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Jazz

  • 2022-01-10
  • 2022-01-10

エロン・テルグマン&アヴィ・アドリアン。イスラエル巨匠ジャズマンによるカルテット作

ギタリストのエロン・テルグマン(Elon Turgeman)と、ピアニストのアヴィ・アドリアン(Avi Adrian)。まだ“イスラエルジャズ”が国際的に広く注目を浴びる前からイスラエル国内で長く活躍するジャズの第一人者である二人が、ヨライ・オーロン(b)とオフリ・ネヘミヤ(ds)を迎えたカルテット好盤『Twins』。

  • 2022-01-09
  • 2022-01-09

ゲンブリ奏者が放つエレクトロジャズ×グナワ。ルーツの探求と進化の追求を選んだシャイ・ハザンの音楽

イスラエル・テルアビブを拠点に活動するベーシスト/ゲンブリ奏者シャイ・ハザン(Shay Hazan)がアコースティックなジャズ・クインテット作『Nuff Headlines』に続きリリースした『Reclusive Rituals』は、感度抜群のエレクトロジャズ×グナワミュージックだ。

  • 2022-01-08
  • 2022-01-08

巨匠セルジオ・ヒカルドの芸術精神を受け継ぐ二人の子供、それぞれのソロデビュー

新型コロナ禍で亡くなったセルジオ・ヒカルド。偉大なピアニスト/SSWであり、映画監督や俳優としても活躍した彼の功績は計り知れないが、没後1周年が経過した2021年、彼の娘であるマリーナ・ルトフィと、息子であるジョアン・グルジェルがそれぞれ父親の文化的遺産を受け継いだ素晴らしい音楽作品を完成させた。

  • 2022-01-06
  • 2022-01-06

WDR Big Bandでも活躍するピアニスト、ビリー・テストのデビュー作

ビリー・テスト(Billy Test)というピアニストの名前は、まだほとんど知られていないかもしれない。米国ペンシルベニア州出身で、演奏家/作編曲家と音楽教育者、そしてドイツの名門ビッグバンド、WDR Big Bandのピアニストとしても活動している。

  • 2022-01-03
  • 2022-01-03

多数の旬な音楽家が参加したスコット・キンゼイ&メル・サルのデュオ作『Adjustments』

ジョー・ザヴィヌルの最後の愛弟子として知られる鍵盤奏者スコット・キンゼイ(Scott Kinsey)と、シンガーソングライターのメル・サル(Mer Sal)の双頭名義によるアルバム『Adjustments』は、これまでインストゥルメンタル作品を中心に発表してきたキンゼイにしては異色の作品だ。

  • 2021-12-29
  • 2023-03-18

アンビエント・ジャズの鬼才デヴィッド・ビニー、現代JAZZのキーマンを迎えた新譜

米国のサックス奏者/作曲家デヴィッド・ビニー(David Binney)の2021年作『Aerial 2』は、ゲストにマーク・ジュリアナやアントニオ・ロウレイロといった現代ジャズを代表するミュージシャンたちを迎え、シンセを多用した繊細で広がりのある恍惚のサウンドが展開される。

  • 2021-12-27
  • 2022-01-13

エモーショナルな歌声にクールなサウンド。究極のバランス感覚を体現する日本語JAZZのニュースタンダード。

12月にデビュー15周年を記念したカバーアルバム『App Standard』をリリースしたジルデコイ・アソシエーション(JiLL-Deecoy association)、通称ジルデコ。松任谷由美からyamaの「春を告げる」(!)まで振り幅の広いカバーを披露した最新作ではなく、今回はジルデコ史上個人的最高傑作の『ジルデコ4~Ugly Beauty~』をご紹介したい。

  • 2021-12-26
  • 2024-09-23

フランス現代ジャズシーンの才女ドラマー、アン・パセオの傑作『Bright Shadows』

フランスのドラマー/作曲家アン・パセオ(Anne Pacéo)の6枚目のアルバム『Bright Shadows』は、成熟の域に達しつつもさらに表現力を拡張し続ける稀代のアーティストのこれまでの最高傑作だ。所謂ジャズを軽々と飛び越え、力強く重厚なリズムと電子楽器/電気楽器を大胆にミックスしたサウンドに風光明媚なヴォーカルを乗せる。

  • 2021-12-25
  • 2021-12-21

世界中から名手集う一大ジャズファンク・セッション。Alp Ersönmez『Cereyanlı』

トルコのベーシスト/作曲家アルプ・エルソンメス(Alp Ersönmez)の『Cereyanlı』レコードのA面とB面というコンセプトで2枚に分かれたエレクトロ・ジャズ・ファンクだ。トルコのジャズ界を代表するミュージシャンが多数参加しているだけでなく、各国から多彩なゲストが参加。ベースがうねりパーカッションが猛るグルーヴィーなジャズファンクが熱く繰り広げられる。