- 2020-01-12
- 2020-02-24
“ボッサメタル”Huaskaのラファエル・モロミザト、初のソロ作をリリース
ボサノヴァの名曲「Chega de Saudade(想いあふれて)」のメタル・バージョンが日本でも話題となり、一躍人気となったブラジルの“ボッサメタル”バンド、Huaska(ウアスカ)のリーダー/ヴォーカリストのラファエル・モロミザト(Rafael Moromizato)がキャリア初となるソロ作品『Contra Corrente(逆流)』をリリースした。
ボサノヴァの名曲「Chega de Saudade(想いあふれて)」のメタル・バージョンが日本でも話題となり、一躍人気となったブラジルの“ボッサメタル”バンド、Huaska(ウアスカ)のリーダー/ヴォーカリストのラファエル・モロミザト(Rafael Moromizato)がキャリア初となるソロ作品『Contra Corrente(逆流)』をリリースした。
軽やかに踊るようなタッチが魅力のブラジルのピアニスト、エルクレス・ゴメス(Hercules Gomes)の2020年新作『Tia Amélia para Sempre』はショーロの作曲家チア・アメリアの楽曲集。2018年の前作『No Tempo da Chiquinha』でシキーニャ・ゴンザーガの楽曲を取り上げたブラジルを代表するピアニストが、2作連続でショーロ黎明期の女性作曲家の作品に集中して取り組んだ。
ジャズにクラシック、MPBやショーロなど縦横無尽に活躍するブラジルを代表するピアニスト、アンドレ・メマーリ(André Mehmari)が2020年最初に放ったアルバムは26曲入りと大ボリュームのリオ最高の詩人と称賛される早逝のサンビスタ、ノエル・ホーザ曲集だった。
ブラジルのパンデイロ奏者のトゥーリオ・アラウージョ(Túlio Araújo)がピアニストのダニエル・グラジェウ(Daniel Grajew)とデュオを組んだ2019年作『Quantum』。トゥーリオ・アラウージョがパンデイロひとつで叩き出すグルーヴに乗せて、ダニエル・グラジェウのサーカスのようなピアノが舞う。
パラグアイ出身で主にクラシックの分野で活躍するギタリスト、ベルタ・ロハス(Berta Rojas)がブラジル音楽に挑んだ2017年作『Felicidade』は、日本ではあまり知られていないがクラシックギターとブラジル音楽、さらにはジャズの架け橋となる名盤だ。アルバムにはトッキーニョやイヴァン・リンス、ジルベルト・ジルといったブラジル音楽の頂点にいる音楽家たちもゲスト参加。
2019年も年の瀬を迎えた頃、奇跡のような素晴らしいサンバ・アルバムがリリースされた。本作『Eu Sou Mulher, Eu Sou Feliz』は、ジョイス、シモーネ、レイラ・ピニェイロ、フェルナンダ・タカイ、モニカ・サウマーゾなどなど、日本でもブラジル音楽ファンの間でよく知られた女性アーティストが多数集結した夢の共演だ。
強者ひしめくブラジルのギター界において、ルイス・レイチ(Luis Leite)の才能は間違いなく最高峰だ。それなのに日本での知名度はイマイチで、あまり話題にのぼることがない。今回はそんな不遇のギタリストが、現代のブラジル音楽界の最高の仲間たちと創り上げた2017年の傑作『Vento Sul』を紹介したい。タイトルは、「南の風」の意味だ。
それまでにない斬新なコード進行とメロディを軽快なリズムに乗せた音楽、ボサノヴァという一ジャンルを創り上げたブラジルの偉大な作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)が残した名曲をランキング形式で特集しました。
ブラジルの日系三世の歌姫フェルナンダ・タカイ(Fernanda Takai)によるアントニオ・カルロス・ジョビン曲集『O Tom Da Takai』(2018年)。プロデュースはマルコス・ヴァーリとホベルト・メネスカルが担当し、極上のボサノヴァ・ヴォーカルを味わえる作品となっている。
セルジオ・メンデスの2019年の新作『In the Key of Joy』は、やはり2006年以降ずっと踏襲し続けている『Timeless』フォーマットに則った作品だった。
ジュリアノ・カマラ(Juliano Camara)とエドゥアルド・ピニェイロ(Eduardo Pinheiro)による独創的なブラジリアン・ギターデュオ、Guanduo の2019年作『Música Disfarçada de Gente』は、多彩なゲストを迎えたギター音楽ファン必聴のインストゥルメンタル作品だ。
スペイン・バルセロナ出身のトランペッター/歌手のアンドレア・モティス(Andrea Motis)がフランスのジャズレーベル Impulse! からリリースした2019年作『Do Outro Lado do Azul(放題:もうひとつの青)』は、このスペインの天才少女と、ブラジルが誇る豊かな音楽文化のもっとも幸せな邂逅だ。
数多の天才ギタリストを擁するブラジルのなかにおいても、ヤマンドゥ・コスタ(Yamandu Costa)はその頂点に君臨する存在だろう。「天才」「化物」さらには「人類史上最強のギタリスト」とさえ呼ばれ持ち上げられ、図に乗った彼はますますアヒル口になっていくのだ。
現代ジャズを代表するクラリネット奏者アナット・コーエン(Anat Cohen)がテンテット名義で発表した2017年『Happy Song』と2019年『Triple Helix』は、室内楽的な10人編成のバンドが聴かせる音楽は現代ジャズ、ラテン音楽、ブラジル音楽などがバランスよく見事に融合した、彼女にしか表現し得ない独特の音楽を体験できる傑作だ。