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Jazz

  • 2020-01-03
  • 2020-01-03

ハンマーダルシマーの超絶技巧に魅了される個性派バンド、House of Waters

アメリカのジャズトリオ、ハウス・オブ・ウォーターズ(House of Waters)は非常にユニークな存在だ。彼らの音楽を聴けば、まずその非常にきらびやかなサウンドに耳を奪われるだろう。彼らは3人編成だが、特徴はなんといってもバンドメンバーのMax ZTが超絶技巧で演奏する楽器「ハンマーダルシマー」だ。

  • 2020-01-01
  • 2025-12-22

UKジャズシーンに嵐を起こす!? 暗黒エレクトロJAZZの新たな才能

イタリア出身でロンドンを拠点に活動する作曲家/ピアニストのマリア・キアラ・アルジロー(Maria Chiara Argirò)の2019年作『Hidden Seas』はジャズ、エレクトロニカ、プログレといった音楽の美味しいところを全て取り込んだ凄まじい音楽作品だ。

  • 2019-12-31
  • 2023-03-19

超強烈な現代アフロジャズ!MABUTA(まぶた)の凄まじい音楽

南アフリカのジャズバンド、MABUTAはシェーン・クーパーのベースを中心に、ピアノ(キーボード)、ドラムス、サックス、トランペットというクインテット編成。2018年作『Welcome to This World』は、たった5人のバンド編成ながらラージアンサンブルをも思わせるダイナミックなサウンドで世界の度肝を抜いた。

  • 2019-12-28
  • 2019-12-28

かつて『マリオカート64』の驚きの演奏で話題となったSAX奏者Chase Baird、豪華メンバーによる待望の2ndアルバム

米国のサックス奏者チェイス・ベアード(Chase Baird)の2019年作『A Life Between』は、ブラッド・メルドー(Brad Mehldau, p)やアントニオ・サンチェス(Antonio Sanchez, ds)など現代NYジャズを代表するミュージシャンが参加した傑作。太く重く、かつ洗練された知的なソロを吹くチェイス・ベアードに、これからのジャズへの期待を強く感じずにはいられない。

  • 2019-12-28
  • 2021-12-14

ジャズ、クラシック、民俗音楽が神秘の融合。カテリーナ・ラドコヴァの音楽が美しすぎる

ジャズやクラシック、民俗音楽などが同居した有機的な音楽性が特徴のベラルーシ出身・ポルトガル在住の作曲家/ピアニスト/歌手のカテリーナ・ルドコヴァ(Katerina L'dokova)の2019年新作『Singularlugar: Travessia』は、その多様な音楽的バックグラウンドに裏打ちされた驚くほど上質なアルバムだ。

  • 2019-12-22
  • 2019-12-22

ジャンルを超えた音楽の悦び。名ギタリスト、ベルタ・ロハスによるブラジル名曲集

パラグアイ出身で主にクラシックの分野で活躍するギタリスト、ベルタ・ロハス(Berta Rojas)がブラジル音楽に挑んだ2017年作『Felicidade』は、日本ではあまり知られていないがクラシックギターとブラジル音楽、さらにはジャズの架け橋となる名盤だ。アルバムにはトッキーニョやイヴァン・リンス、ジルベルト・ジルといったブラジル音楽の頂点にいる音楽家たちもゲスト参加。

  • 2019-12-19
  • 2019-12-19

全ギターファン必聴!キケ・シネシ、7弦/10弦ギター、チャランゴ等で表現する独奏新譜

アルゼンチンの作曲家/ギタリスト、キケ・シネシ(Quique Sinesi)の2019年新譜『Corazón Sur』は、全曲オリジナル、そして彼自身のギター独奏による作品。ほとんどが7弦ギターの演奏だが、曲によっては10弦ギターやフレットレスギター、さらにはアンデス地方の伝統的な弦楽器チャランゴ、ロンロコの演奏も聴くことができる。

  • 2019-12-15
  • 2019-12-15

グラミー賞候補!南米チリ出身の注目女性サックス奏者メリッサ・アルダナ

南米チリ出身の新鋭サックス奏者、メリッサ・アルダナ(Melissa Aldana)が現代NYジャズの俊英たちを率いて録音したアルバム『Visions』。カルテットで演奏される、硬派なジャズアルバムだ。注目の若手ヴィブラフォン奏者、ジョエル・ロス(Joel Ross)が4曲でゲスト参加している。

  • 2019-12-13
  • 2021-02-20

現代ブラジル・ギター界最高峰、ルイス・レイチによる美しすぎる傑作『Vento Sul』

強者ひしめくブラジルのギター界において、ルイス・レイチ(Luis Leite)の才能は間違いなく最高峰だ。それなのに日本での知名度はイマイチで、あまり話題にのぼることがない。今回はそんな不遇のギタリストが、現代のブラジル音楽界の最高の仲間たちと創り上げた2017年の傑作『Vento Sul』を紹介したい。タイトルは、「南の風」の意味だ。

  • 2019-12-10
  • 2022-07-30

南インドにルーツを持つベーシスト、ハリシュ・ラガヴァンがJAZZに刻んだひとつの歴史

2007年にイリノイ州からニューヨークに到着して以降、カート・エリングやアンブローズ・アキンムシーレ、ウォルター・スミス3世、ヴィジェイ・アイヤー、エリック・ハーランド等々数多くのアーティストと共演を重ねてきた稀代のベーシスト、ハリシュ・ラガヴァン(Harish Raghavan)による待望の初リーダーアルバム『Calls for Action』がリリースされた。