ヴォーカル
- 2019-07-28
- 2021-12-30
医師であり天性の歌手。アン・サリーの珠玉のデビュー作『Voyage』
現役の心臓内科医にして、美しい声を持つ歌手でもあるアン・サリー(Ann Sally)。2001年のデビュー作『Voyage』は、ジャンルに捉われず日本人の琴線に触れる名曲を、その瑞々しい感性で見事に歌い上げた傑作です。
- 2019-07-27
- 2019-08-01
最果ての歌姫マイラ・アンドラーデが運ぶ至高のカタルシス
遠い遠い異国の海や自然、そこに生活する人々の営み、そしてモルナの流れを汲む彼の地の音楽を、もっとも魅力的な形で伝えてくれた歌手と作品がマイラ・アンドラーデ(Mayra Andrade)の2006年のデビュー作『Navega』だった。
- 2019-07-26
- 2025-01-13
ティグラン・ハマシアン。ジャンルを超越した音楽で現代JAZZシーンを牽引するピアニスト
2019年9月公開予定のオダギリ・ジョー初監督作品『ある船頭の話』が、ヴェネチア国際映画祭のベニス・デイズ部門に正式出品されることになったらしい。
- 2019-07-24
- 2022-12-22
驚くべき唯一無二の歌唱力、カタルーニャの才媛ジェンマ・ウメット
ジェンマ・ウメットの最大の特長は、その驚くべき歌唱力だ。透明で柔らかな声質、スペインの伝統的な独特の節回し、よく伸びる高音が歌手としての魅力を最大限のものにしている。
- 2019-07-22
- 2021-06-05
首刈り族の末裔!ユニークすぎる経歴のSSWの音楽が想像の遥か斜め上の素晴らしさだった
センティ・トイ(Senti Toy、Sentienla Toy) は、かつて「首刈り族」として恐れられたミャンマーと国境を接するインド東部のナガランド州出身の部族出身のシンガーソングライターだ。そんな彼女が2006年にリリースしたデビュー作がとにかく素晴らしい。
- 2019-07-22
- 2022-01-14
LAの日系SSW、ミア・ドイ・トッド(土井美亜)が歌うDeepなブラジル音楽
米国LA出身のミア・ドイ・トッドの『Floresta』は全編ポルトガル語のブラジル音楽曲集。ジョイス、A.C.ジョビン、トン・ゼー、カエターノ・ヴェローゾ、ミルトン・ナシメントといった世界的なアーティストの、適度な知名度のステキ楽曲の野心的なカヴァー集だ。
- 2019-07-20
- 2023-11-22
クレオールの女神マイラ・アンドラーデが魅せる、絹のような大人のサウダーデ
カーボベルデ出身の歌姫マイラ・アンドラーデ(Mayra Andrade)の2019年の新作『Manga』。独特のサウダーデはそのままに、サウンド面で大きな進化を見せた魅力的なオトナの音楽。
- 2019-07-18
- 2023-03-18
天才マルチ奏者アントニオ・ロウレイロが表現する最先端音楽
アントニオ・ロウレイロ(Antonio Loureiro)といえば、現代ブラジル音楽の中でもっとも人気のあるアーティストの一人であることは疑いようがない。
- 2019-07-17
- 2020-02-24
呪術的な魅力を放つ、強烈なアフロ・ブラジル音楽。超大型新人ナターシャ・レレーナ
ブラジル、アフリカ、アラブ、イベリア…多様な音楽的ルーツを最高レベルで融合したナターシャ・レレーナの驚くべきデビュー作。
- 2019-07-17
- 2020-06-03
注目のJAZZピアニスト、トメル・バールの新譜がまさかのネオソウル(しかもクオリティ最高)だった件
1994年生まれ。14歳でデビューアルバム『Reflections』をリリースし、神童と持て囃されたジャズピアニスト、トメル・バール(Tomer Bar)の新譜は、まさかのネオソウルだった。
- 2019-07-15
- 2020-01-01
メマーリ、キンテーロ、アギーレ…南米を代表する音楽家の奇跡の共演『Serpentina』
現代のブラジル音楽、アルゼンチン音楽を語る上で決して無視できないこの3人の実力者が集い、それぞれの楽曲を持ち寄って新たに演奏、収録した『Serpentina』
- 2019-07-14
- 2024-11-30
ジスモンチ愛弟子!デリア・フィシェールによるジスモンチ曲集が素晴らしい
デリア・フィシェール(Delia Fischer)はブラジルの女性ピアニスト。エグベルト・ジスモンチの愛弟子とも言える彼女が、師匠ジスモンチの曲集をリリース。