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Samba

  • 2021-10-28
  • 2021-10-28

リオの名音楽家ホドリゴ・レッサ、COVID-19の犠牲になった父に捧げるサンバ

新しいショーロやサンバの形を模索するブラジルの超絶技巧バンドリン奏者、ホドリゴ・レッサ(Rodrigo Lessa)の2021年新譜『No Jeito』。全曲がホドリゴ・レッサの作曲で、伝統的なショーロをベースとしながらも現代的で物語性に富んだ展開を見せる豊かなソングライティングに脱帽。

  • 2021-06-11
  • 2021-06-10

MPB歌姫ホベルタ・サー、デビュー前の“幻のアルバム”を正式リリース!

現在のブラジルを代表する歌姫のひとり、ホベルタ・サー(Roberta Sá)によるサンバ&ボサノヴァ曲集が発表された。アルバム・タイトルはそのまんま『Sambas & Bossas』。この作品は2003年に録音されていながら公式にはリリースされていなかったもので、サンバやボサノヴァの名曲がずらりと並ぶ“幻のアルバム”だ。

  • 2021-05-11
  • 2021-05-11

彗星のように現れたポルトガルの人気SSW、ブラジル・サンバへの深い愛情が溢れる新譜

ポルトガルのヴォーカル・オーディション番組で“発掘”されたSSWのチアゴ・ナカラト(Tiago Nacarato)と、彼が所属するサンバ集団オルケストラ・バンバ・ソシアル(Orquestra Bamba Social)による、洪水のごとく溢れ出るサウダーヂに語彙を失わずにはいられない素晴らしいEP『Samba de Bolso』。

  • 2021-02-02
  • 2021-02-02

ブラジル7弦ギターの求道者エンリッキ・ネト、デビュー作『Caminhos Abertos』

エンリッキ・ネト(Henrique Neto)の2011年のデビュー作『Caminhos Abertos』。収録曲はバーデン・パウエルの(1)「Aviso aos Navegantes」、ドミンギーニョスの(10)「Fuga Pro Nordeste」を除き、他はすべてエンリッキ・ネトのオリジナルで、曲調はクラシカルなものからジャズ、ショーロ、タンゴ、フラメンコなど幅広い。

  • 2020-11-17
  • 2021-02-20

MPB大御所トッキーニョ、サンバへの愛に満ちた新譜

芸歴50年以上を誇るMPB巨匠トッキーニョ(Toquinho)が新譜をリリースした。アルバムタイトル『A Arte de Viver』は“生きる術”の意味。編成もアレンジも古き良き伝統的なサンバそのもので、目新しさは皆無だがブラジル音楽の真髄ともいうべき“サウダージ”が満載。ブラジル音楽ファンにとっては堪らない作品だろう。

  • 2020-10-16
  • 2022-10-16

「音楽家は静寂のスタイリスト」ミナスの新星SSWマルコス・ルファート インタビュー

ブラジル・ミナスから現れた超大型新人、マルコス・ルファート(Marcos Ruffato)。自然への愛、音楽家としての使命、そして同郷の豊かな音楽コミュニティのこと、愛用する楽器のこと… 現代のブラジル音楽を代表する傑作『Vata』を発表した稀有なシンガーソングライターへのインタビュー。

  • 2020-10-11
  • 2023-07-21

半世紀の時を経て…ブラジル史上最高の名盤『Acabou Chorare』再解釈プロジェクト

ブラジル音楽史上の最高傑作のひとつに挙げられるノヴォス・バイアーノスの名盤『Acabou Chorare』(1972年)が、約半世紀の時を経て再解釈された。曲順もオリジナルと同一に再現された「Replay」プロジェクトによる『Acabou Chorare』は、10組のアーティストが参加。それぞれの個性を持ち寄って、名曲の数々を鮮やかに蘇らせている。

  • 2020-09-01
  • 2020-08-31

ブラジル新世代歌手アイルトン・モンタホヨス、ジョアン・ジルベルトが愛したボサノヴァの真髄に迫る

2015年、ブラジルの人気勝ち抜き歌番組で優勝し、以降MPBやボサノヴァなど日本でも馴染みの深いブラジル音楽を武器にその天性の歌声を披露し続けているペルナンブーコ州レシフェ出身の歌手、アイルトン・モンタホヨス(Ayrton Montarroyos)の2020年新譜はボサノヴァの神様ジョアン・ジルベルトが愛した古き良きサンバ歌曲集。