- 2021-06-07
- 2023-03-26
ロシア発のバルカン・ブラス!妖艶な高揚感が魅力のBubamara Brass Band
アレクサンダル・カシュタノフ率いるブラスバンド、ブバマラ・ブラスバンド(Bubamara Brass Band)は2005年の結成以来、一貫して本物のバルカン音楽を追求してきた。バンド名の「ブバマラ(Bubamara = てんとう虫)」はもちろんエミール・クストリッツァ監督の映画『黒猫・白猫』のヒロインのニックネームから取られている。
アレクサンダル・カシュタノフ率いるブラスバンド、ブバマラ・ブラスバンド(Bubamara Brass Band)は2005年の結成以来、一貫して本物のバルカン音楽を追求してきた。バンド名の「ブバマラ(Bubamara = てんとう虫)」はもちろんエミール・クストリッツァ監督の映画『黒猫・白猫』のヒロインのニックネームから取られている。
世界で最も治安が悪いとされ、政治と経済の混乱が続く南米ベネズエラ出身の3人の若く優れたミュージシャンたち──ドラマーのオレステス・ゴメス(Orestes Gómez)、ピアニストのガブリエル・チャカルヒ(Gabriel Chakarji)、そしてベーシストのフレディ・アドリアン(Freddy Adrian)によるトリオ作『Ciclos』がリリースされた。
ドイツ・ベルリン生まれの作曲家/サックス奏者/シンガーのファビア・マントウィル(Fabia Mantwill)が、自身の管弦楽団を率いて初のアルバム 『Em.Perience』を発表した。ジャズ・オーケストラと西洋のクラシック音楽に根ざしつつ、アフリカの伝統音楽にも強く感化された壮大な作品で、カート・ローゼンウィンケルやニルス・ラングレンも参加している。
イスラエルの地に謎めいた集団、ファンキーリシャス・アンド・ザ・タイムトラベラーズ(Funkylicious and the TimeTravelers)が降臨した。彼らは銀河系に愛の言葉とファンクを広めるために宇宙の彼方からやって来た非人間のギルドだという。最後のファンカティアであり、卓越したベーシストであるファンキーリシャス(Funkylicious)は現代社会に生きる人々特有の孤独に抗うため、銀河中のステージを渡り歩いてきた。
パキスタン出身で現在はニューヨークを拠点に活動する歌手/作曲家アルージ・アフタブ(Arooj Aftab)の新譜『Vulture Prince』は、パキスタンの伝統音楽(ヒンドゥスターニー音楽)とジャズの平和的で穏やかなミックスが心地いい素晴らしい音楽作品だ。グローバルなメンバーの協力を得て世界に飛び立つ新たな才能。
ブラジルの重鎮ピアニスト/作曲家、ヒカルド・バセラール(Ricardo Bacelar)と若手ギタリストのカイナン・カヴァルカンチ(Cainã Cavalcante)の初の共作『Paracosmo』。豊かな音楽が希望に溢れる“想像上の場所”へと導いてくれるブラジリアン・ジャズの良盤。
フランス・リヨンを拠点に活動するピアノトリオ、フェーン・トリオ(Foehn Trio)。イスラエルジャズからの影響が色濃く反映されていたデビュー作『Magnésie』に続いてリリースされた2枚目のアルバム『Highlines』は、前作の雰囲気を継承しつつもより個性や現代的な音楽を模索。シンセやエフェクターの利用も増え、多彩な音を楽しめる作品に仕上がっている。
フランス出身のギタリスト、アントワーヌ・ボワイエ(Antoine Boyer)と韓国出身のハーモニカ奏者キム・ヨレ(Yeore Kim, 김여레)。注目される二人の若きアーティストが初のデュオアルバム『Tangram』を完成させた。
ブラジルのシンガー/作曲家、リリ・アラウージョ(Lili Araujo)。彼女がウィーンに住んでいた2005年に出会ったギタリスト/SSWアレグリ・コヘア(Alegre Correa)との長年のパートナーシップから生まれた新譜『Dájazz』は、MPB、ボサノヴァ、サンバ・ジャズといったジャンルをミックスしたブラジルらしさ全開の爽快なアルバムだ。
スウェーデンを代表するコントラバス/チェロ奏者/作曲家ラーシュ・ダニエルソン(Lars Danielsson)の“Liberetto”グループでの第4作目となる新譜『Cloudland』がリリースされた。これまでの作品でもヨーロッパ周辺諸国の音楽文化を取り込み、独自の“北欧ジャズ”を築き上げてきたラーシュ・ダニエルソンだが、今作もスケールの大きな傑作に仕上がっている。
米国ノースカロライナ州の8人組ファンクポップバンド、リライアブリー・バッド(Reliably Bad)がアルバム『Space Girl』で待望のデビューを飾った。アルバムのプロデュースは鬼才ギタリストのチャーリー・ハンター(Charlie Hunter)。
7拍子のグルーヴが気持ちいい(1)「Slash Pine」、スネアのみでインパクトのあるソロ(4)「Mountain Hemlock」、ニューオーリンズ風の(7)「Tilia Americana」など多彩なリズムで魅せる全編ソロ・ドラム演奏が気持ちいいイスラエルのドラマー、シャハール・ハジザ(Shahar Haziza)の初ソロ作『Drumatic』。
フラメンコにジャズを持ち込み、さらにクラシック、プログレ、エレクトロニカなどのスパイスも効かせた音楽性が魅力的なスペインのバンド、セルヒオ・デ・ロペ(Sergio de Lope)が、6年ぶりの2ndアルバム『Ser de Luz』をリリースした。
オーストリア・ウィーン出身のビートメイカー/プロデューサー、ジュール・ヒエロ(Jules Hiero)と、ブラジルのドラマー/トロンボーン奏者アントニオ・ネヴィス(Antônio Neves)による強力タッグが『Nove Midén』として結実した。