- 2021-03-13
- 2021-03-13
ブラジルの若きSSW、ルアン・カルボナリ 豊かな感性を持つMPBの原石
ブラジル・サンパウロ州に2000年に生まれたSSW/ギタリストのルアン・カルボナリ(Luan Carbonari)。デビューEP『Quando Parei de Contar Segredos (Acústico)』はブラジル音楽の長い歴史の中で育まれた音楽の遺伝子と、アルゼンチンのネオ・フォルクローレにも通じる豊かな感性で紡がれた素敵な作品。
ブラジル・サンパウロ州に2000年に生まれたSSW/ギタリストのルアン・カルボナリ(Luan Carbonari)。デビューEP『Quando Parei de Contar Segredos (Acústico)』はブラジル音楽の長い歴史の中で育まれた音楽の遺伝子と、アルゼンチンのネオ・フォルクローレにも通じる豊かな感性で紡がれた素敵な作品。
ピンハス&サンズ(Pinhas & Sons)にもゲスト参加しその圧倒的な存在感を放っていたイスラエルのSSW/ギタリスト、ガイ・マジグ(Guy Mazig)が新作をリリースした。アルバムタイトルは「The newer black」の意味で、彼らしいセンス抜群でエネルギッシュなロックに、ファンクやソウル、ヒップホップといったブラックミュージックを組み合わせた良曲が満載の贅沢なアルバムになっている。
ブラジルの港町に生まれ、フランスの文化を吸収し、アルゼンチンで音楽を研鑽し個性を確立してきた人気シンガーソングライター/チェリストのドム・ラ・ネナ(Dom La Nena)。新譜『Tempo』では自身のチェロの多重録音をサウンドの軸とし、これまでの作品と変わらない少し陰を帯びた魅力的な囁き声で語りかけるような歌を聴かせる。
トルコ・イスタンブールのシンガーソングライター、デニス・タシャル(Deniz Taşar)の初のフルレンス・ソロアルバム『Pişman Olunmayan Dünler』は、ジャズの生バンドのサウンドを軸にエレクトロニカも随所に交えた本格的なオルタナティヴ・ジャズ/ポップスが光る注目作。
イスラエルを代表するSSW、マティ・カスピ(Matti Caspi, ヘブライ語:מתי כספי)の1987年作『Eretz Tropit Meshaga'at』は知られざるブラジリアン名盤だ。 彼の1978年リリースのブラジリアン路線のヒット作『Eretz Tropit Yafa』の続編的内容で、マティ・カスピ自身の楽曲のほか、バーデン・パウエルやシコ・ブアルキといったブラジルのアーティストの名曲のカヴァーも多数収録されている。
ジャズ、クラシック、そして民族音楽ズークなどに影響されたフランス海外県のマルティニーク出身のピアニスト/作曲家、ガイ・マルク・ヴァデルー(Guy Marc Vadeleux, GMX)の2枚組の新作がリリースされた。今作『Solo Duo』は3作目のアルバムで、フランスのパリ、コロンビア、そしてマルティニークのスタジオで録音された全20曲が収録されている。
イスラエル産の王道フォークを行くシンガーソングライター/ギタリストのカマ・ヴァルディ(Kama Vardi)の2020年新譜『Moonticket』が素晴らしい。 シンプルながらどこか影を帯びた歌とギターで、触れただけで壊れてしまいそうな繊細なストーリーを歌う、儚げで美しい作品だ。
“パレスチナ初のジャズピアニスト”といわれるファラジュ・スレイマン(Faraj Suleiman)の新譜がリリースされた。タイトルは『Better Than Berlin』。“ベルリンよりはマシ”という何とも意味深な標題の今作は、全曲にイスラエル・ハイファ生まれのパレスチナ人作家/詩人/政治学者マジュド・カヤル(Majd Kayyal, 1990年生まれ)の詞をファラジ・スレイマン自身が歌う内容となっている。
イスラエルを代表するシンガーソングライターのロナ・ケナン(Rona Kenan, ヘブライ語:רונה קינן)の7枚目のアルバム『Light Sleeper』がリリースされた。これまでの作品とは異なり初めて全編英語で歌われる今作は、西洋のロックをベースとしながら随所にジューイッシュ/中東の音楽のエッセンスがまぶされた良質で洗練された作品に仕上がっている。
エリーダ・アルメイダの4枚目のアルバムとなる『Gerasonobu』(2020年)がリリースされた。 より洗練された印象の今作だが、根底にあるのはカーボベルデの音楽に特徴的な郷愁感(ソダーデ)、そして彼女の過酷な人生から滲み出る歌の深みだ。曲調は洗練されつつも親しみやすいが、決して軽さはない。
2017年のデビュー作『Âmago』が高く評価されたブラジル・ミナス出身のシンガーソングライター、オクタヴィオ・カルドーゾ(Octavio Cardozzo)待望の2枚目のスタジオアルバム!
イスラエル・テルアビブの男性シンガーソングライター/ギタリストのオール・イゼクソン(Or Izekson)によるオルタナティヴ・フォーク・プロジェクト、Prophecy Playgroundのデビュー盤『Comfort Zone』は、全編アコースティックギターとヴァイオリン、チェロを中心としたアコースティック楽器で構成された優しく魅力的な作品だ。
ここ最近でリリースを最も楽しみにしていたジェンマ・ウメット(Gemma Humet)のアルバムがついにリリースされた。 待望の新作のタイトルは『Màtria』。サウンドはこれまでのアコースティック/オーガニックな路線を継承しつつ、適度なエレクトロニックも取り入れ、彼女の音楽としては新鮮な音になっている。
イスラエルはエルサレムを拠点に活動するピアニスト/シンガーソングライター、スタヴ・ゴールドベルグ(Stav Goldberg, ヘブライ語:סתיו גולדברג)のデビュー作『Songs』には、新世代のSSWらしい豊かな叙情性と、ジャジーな作編曲/演奏で一聴して只者ではないという印象を植えつけられた。