- 2020-09-12
- 2020-09-12
国籍を超えた現代ジャズ最高峰の女性プレイヤー7人が結集!スーパーグループ「ARTEMIS」デビュー
現代ジャズで最も高い評価を得ている7人の女性アーティストたちが結集したスーパーグループ、アルテミス(ARTEMIS)がブルーノート・レコーズからデビューした。北米、南米、中東、欧州、そして日本…地域を超え最高の女性奏者が結集し傑出した演奏を聴かせてくれる必聴盤だ。
現代ジャズで最も高い評価を得ている7人の女性アーティストたちが結集したスーパーグループ、アルテミス(ARTEMIS)がブルーノート・レコーズからデビューした。北米、南米、中東、欧州、そして日本…地域を超え最高の女性奏者が結集し傑出した演奏を聴かせてくれる必聴盤だ。
ジャズピアノの巨匠チック・コリア(Chick Corea)の2枚組新譜『Plays』がリリースされた。何曲かは順次先行公開されていて、そのあまりの素晴らしさに正式リリースが個人的にも待ち遠しかった作品だ。本作は2018年に行われた米国フロリダ州クリアウォーター、フランス・パリ、ドイツ・ベルリンの3箇所でのソロツアーの演奏から厳選された33曲が収録されている。
ベルギー出身、NYを拠点に活躍するピアニスト/作曲家、カシミール・リベルスキ(Casimir Liberski)がトリオで録音した2019年作『Cosmic Liberty』。アニマルズ・アズ・リーダーズ(Animals As Leaders)のドラム奏者マット・ガーストカ(Matt Garstka)が参加しており、各曲のクオリティの高さとも相まって一部界隈で話題になった作品だ。
1本のYouTube動画からデビューに漕ぎ着けたフランスのジャズシンガー、カミーユ・ベルトー(Camille Bertault)のサードアルバム『Le Tigre』がリリースされた。今作も埋もれていた稀代のジャズヴォーカリストの才能を改めて感じさせる快作で、彼女の様々な音楽ジャンルへの関心が表出した一枚になっている。
UK新世代ジャズトリオ、ママール・ハンズ(Mammal Hands)の2020年新譜『Captured Spirits』。目の眩むような強烈なポリリズムの(1)「Ithaca」で始まる今作は、サックス、ピアノ、ドラムス&タブラというこの個性的なトリオのあらゆる魅力が凝縮されている。
ウルフ・ワケニウス(Ulf Wakenius, g)、ラーシュ・ダニエルソン(Lars Danielsson, b ,cello)、マグヌス・オストロム(Magnus Öström, ds)という強力トリオ編成の新譜『Taste of Honey』は、ポール・マッカートニーの名曲の数々を中心にカヴァーした注目作だ。
ライヴの熱気はライヴでしか味わえない──。ニューオーリンズ出身のトランペッター、クリスチャン・スコット(Christian Scott)の新作『Axiom』は、新型コロナ渦で休業を余儀なくされたブルーノート・ニューヨークで行われた彼らの休業前最後の演奏を収録したライヴアルバムだ。
聴けば自然と体が動き出さずにはいられないようなラテン気質のジャズから、ヨーロッパ的な叙情まで幅広いスタイルが魅力的。キューバの若手実力派ピアニスト/作曲家のアロルド・ロペス・ヌッサ(Harold López-Nussa)の新譜『Te Lo Dije』は現代最高のラテンジャズ作品のひとつと言っても過言ではないだろう。
アルメニアから現れ、インターネットにのって世界中の音楽家に強い影響を与えたピアニスト/作曲家、ティグラン・ハマシアン(Tigran Hamasyan)の2020年の新譜『The Call Within』は、2015年の名盤『Mookroot』以来のジャズ・プログレが強調された一枚で、これこそが多くのリスナーが求める鬼才ティグランの姿だろう。
多くの若手ミュージシャンがお互いに刺激しあい、シーンの最隆盛を感じさせるUKジャズシーンの2020年の最注目作のひとつが、この女性サックス奏者ヌバイア・ガルシア(Nubya Garcia)の新譜『Source』であることは間違いないだろう。
ティグラン・ハマシアンの作品にヴォーカリストとして参加していることでも知られる作曲家/ピアニスト/シンガーのアレニ・アグバビアン(Areni Agbabian)のECMデビュー作『Bloom』。共作者としてドラマー/パーカッショニストのニコラス・ストッカー(Nicolas Stocker)がクレジットされている。
オーストラリアが誇るジャズヴォーカリスト、ケイティ・ヌーナン(Katie Noonan)の通算20枚目のスタジオアルバムとなる『The Sweetest Taboo』は、彼女が愛する'80年代のヒット曲が満載の良作だ。
幾度となく来日し、日本との縁も深いブラジルの重鎮ミュージシャンたち──ジャキス・モレレンバウム(Jaques Morelenbaum, cello)、リミーニャ(Liminha, b)、トニーニョ・オルタ(Toninho Horta, g)、マルコス・スザーノ(Marcos Suzano, perc)によるスーパーユニット、Shinkansen(新幹線)始動!
アラ・マリキアン(Ara Malikian)はレバノンの首都ベイルート生まれのアルメニア系。現在はスペインを活動の拠点にしている異色のヴァイオリニスト。ボサボサの髪、伸ばしっぱなしの髭。ステージでは舞い踊りながら派手なパフォーマンス。奇想のヴァイオリニスト新作の紹介。