TAG

ギター

  • 2021-04-06
  • 2021-10-01

兄ミラバッシ新譜は二人のギター奏者と。欧州〜南米を繋ぐ美しすぎる音の旅

クラリネット奏者ガブリエーレ・ミラバッシ(Gabriele Mirabassi)、ギタリストのナンド・ディ・モドゥーニョ(Nando Di Modugno)、そしてバス・ギターのピエルルイジ・バルドゥーチ(Pierluigi Balducci)の3人による極上のアルバムが届いた。クラシックのバックグラウンドを共通して持ち、個性的なジャズ・アーティストとして活躍するこのイタリアの3人による共演は2015年作『Amori sospesi』以来となる。

  • 2021-03-30
  • 2021-03-29

MPB歌手マリアーナ・アイダール、コロナ禍の素敵な“おうちプロジェクト”

ブラジルの歌手マリアーナ・アイダールとギター奏者ジュリオ・フェジューカがコロナ禍のなかで自宅録音した『Aqui em Casa, Vol. 1』がEPとしてリリースされた。アルバムには数曲でサンフォーナ(アコーディオン)奏者のコスミ・ヴィエイラとシンガーのホベルタ・サーも加わり、ブラジル北東部音楽を中心にシンプルながら洗練された美しさを持つ歌とギターを楽しめる良作だ。

  • 2021-03-28
  • 2021-03-28

ショパンやシンディ・ローパーも餌食に…奇才ピアニスト、デヴィッド・ヘルボック新譜

クラシックを原点としながら、大胆なエレクトロニカやヴォイス・パーカッション、ポエトリー・リーディングや変則バンドなど様々な表現方法で毎回驚かせてくれるオーストリア出身の奇才ジャズピアニスト/作曲家、デヴィッド・ヘルボック(David Helbock)の新譜『The New Cool』。

  • 2021-03-26
  • 2021-10-01

EDM×フラメンコギター。話題のパコ・ヴェルサイユ、待望のデビューアルバム

活動開始以来、多くのシングルをリリースしながら全くアルバムを出す気配がなく、ファンをやきもきさせてきたパコ・ヴェルサイユ(Paco Versailles)がついにアルバムをリリースした。デビューアルバム『Dancemenco』はその殆どがシングルリリースされた作品という、いきなりのベストアルバム的な全20曲の構成。

  • 2021-03-13
  • 2021-03-13

ブラジルの若きSSW、ルアン・カルボナリ 豊かな感性を持つMPBの原石

ブラジル・サンパウロ州に2000年に生まれたSSW/ギタリストのルアン・カルボナリ(Luan Carbonari)。デビューEP『Quando Parei de Contar Segredos (Acústico)』はブラジル音楽の長い歴史の中で育まれた音楽の遺伝子と、アルゼンチンのネオ・フォルクローレにも通じる豊かな感性で紡がれた素敵な作品。

  • 2021-03-10
  • 2021-03-09

パット・メセニー新譜は米国を代表するギタリストたちとの異色コラボ

パット・メセニー(Pat Metheny)の新譜『Road to the Sun』は、メセニーの自作曲を5人のクラシック・ギタリストが弾くという挑戦的な作品だった。ジェイソン・ヴィオー(Jason Vieaux)、ロサンゼルス・ギター・カルテット(LAGQ)という共にグラミー賞受賞経験のある強者を迎えた衝撃のアルバムをレビュー。

  • 2021-03-09
  • 2021-03-08

UKジャズロック新星ギタリスト、ジョン・コナーン

イギリス・ミッドランズ出身のギタリスト/作曲家ジョン・コナーン(John Connearn)は5歳からギターを始め、これまでは主にスタジオ・ミュージシャンや様々なバンドのサポートメンバーとして活動を行ってきた。2020年から自身のプロジェクトを開始、デビューシングル『First Things First』は耳の早いリスナーの間で話題になった。

  • 2021-03-06
  • 2021-03-06

イスラエルロックの歴史を作ってきたガイ・マジグ、待望のソロ2nd

ピンハス&サンズ(Pinhas & Sons)にもゲスト参加しその圧倒的な存在感を放っていたイスラエルのSSW/ギタリスト、ガイ・マジグ(Guy Mazig)が新作をリリースした。アルバムタイトルは「The newer black」の意味で、彼らしいセンス抜群でエネルギッシュなロックに、ファンクやソウル、ヒップホップといったブラックミュージックを組み合わせた良曲が満載の贅沢なアルバムになっている。

  • 2021-03-05
  • 2022-01-15

トロピカルジャズ新世代の旗手セドリック・デュシュマン

フランス海外県レユニオン出身のピアニスト/作曲家、セドリック・デュシュマン(Cédric Duchemann)のソロデビュー作『Tropicalism』はクレオール・ジャズの近年の良盤だ。レユニオンの伝統楽器のサウンドも取り入れた爽快なジャズで、完成度はとても高い。