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クラシック

  • 2021-07-27
  • 2024-01-13

ギター弾き語りの新たな才能ラウ・ノア、待望のソロデビュー作

近年急速に注目を浴びるスペイン出身のギタリスト/シンガーソングライターのラウ・ノア(Lau Noah)が待望のソロデビューアルバム『3』をリリースした。格調高いクラシックギターの奏法で弾き語る彼女の音楽は技術的に唯一無二なだけでなく、芸術的であたたかな優しさが宿る。

  • 2021-07-01
  • 2021-07-01

YouTubeでも大人気!新世代の美しきクラシックギタリスト、待望のデビュー作

YouTubeでも人気のイギリスの若き女性クラシック・ギタリスト、アレグザンドラ・ホイッティンガム(Alexandra Whittingham)の待望のデビューアルバムの登場だ。『My European Journey』と名付けられた本作で、彼女はフランシスコ・タレガやヨハン・​カスパル・メルツ、アーネスト・シャンドといった19世紀の欧州のギター音楽作曲家たちに優雅な指先で触れてゆく。

  • 2021-05-21
  • 2021-05-21

【特集】クラシック音楽のジャズ・アップ おすすめ名盤9選

20世紀初頭にアメリカ合衆国南部のニューオーリンズで発祥したとされるジャズという音楽は、当初は西洋クラシック音楽や黒人差別への抵抗という文化的な側面を持っていた。形式にとらわれず即興演奏を中心とした自由な音楽として急速に発展していったジャズは、時代が進むにつれその自由度の高さゆえに様々なジャンルの音楽を飲み込んでいき、それらの中には当然のように、当初はジャズの対極に位置付けられていた西洋クラシック音楽もあった。

  • 2021-03-18
  • 2021-03-15

3台の弦楽器が奏でる至福の時。フロリアン・ウィライトナー

ドイツのヴァイオリン/フィドル奏者/作曲家フロリアン・ウィライトナー(Florian Willeitner)のデビュー作『First Strings on Mars』が、名門ACTレーベルからリリースされた。同じくヴァイオリン奏者のイグマー・ジェナーと、ダブルベース奏者ゲオルク・ブラインシュミットとのトリオで、ジャズ、クラシック、スウィング、カントリーなどを横断する表現力豊かな珠玉のアンサンブル作品だ。

  • 2021-03-10
  • 2021-03-09

パット・メセニー新譜は米国を代表するギタリストたちとの異色コラボ

パット・メセニー(Pat Metheny)の新譜『Road to the Sun』は、メセニーの自作曲を5人のクラシック・ギタリストが弾くという挑戦的な作品だった。ジェイソン・ヴィオー(Jason Vieaux)、ロサンゼルス・ギター・カルテット(LAGQ)という共にグラミー賞受賞経験のある強者を迎えた衝撃のアルバムをレビュー。

  • 2021-03-03
  • 2021-03-02

クラシックを超えた類稀な創造性、ポーランドのピアノとギターデュオ

ポーランドのピアニスト、アレクサンドル・デンビチ(Aleksander Debicz)と同じくポーランドのギタリスト、ウーカシュ・クロパチェフスキ(Łukasz Kuropaczewski)のデュオアルバム『Adela』はクラシックにカテゴライズされてはいるが、明らかにその範疇を超えているオリジナリティに溢れた作品だ。

  • 2021-02-28
  • 2021-02-27

チェロに魅入られた少女ドム・ラ・ネナ。不思議な魅力を放つ新譜『Tempo』

ブラジルの港町に生まれ、フランスの文化を吸収し、アルゼンチンで音楽を研鑽し個性を確立してきた人気シンガーソングライター/チェリストのドム・ラ・ネナ(Dom La Nena)。新譜『Tempo』では自身のチェロの多重録音をサウンドの軸とし、これまでの作品と変わらない少し陰を帯びた魅力的な囁き声で語りかけるような歌を聴かせる。

  • 2021-02-08
  • 2021-02-08

アンドレ・メマーリ新譜はクラシック〜ショーロ〜ジャズを繋ぐチェロ奏者とのデュオ作品

近年はクラシック音楽家との共演・共作にも力を注ぐブラジルのピアニスト/作曲家アンドレ・メマーリ(André Mehmari)が、新譜『Um Outro Adeus』で共演した相手はチェリストのハファエル・セザリオ(Rafael Cesario)。ハファエル・セザリオはサンパウロ在住のクラシック音楽家であり、チェロの教師だ。

  • 2020-12-27
  • 2022-01-15

スウェーデンの女性トロンボーン奏者カリン・ハマー、北欧的雰囲気の新譜

スウェーデンのトロンボーン奏者/作曲家、カリン・ハマー(Karin Hammar)の2020年新譜『Strings Attached』は、自身のカルテットを基本編成としつつ、数曲でゲストにクロマチック・ハーモニカ奏者のオリヴィエ・ケル・オゥリオ(Olivier Ker Ourio)と弦楽四重奏が参加。クラシカルな雰囲気が漂う落ち着いた良盤だ。

  • 2020-11-02
  • 2020-11-01

イタリアのギターとピアノの巨匠が探究する“南北アメリカの古典音楽”

イタリアのクラシックギタリストのステファノ・カルディ(Stefano Cardi)と、同じくイタリアのジャズピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunzi)。互いに異なる音楽的バックグラウンドを持つ二人は、2017年に初共演して以来、それぞれに共通し、調和するルーツ的な音楽を探してきた。そして辿り着いた答えが、南北アメリカ大陸の古典的な音楽だった。

  • 2020-10-20
  • 2020-10-20

ギター×チェロ×アフリカ音楽。異文化を繋ぐ旅人デレク・グリッパー、魂の新譜

南アフリカの卓越したギタリスト、デレク・グリッパー(Derek Gripper)の新譜『Saturday Morning in Boston』(2020年10月)は、同年2月リリースの全曲ソロギターの前作『A Year of Swimming』の収録曲を、アメリカ合衆国のチェリスト、マイク・ブロック(Mike Block)を迎えたデュオで再録音した作品となっている。