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  • 2022-02-12
  • 2023-07-03

“トロピカリアの子どもたち”が創った現代MPB最重要作! Bala Desejo『SIM SIM SIM』

ドラ・モレレンバウム(Dora Morelenbaum)、ジュリア・メストリ(Julia Mestre)、ルーカス・ヌネス(Lucas Nunes)、そしてゼー・イバーハ(Zé Ibarra)という現代リオデジャネイロのMPBシーンを代表する4人によって結成されたスーパーグループ、Bala Desejo。彼らのデビュー作は、期待通り、いやそれ以上の驚くべき作品だった。

  • 2022-02-04
  • 2022-02-03

脈々と受け継がれるミナス音楽のDNA…SSWアルトゥール・アラウージョのデビュー作

ブラジル・ミナスのシンガーソングライター、アルトゥール・アラウージョ(Artur Araújo)のデビューアルバム『Morada dos Ventos』がリリースされた。ミナスの同世代の音楽家たちだけでなく、巨匠トニーニョ・オルタ(Toninho Horta)も1曲でゲスト参加し、MPBを代表するSSWネルソン・アンジェロ(Nelson Ângelo)も賛辞を寄せる2022年のブラジル音楽の要注目作だ。

  • 2022-02-02
  • 2022-10-01

【インタビュー】日々の暮らしにやさしく寄り添うアンサリー新譜『はじまりのとき』

アン・サリーの新譜『はじまりのとき』は13曲中10曲がオリジナルで、これまで以上に彼女の等身大の感情が素直に現れている。飾らない言葉とメロディーがすっと心の隙間に染み込んでくるような彼女の歌は、多くの人にとってこれからの人生で大切な宝物になるだろう。音楽家としてだけでなく医師・母親として日々の生活を送るアン・サリーさんに、これらの楽曲が生まれた背景などを伺ってみた。

  • 2022-01-24
  • 2022-01-24

インドネシアのSSWアルディート・プラモノ、知的で多幸感溢れるスウィンギーな新譜

インドネシアのSSW/俳優、アルディート・プラモノ(Ardhito Pramono)の2021年作『Semar & Pasukan Monyet』。今作は1曲目を除きスウィングジャズのビッグバンドに彩られたサウンドとなっており、表向きは“子ども向け”を装ってはいるが、内容は早熟の天才の実力をあらためて知らしめる完成度の高い一枚に仕上がっている。

  • 2022-01-19
  • 2022-09-10

感性豊かなグアドループ出身のソロパフォーマー、シンシア・アブラハム

グアドループ出身のSSW/作曲家シンシア・アブラハム(Cynthia Abraham)は自身による声、フルート、打楽器のみで自由に、クリエイティヴに音楽を構築してゆく女性アーティストだ。2021年11月リリースの最新作『Unisson』は一応“ジャズ”にカテゴライズされているが、とてもその分類で片付けてしまうことはできない。