは、2021年からデジタル配信が開始され、すでに5枚のシリーズEPがリリースされている。
スウェーデンのピアニスト、ヨエル・リュサリデス(Joel Lyssarides)のピアノトリオ作品 『Stay Now』。 名門ACTからリリースされた彼自身3枚目のアルバムとなる今作は、北欧ジャズの新星を強く印象づける詩的で美しい内容で、彼のキャリアにとっても大きな飛躍の一枚となるだろう。
Obomanこと木管奏者のジャン=リュック・フィヨン(Jean-Luc Fillon)と、ディジュリドゥ奏者のオセロ・ラヴェス(Othello Ravez)によるジャズ・オーボエとディジュリドゥという珍しい編成のアルバム『Obodji』。スタンダードとオリジナルを半々ずつ計10曲、なかなか面白い音楽体験ができるジャズ作品だ。
前作『Finding Seagulls』(2020年)が絶賛されたデンマークのピアノトリオ、Little Northの新譜 『Familiar Places』がリリースされた。優れた詩情を醸す北欧ジャズのテイストはそのままに、今作では初めてエネルギッシュなギターと温かみのあるトランペットというゲストも得てトリオの新たな地平を開拓した意欲作となっている。
抒情的な表現が魅力のスペイン・カタルーニャ出身のピアニスト/作曲家リュイス・カプデビラ(Lluis Capdevila)の新譜『Social』は、近年のジャズのピアノトリオ作品の中でも注目されるべき一枚だ。ペトロス・クランパニス(b)、ルカ・サンタニエロ(ds)参加。
ドラマーのルイ・ムタン(Louis Moutin)、ベーシストのフランソワ・ムタン(François Moutin)の兄弟と、サックス奏者ジョウィー・オミシル(Jowee Omicil)によるトリオ作品『M.O.M』。三者が対等に自由な即興を通じて、目には見えない“対話”を積み重ねてゆく。
マット・カーマイケル(Matt Carmichael)は1999年生まれのサックス奏者/作曲家。音楽院のジャズコースで即興、作曲、編曲の3つの賞すべてを受賞した最初の学生という新星だ。2021年にアルバム『Where Will the River Flow』でデビューし絶賛された今大注目のアーティストだが、その作品を聴いてみて納得した。
デンマークの新進ヴォーカル・アンサンブル、アンサンブル・エッジ(Ensemble Edge)の『Dimma』は、ピアノトリオと透明感のあるヴォーカルを中心に、北欧やロシアの民謡とジャズを結び合わせる美しい音楽が展開される。スウェーデンの伝説的ジャズピアニスト、ヤン・ヨハンソン(Jan Johansson, 1931 - 1968)へのトリビュート作品。
ドイツの名門ビッグバンド、SWR Big Band がスウェーデンのサックス/フルート奏者マグヌス・リングレン(Magnus Lindgren)を主役のソリストに、そしてアレンジャー/ピアニストとしてジョン・ビーズリー(John Beasley)を迎え、モダンジャズの巨匠チャーリー・パーカーが作曲・愛演した名曲群を録音した新作『Bird Lives』。
北欧ジャズ(Nordic Jazz)とは、その名の通り北ヨーロッパ出身の音楽家によって演奏されるジャズのことで、メロディーやハーモニーの響きが美しく、心が洗われるような透明感が特徴的です。いわゆるスウィングと呼ばれる跳ねたリズムは北欧ジャズではほとんど見られず、緊張感よりも抒情性を重視した演奏が典型的です。