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ラテン

  • 2022-09-26
  • 2022-09-25

国境を超えてラテンジャズの俊英達が集ったロクシャナ・アメー新譜『UNÁNIME』

アルゼンチン生まれの歌手/作曲家ロクシャナ・アメー(Roxana Amed)の新譜『UNÁNIME』は、ラテンアメリカやブラジルの作曲家たちのカヴァーを中心に、スペイン、キューバ、ペルー、コロンビア、ブラジルなどから傑出した音楽家たちを招いて制作された多様な作品となった。

  • 2022-09-16
  • 2025-04-14

個性派ピアノ奏者ヨアキム・ホースレイ、思わず楽しくなる“クラシック×アフロ・カリビアン”第二弾!

米国のピアニスト/作編曲家ヨアキム・ホースレイ(Joachim Horsley)の最新作『Caribbean Nocturnes』は、ベートーヴェンやモーツァルト、ショパンなどの西洋クラシックをルンバ、ソン、ズークといったアフロ・カリビアン音楽に持ち込んでしまった野心的なプロジェクトの第二弾だ。

  • 2022-08-30
  • 2022-08-29

ラテンアメリカの歴史と伝統を未来につなぐ。プエルトリコ出身サックス奏者ミゲル・ゼノン新譜

プエルトリコ出身のアルトサックス奏者/作曲家ミゲル・ゼノン(Miguel Zenón)の新譜『Música De Las Américas』がリリースされた。タイトルやジャケットに示されているとおりアメリカ大陸の歴史が紡いできた様々な物語にインスパイアされており、ラテンアメリカの多様な文化への敬意を表明した作品となっている。

  • 2022-08-28
  • 2022-08-28

驚異的な表現力で魅せるカタルーニャの新たな才媛マガリ・サレ、大注目の2nd『Esponja』

カタルーニャのSSW/ピアニスト/フルート奏者マガリ・サレ(Magalí Sare)の新作『Esponja』は、彼女の柔らかな声質から来る優しい音触りと、こだわりの散りばめられたアコースティック主体のサウンド、ラテン気質の明るさと同時に洗練された上品さがバランスよくミックスされた注目すべき作品だ。

  • 2022-08-21
  • 2022-08-21

コロンビアの若手SSWがテキサスのジャズメンと録音したたおやかな大傑作『From Noche to Night』

コロンビアのシンガーソングライター、ラウラ・オテロ(Laura Otero)が4年間の渡米経験を経てリリースした2nd『From Noche to Night』(2015年)は、バックの演奏陣をテキサス州オースティンのジャズ・ミュージシャンで固めたオーガニックで素晴らしく豊かなヴォーカル作品だ。

  • 2022-06-27
  • 2022-09-19

故郷キューバへの憧憬も滲む気鋭ピアニスト、マーティン・ベヘラーノ新譜『#CubanAmerican』

キューバ系アメリカ人のピアニスト/作曲家、マーティン・ベヘラーノ(Martin Bejerano)『#CubanAmerican』がリリースされた。自身のルーツを辿りながら、現代的なサウンドプロダクションもしっかりと取り入れた、多様化する現在のジャズシーンのラテンサイドからの好作だ。

  • 2022-06-08
  • 2022-06-05

フラメンコ/ブラジル音楽/ジャズを繋ぐ巨匠たちの至上のセッション。ゲストにマイケル・リーグ

プログレを原点とし、ジャズやフラメンコなど幅広いスタイルで活躍するスペインのピアニスト/作曲家チャノ・ドミンゲス(Chano Dominguez)、ペルーの楽器カホンを初めてフラメンコの世界に持ち込んだブラジルの打楽器奏者ルベン・ダンタス(Rubem Dantas)、ブラジルの天才的バンドリン奏者アミルトン・ヂ・オランダ(Hamilton de Holanda)というレジェンド級の3人が集い、誕生したアルバム『Chabem』。

  • 2022-06-07
  • 2022-06-07

アフロ・キューバン・ジャズの伝承を担うサックス奏者カルロス・アベルホフJr.『Together』

ラテンジャズの中心的存在となっているキューバのサックス奏者、カルロス・アベルホフ・フニオール(Carlos Averhoff Jr.)が偉大な父に捧げた新譜『Together』をリリースした。チューチョ・バルデスやオラシオ・エルナンデスらラテンジャズ界隈のミュージシャンが多数参加し、豪勢なアルバムとなっている。

  • 2022-05-29
  • 2022-05-29

トルコ新世代歌手エリフ・サンチェス、世界観を拡げる中東×スパニッシュな新譜『Mi Voz』

2021年にアルバム『Elif Sanchez』でデビューしたばかりのトルコ出身のヴォーカリスト/オーボエ奏者エリフ・サンチェスの新作『Mi Voz』が早くも届いた。中東・東欧のフォークミュージックをベースにした前作からすると、今作は驚くほどスペインのフランメンコに寄せられており大きく音楽的な変貌を遂げている。

  • 2022-05-25
  • 2022-05-23

グアドループ出身の女性ピアノ奏者クレリア・アブラハム、確かな技巧でルーツに迫るデビュー作

兄妹バンド、アブラハム・レユニオン(Abraham Réunion)でピアノやコーラスを担当していたグアドループ出身のクレリア・アブラハム(Clélya Abraham)がソロデビュー作『La source』をリリースした。明るい音色と確かなテクニックのピアノのほか、数曲でヴォイスも聴かせる。

  • 2022-04-23
  • 2022-04-23

自らの出自を明確に打ち出したカミラ・カベロのラテンポップアルバム『Familia』

2年半振りにリリースされたカミラ・カベロ(Camila Cabello)の3作目の作品『Familiar』は正直、驚きの連続だった。キューバ人の父とメキシカンの母を持つ、キューバ出身のカミラの本作は、プロデューサーにエドガー・バレラ(Edgar Barrera)やチェチェ・アララ(Cheche Alara)といったラテン・ポップ界の売れっ子サウンドメイカーがクレジットされているように、メインストリームのアーティスト作品とは思えない濃度のラテンアルバムに仕上がっている。