- 2020-01-19
- 2024-04-10
2020年、ムソルグスキー『展覧会の絵』への不思議で幸せな再訪
エストニア生まれのピアニスト、クリスチャン・ランダル(Kristjan Randalu)と米国のサックス奏者、デイヴ・リーブマン(David Liebman)による2020年作『Mussorgsky Pictures Revisited』は、ロシアの作曲家ムソルグスキーの代表作「展覧会の絵」のアヴァンギャルドな新解釈だ。
エストニア生まれのピアニスト、クリスチャン・ランダル(Kristjan Randalu)と米国のサックス奏者、デイヴ・リーブマン(David Liebman)による2020年作『Mussorgsky Pictures Revisited』は、ロシアの作曲家ムソルグスキーの代表作「展覧会の絵」のアヴァンギャルドな新解釈だ。
現代ジャズをアップデートし続ける気鋭アーティストの双頭名義による2019年作『Moving Cities』は、ジャズやヒップホップ、ファンクといった音楽性のベクトルを共にする二人の共演が見事に効果的に作用したエキサイティングなライヴ録音盤だ。近年、あらゆる種類の音楽を吸収することが進化の原動力となっているジャズの最先端の熱量を肌で感じられる。
北欧ジャズを代表するベース/チェロ奏者、ラーシュ・ダニエルソン(Lars Danielsson)のバンドプロジェクト、Liberetto が始動したのは2011年。ジャズという世界共通言語のもと、国籍を越えて集まったメンバーがヨーロッパ・ジャズの真骨頂ともいえる音楽を美しく結実させた。
イタリア出身でロンドンを拠点に活動する作曲家/ピアニストのマリア・キアラ・アーギロ(Maria Chiara Argirò)の2019年作『Hidden Seas』はジャズ、エレクトロニカ、プログレといった音楽の美味しいところを全て取り込んだ凄まじい音楽作品だ。
『Across the Sea』は米国のベテランピアニスト、ケヴィン・ヘイズ(Kevin Hays)とイタリア出身の女性歌手キアラ・イッツィ(Chiara Izzi)の双頭名義による極上のヴォーカル作品。
ロンドンのジャズ/ワールドミュージックシーンで最も優れたチェリスト/作曲家として知られるシャーリー・スマート(Shirley Smart)は、イスラエルのエルサレムで10年間中東音楽を学ぶなど、異常に多彩な経歴を持つ女性音楽家だ。
フランス在住のピアニスト/作曲家、ステファン・ツァピス(Stéphane Tsapis)がピアノトリオ+パーカッション+女性ヴォーカル/コーラスの『Le Tsapis Volant』と、微分音ピアノ“オリエンタルピアノ”を用いたソロピアノ『Le Piano Oriental』の2作品を同時リリース。西洋と中東の音楽文化を繋ぐジャズの金字塔。
「黒い瞳」「モスクワの夜」「トロイカ」など、ロシアの名曲を収録したウラジミール・シャフラノフ(Vladimir Shafranov)の2015年作『ロシアより愛をこめて』の紹介記事です。
ヤロン・ヘルマンの2019年作『Songs of the Degrees』は、この異色のピアニストの集大成ともいうべき作品だ。ピアノトリオという聞きやすいフォーマットで彼独特の風景描写的なピアノを聴かせてくれる。
元エスビョルン・スヴェンソン・トリオ(e.s.t.)のベーシスト、ダン・ベルグルンド(Dan Berglund)率いるジャズ/ポストロックバンド、トンブルケ(Tonbruket)が新作『Masters of Fog』をリリースした。
ギリシャ出身の注目のベーシスト、ペトロス・クランパニス(Petros Klampanis)の新作『Irrationalities』は地中海の香り漂うピアノトリオ作品。タイトルの意味は“不合理”だ。
キンガ・グゥイク(Kinga Głyk)は、1997年ポーランド生まれのベーシスト。SNSで新曲「Joy Joy」のミュージック・ヴィデオが話題になっている。
オーストリアの首都ウィーンは、モーツァルトやベートーヴェンなど多くの作曲家が活躍した“音楽の都”だ。今日紹介するデュオ、バルトロメイビットマン(BartolomeyBittmann)の二人も、そんなクラシック音楽の中心地で育ってきた。
現代的なサウンドで人気の英国マンチェスターのジャズトリオ、ゴーゴー・ペンギン(GoGo Penguin)の最新EP『Ocean In a Drop (Music For Film)』は、カルト的な人気を誇る1982年の映画『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界』(Koyaanisqatsi)にインスピレーションされた作品だ。