- 2020-12-23
- 2020-12-21
SNSやハイパーコネクティビティの時代を描く現代ジャズ!急速な進化を見せる仏ピアノトリオ
フランス北部のピアノトリオ、ヤニック・セディキ・トリオ(Yannic Seddiki Trio)の2ndアルバムとなる新譜『E-Life』はその名の通り電子機器が支配する現代生活を描いたジャズ作品だ。
フランス北部のピアノトリオ、ヤニック・セディキ・トリオ(Yannic Seddiki Trio)の2ndアルバムとなる新譜『E-Life』はその名の通り電子機器が支配する現代生活を描いたジャズ作品だ。
メキシコのハラナ奏者/マルチプレイヤー/作曲家/プロデューサーのラスト・ジェロニモ(Last Jerónimo)がメキシコやイスラエル、スペインの音楽家たちを迎え制作した2020年新譜『Jarana Ways』は、メキシコ・ベラクルス州の伝統音楽ソン・ハローチョとジャズが融合した個性的で洗練されたサウンドが印象的なラテン・ジャズロックの好盤だ。
米国のベーシスト/マルチ奏者/作曲家、エヴァン・マリエン(Evan Marien)とドラマー、ダナ・ホーキンス(Dana Hawkins)による強力ユニット、Evan Marien x Dana Hawkins による双頭名義の新譜『Parallels』がリリースされた。
2019年にジョニー・ラデュカヌ国際ジャズフェスティヴァルで最優秀賞を獲得したスペインのジャズ/フュージョンバンド、ヴァルムス(Valmuz)がデビュー作『Three Days』をリリースした。
充実するイスラエルジャズ・シーンから、新星ピアノトリオ、ニツァン・トリオ(Nizan Trio)のデビュー作『Seeking the Color』が登場した。西洋音楽とイスラエルの伝統音楽の要素が五分ずつ含まれ、さらに叙情から激情の間を感性の赴くままに行き来する展開が素晴らしく、デビュー作ながら既に“イスラエルジャズ”における近年の最重要作の一枚となりそうなアルバムだ。
ブラジル・ミナス出身のピアニスト/作曲家、ディアンジェロ・シルヴァ(Deangelo Silva)の注目の新譜『Hangout』。カルテットのメンバーはピアノ/キーボードのディアンジェロ・シルヴァほか、ギターにフェリピ・ヴィラス・ボアス、ベースにフレデリコ・エリオドロ、ドラムスにアントニオ・ロウレイロという、おそらく考え得る“ミナス新世代”界隈の最強布陣で、否応なく期待値が高まる。
ウクライナ出身のベーシスト/作曲家ハン・ベイリ(Han Beyli)は、現代的なジャズと、自身のルーツであるアゼルバイジャンの伝統音楽・ムガームを融合した音楽性が斬新だ。現在ニューヨークを拠点に活動しており、バンドはバークリー音楽大学の国際色豊かなミュージシャンで構成されている。
米国シカゴ郊外出身のマルチプレイヤー/作曲家、ダギー・スチュ(Dougie Stu, 本名:Douglas Stuart)の2020年新譜『Familiar Future』は、浮遊感のあるクールなサウンドが特徴的な現代ジャズの作品。ローズピアノを多用したタイトル曲の(2)「Familar Future」など、彼が敬愛するシカゴ出身の巨匠ラムゼイ・ルイスへのリスペクトが感じられる。
イタリアの人気ピアノトリオ、アルボラン・トリオ(Alboran Trio)の2020年新譜のタイトルは『Islands』。もともとスペイン・アンダルシア地方と北アフリカ・モロッコの中間地点に位置する地中海の無人島、アルボラン島に由来する名前を持つトリオの原点回帰のような印象を受けるタイトルだ。
イスラエルのプログレ/ジャズロック・バンド、ヒーサンズ(Heathens)の2018年作『The Best Of』。Project RnL、Pinhas & Sons といったイスラエルを代表するプログレバンドのメンバーが揃ったスーパーユニットの作品。
ノルウェーのベーシスト/作曲家、テリエ・ゲヴェルト(Terje Gewelt)が、絶賛された2017年作『Wow And Flutter』と同じメンバーによるカルテットで新譜『House on a Hill』をリリースした。今作も(1)「Buzios」を聴いた瞬間、名盤と確信できる素晴らしい内容だ。
ともに十代の頃からその圧倒的な音楽性とテクニックで注目を浴びてきたベーシストのミシェル・ピポキーニャ(Michael Pipoquinha)と、ギタリストのペドロ・マルチンス(Pedro Martins)の初デュオ作『Cumplicidade』。何曲かでは超豪華ゲストも迎え、ブラジルの若手ナンバーワンとして鳴らす二人の妙技が楽しめる快作だ。
イスラエルの新世代ピアノトリオ、シャローシュ(Shalosh)が前作に続き名門ACTレーベルから新作をリリース!『Broken Balance』と名付けられた今作も独特の感性でストーリー性に富んだジャズを繰り広げている。
米国のサックス奏者/作曲家ベン・ウェンデル(Ben Wendel)による5枚目のアルバム『High Heart』がリリースされた。2019年から活動を共にするメンバー6人編成で、特徴的なのはシャイ・マエストロとジェラルド・クレイトンという2枚の鍵盤奏者、そしてスキャット歌手マイケル・メイヨーの存在。