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ピアノ

  • 2022-02-15
  • 2022-02-13

北欧ジャズの美の極致。Trio X of Sweden、スウェーデンの伝統曲集

スウェーデンのピアノトリオ、Trio X of Swedenの 『Trad. Arr』はそのタイトル通り、伝統曲をジャズのピアノトリオで再構築した作品だ。全編北欧らしい美旋律のオンパレードで、腰を据えてじっくり聴くもよし、リラックスした時間のBGMにふんわりと流すもよしの万人におすすめしたいアルバム。

  • 2022-01-30
  • 2022-01-30

南アフリカの豊かなジャズシーンを象徴する気鋭ピアニスト、スィブスィソ・マシロアネ6th

南アフリカ・ダーバンを拠点とする気鋭のピアニスト、スィブスィソ・マシロアネ(Sibusiso "Mash" Mashiloane)の新譜『Music from My People』は、ソロピアノで録音された前作『Ihubo Labomdabu』から打って変わり、ヴォーカリストを含む総勢17名のミュージシャンを迎えて制作された豪華な作品となった。

  • 2022-01-29
  • 2022-01-29

冬の澄んだ空気のように深く吸い込みたくなる北欧ジャズ絶品、ヨエル・リュサリデス新譜

スウェーデンのピアニスト、ヨエル・リュサリデス(Joel Lyssarides)のピアノトリオ作品 『Stay Now』。名門ACTからリリースされた彼自身3枚目のアルバムとなる今作は、北欧ジャズの新星を強く印象づける詩的で美しい内容で、彼のキャリアにとっても大きな飛躍の一枚となるだろう。

  • 2022-01-21
  • 2022-01-21

北欧ジャズの新星Little North、前作から更にスケールアップした新譜『Familiar Places』

前作『Finding Seagulls』(2020年)が絶賛されたデンマークのピアノトリオ、Little Northの新譜 『Familiar Places』がリリースされた。優れた詩情を醸す北欧ジャズのテイストはそのままに、今作では初めてエネルギッシュなギターと温かみのあるトランペットというゲストも得てトリオの新たな地平を開拓した意欲作となっている。

  • 2022-01-18
  • 2022-01-18

JAZZの枠を軽々と飛び越えた若き天才Jacob Collierが見せた音楽の世界旅行。2019年作『Djesse vol.2』

若くして、その才を世界に見せつけた天才。それが「神童」の定義だとするのならば、ここにもう一人の「神童」をご紹介したい。英国出身のマルチアーティスト、ジェイコブ・コリアー(Jacob Collier)。奇しくも大谷・羽生と同じ27才もまた、世界に大きく羽ばたこうとしている。ここではコリアーの作品の中でも最もワールドミュージックの色濃い2019年作『Djesse Vol.2』(ジェシーVol.2)をご紹介したい。

  • 2022-01-18
  • 2024-02-10

日本語の歌も歌う、チュヴァシの伝統と未来を見つめるバンド「DIVA Ethno Future Sound」

ロシア連邦チュヴァシ共和国に根付く伝統音楽を軸に活動するバンド、DIVA Ethno Future Sound のデビュー作『Chuvash Stanzas & Songs』が素晴らしい。バンドはヴォーカル、ピアノ、ハープ、木管の4人編成で、シンプルな楽曲構成にゆったりとオーガニックなサウンドに心が安らぐ。

  • 2022-01-14
  • 2022-01-14

アンドレ・マルケス、斬新な解釈で魅せるショーロ作品集

アンドレ・マルケス(André Marques)は、今ブラジルでもっとも勢いのあるピアニストだろう。2021年5月にフォホーをテーマにしたソロ作品『Forró de Piano』をリリースしたばかりだが、今度はショーロにフォーカスしたピアノトリオのアルバム『Choro Universal』(2017年)がサブスク解禁され、2021年12月にリリースされた。

  • 2022-01-10
  • 2022-01-10

エロン・テルグマン&アヴィ・アドリアン。イスラエル巨匠ジャズマンによるカルテット作

ギタリストのエロン・テルグマン(Elon Turgeman)と、ピアニストのアヴィ・アドリアン(Avi Adrian)。まだ“イスラエルジャズ”が国際的に広く注目を浴びる前からイスラエル国内で長く活躍するジャズの第一人者である二人が、ヨライ・オーロン(b)とオフリ・ネヘミヤ(ds)を迎えたカルテット好盤『Twins』。