- 2020-08-12
- 2020-08-12
トルコの若き天才ギタリストによる、南米の香り立つ最高のバリオス曲集
トルコ・イスタンブール出身の若き天才ギタリスト、セリル・レフィク・カヤ(Celil Refik Kaya)によるバリオス・マンゴレのギター曲集を紹介。バリオスの楽曲は近年クラシックギタリストに人気で、様々な演奏家によって取り上げられているが、なかでもこのセリル・レフィク・カヤは技巧も表現力も随一だ。
トルコ・イスタンブール出身の若き天才ギタリスト、セリル・レフィク・カヤ(Celil Refik Kaya)によるバリオス・マンゴレのギター曲集を紹介。バリオスの楽曲は近年クラシックギタリストに人気で、様々な演奏家によって取り上げられているが、なかでもこのセリル・レフィク・カヤは技巧も表現力も随一だ。
2000年以降、30枚以上のアルバムの録音に参加してきたスペイン・バルセロナのヴァイオリスト、コロマ・ベルトラン(Coloma Bertran)がその長いキャリアの中で初となるソロアルバムをリリースした。本作では彼女が一人でヴァイオリン、ヴィオラ、オクターヴ・ヴァイオリンを様々な奏法を駆使し多重録音し、曲によってはゲストシンガーを迎えるという構成をとっている。
『Agua e Vinho』は、オーストラリア出身のプロのリコーダー奏者、ロドニー・ウォーターマン(Rodney Waterman)と7弦ガットギター奏者、ダグ・デ・ヴリーズ(Doug de Vries)のデュオ作品。パスコアールやジスモンチ、古き良きショーロやクラシックなど極上の時間を味わえる全21曲!
アルゼンチン・コルドバを拠点に活動する女性チェリスト3人によって結成されたフロール・スール・チェロ・トリオ(Flor Sur Cello Trío)が最高だ。クラウドファンディングを通じて2018年にリリースされたデビュー作『Nido』につづき、2020年にリリースされた2ndアルバム『Andorinha』も文句なしに素晴らしい内容だった。
ポーランド出身の人気ピアニスト/作曲家ハニャ・ラニ(Hania Rani)。彼女の新譜『Home』では、これまでのポストクラシカルなピアノとアンビエントな音響効果に加え、初めて自身のヴォーカルをフィーチュアした曲が数曲収録されており新たな魅力を見せた。
クラシック音楽に止まらない活躍を見せる“世界一のチェリスト”ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)が、アメリカーナ音楽のバンド、ゴート・ロデオ(Goat Rodeo)との共演第二弾となるアルバム『Not Our First Goat Rodeo』をリリースした。このメンバーでのアルバムは2011年作『The Goat Rodeo Sessions』以来となる。
若き凄腕ギターデュオ、アントワーヌ・ボワイエ&サミュエリート(Antoine Boyer & Samuelito)の2020年作『Sonámbulo』。互いに異なるスタイルで10代前半から表舞台で活躍してきたフランスのギタリスト2人による、驚異的なデュオ作品だ。
ブラジルのピアニスト、アンドレ・メマーリ(André Mehmari)とバンドリン奏者ダニロ・ブリート(Danilo Brito)の共演作『Nosso Brasil』(2019年)はブラジルの古いショーロを中心に構成された作品だ。
フランスのサックス奏者、ステファン・スピラ(Stéphane Spira)と、イタリア出身でパリを拠点とする人気ピアニスト、ジョヴァンニ・ミラバッシ(Giovanni Mirabassi)が2009年のデュオ作『Spirabassi』以来の共演を果たした。特筆すべきは後半の4曲だ。
アルゼンチンの交響楽団、オルケストラ・スィン・フィン(Orquesta Sin Fin) が、人気バンド、アカセカ・トリオ(Aca Seca Trio)と、歌手ナディア・ラルヒャー(Nadia Larcher)と共演した公演を『Estaciones Sinfónicas 1』として音源化し、リリースした。
アゼルバイジャンの俊英ジャズピアニスト、エティバル・アサドリ(Etibar Asadli)による『1 Hour Azerbaijani Piano Music』は、アゼルバイジャンのクラシック音楽、伝統曲や歌曲をメドレー形式で1時間にわたるノンストップのソロピアノで演奏した作品。
ギリシャ・アテネ出身の作曲家/ピアニスト/オルガン奏者、ニコラス・パパディミトリウ(Nicholas Papadimitriou)が、2020年の全世界を恐怖のどん底に陥れた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を主題にした曲を発表し話題になっている。
まるで天国から漏れて聴こえてくるかのような神秘的で美しい響き。中世にタイムスリップしたかのような感覚に陥る…。これまでも何枚かの作品をジャズの名門ECMレコードからECM New Siriesとして発売しているグレゴリオ聖歌のグループ、ヴォックス・クラマンティス(Vox Clamantis)の新譜はエストニアの作曲家、キリルス・クレークの作品集だった。
ジョアン・チャモロ主宰のサン・アンドリュー・ジャズバンドから、素敵なヴァイオリン奏者が現れた。彼女の名はエリア・バスティーダ(Elia Bastida)。ジョアン・チャモロとの共同名義の2019年作『The Magic Sound of the Violin』では、クラシックの確かなテクニックとジャズの即興性、スウィングの陽気さが組み合わさった楽しく美しい音楽を聴かせてくれる。