伊ピアニストのエンゾ・オレフィス、流麗なピアノが幸せに弾むジャズEPシリーズ

Enzo Orefice Trio - Talking About Jazz

Enzo Oreficeによる古今東西名曲ジャズアップ『Talking About Jazz』

古今東西の名曲を美しいヨーロピアン・ジャズで演ずるイタリアのピアニスト、エンゾ・オレフィス(Enzo Orefice)の『Talking About Jazz』シリーズは、2021年からデジタル配信が開始され、すでに5枚のシリーズEPがリリースされている。
セレクトされた楽曲はジャズのスタンダード、ポップスや映画音楽の名曲などいずれも絶妙な選曲で、多くの音楽ファンに訴求できる内容で、優れたヨーロッパのジャズを聴きたい方にとっては魅力的な作品となっている。

最新作の『Talking About Jazz, Pt. 5』では、シコ・ブアルキ(Chico Buarque)の(1)「Oh Che Sarà」や、ズッケロ(Zucchero)の(3)「Hey Man」といった名曲を流麗なタッチでプレイ。彼のピアノは全体的に明るい印象が強く、ハッピーな気持ちにさせてくれる。

ブラジルのSSW、シコ・ブアルキの名曲(1)「Oh Che Sarà」(原題:O Que Será)

エンゾ・オレフィスは1972年イタリア・ナポリ生まれ。音楽教師だった母の影響を受け幼い頃からピアノを弾いていた。90年代の後半からジャズを志すようになり、エンリコ・ピエラヌンツィやマウロ・グロッシといった同郷の偉大なピアニストたちの指導のもと学んでいる。
これまでに西洋クラシック音楽のジャズアップ『The Old Standards』(2008年)や、エリック・クラプトンの「Tears in Heaven」のカヴァーなどをリリースしてきた。

イタリアのSSW、ヴァスコ・ロッシ作の(4)「Albachiara」
Enzo Orefice Trio - Talking About Jazz
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