- 2020-05-18
- 2020-05-18
イラン・バール=ラヴィ&オムリ・モール。現代ジャズの鬼才二人のデュオEP
イスラエル系メキシコ人のギタリスト、イラン・バール=ラヴィ(iLan Bar-Lavi)がイスラエルのピアニスト、オムリ・モール(Omri Mor)を迎え2019年末に行ったセッションをEP『Duet』としてリリースしている。楽曲は全てイラン・バール・ラヴィの作曲で、2016年の名盤『Unprofessional』に収録されていた曲も。
イスラエル系メキシコ人のギタリスト、イラン・バール=ラヴィ(iLan Bar-Lavi)がイスラエルのピアニスト、オムリ・モール(Omri Mor)を迎え2019年末に行ったセッションをEP『Duet』としてリリースしている。楽曲は全てイラン・バール・ラヴィの作曲で、2016年の名盤『Unprofessional』に収録されていた曲も。
ポルトガルギター(ギターラ)奏者のマルタ・ペレイラ・ダ・コスタが自身の名を冠した2016年のデビュー作『Marta Pereira da Costa』は、ポルトガルに伝わる伝統楽器、ポルトガルギターのきらびやかな音色が存分に楽しめる心躍る作品だ。
オーストリア・チロル州都インスブルックを拠点に活動するジプシージャズバンド、ホットクラブ・ドゥ・ナックス(Hot Club du Nax)のデビューアルバムがリリースされた。この5人組はロンドン出身のシンガーとプラハ出身のヴァイオリニストを中心に、王道的なジプシースウィングを奏でる。英語やスキャットで歌うヴォーカルの声もとても魅力的だ。
深みのある女性歌手と、兄弟が奏でるピアノとギターの対話。ブラジル・ミナス出身の実力派歌手パウラ・サントーロ(Paula Santoro)と、同じくブラジルのピアノとギターの兄弟デュオ、デュオ・タウフィッキ(Duo Taufic)による2018年作『Tudo Será Como Antes』は、この上なく美しく豊かなアルバムだ。
ブラジルを代表する詩人、アルヂール・ブランキ(Aldir Blanc)が2020年5月4日、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)のためリオデジャネイロの病院で死去した。73歳だった。
メキシコのバンド、Sonexのメンバーでありビートメイカー/マルチ奏者/作曲家のラスト・ジェロニモ(Last Jeronimo)のソロデビュー作となる『Somos』(2019年)はメキシコ音楽や中近東音楽などのエッセンスを加えたユニークなヒップホップ作品だ。
メキシコのバンド、Sonexの鬼才ギタリスト/作曲家、イラン・バール=ラヴィ(iLan Bar-Lavi)のソロアルバム『Unprofessional』が最高に熱い。可憐な歌声のイスラエル出身女性ヴォーカリスト、シェリー・ツァラフィを迎え、現代ジャズの最前線を行く面々のサポートも受け、世界各地の音楽文化が絶妙にクロスする他に類を見ない作品だ。
アルゼンチンの女性SSW、ロリ・モリーナ(Loli Molina)の2019年作『Lo Azul Sobre Mi』は彼女のギターと歌を全面的にフィーチュアした、これまでの作品と比べても随分と落ち着いた印象を受ける傑作だ。ジャズやロック、ポップスなど幅広く取り入れてきたこれまでの作品にはあまり見られなかった、声とギターの大人びた魅力に改めて気付かされる。
カナダ出身のドラマー、エルネスト・セルヴィニ(Ernesto Cervini)の新譜『Tetrahedron』は、“ポスト・カート・ローゼンウィンケル”の呼び声高い注目のギタリスト、ニア・フェルダー(Nir Felder)を迎えたカルテット編成でのグルーヴィーなアルバムだ。
イギリス・ロンドン出身のマルチ奏者/作曲家のトム・ミッシュ(Tom Misch)と、同じくロンドンのジャズドラマー、ユセフ・デイズ(Yussef Dayes)が共同制作した2020年新譜『What Kinda Music』がリリースされた。今作は特にユセフ・デイズによる躍動する人力グルーヴが、様々な音楽を吸収したトム・ミッシュによる色彩感覚豊かな楽曲に絡んだサウンド。
クロマチック・ハーモニカのグレグア・マレ(Gregoire Maret)、ピアノのロメイン・コリン(Romain Collin)、そしてギターのビル・フリゼール(Bill Frisell)の3人がアメリカの雄大な自然を愛情深く描く『Americana』。グレゴア・マレのハーモニカが奏でる叙情的な音は広大なアメリカの大地への望郷と憧憬の歌だ。
2017年のデビュー作『Riser』でロンドンのジャズシーンで一躍人気者になったギタリスト/作曲家、ロブ・ラフト(Rob Luft)の待望の2ndアルバム『Life is the Dancer』がリリースされた。バンドメンバーは前作と同じ顔ぶれに加え、トランペットのバイロン・ウォーレンが新たに参加している。
カート・ローゼンウィンケル・トリオの最新アルバム『Angels Around』がリリースされた。メンバーはギターのカート・ローゼンウィンケル(Kurt Rosenwinkel)の他、2016年からローゼンウィンケル・トリオに参加しているイタリア出身のベーシスト、ダリオ・デイダ(Dario Deidda)、そしてNYを拠点に活動するドラマーのグレゴリー・ハッチンソン(Gregory Hutchinson)。
クラシックやフラメンコを中心としながら、エレキやウクレレも弾くマルチギタリストとして知られ、YouTubeやInstagramでの露出も多く多数のフォロワーを抱えるスペインの若き女性ギタリスト、パオラ・エルモシン(Paola Hermosín)。SNS大好きな1995年生まれのイマドキ女子かつ、フラメンコギターの学位を持ちギターの腕はもちろん、美声での弾き語りも最高という逸材だ。