- 2022-01-06
- 2022-01-06
WDR Big Bandでも活躍するピアニスト、ビリー・テストのデビュー作
ビリー・テスト(Billy Test)というピアニストの名前は、まだほとんど知られていないかもしれない。米国ペンシルベニア州出身で、演奏家/作編曲家と音楽教育者、そしてドイツの名門ビッグバンド、WDR Big Bandのピアニストとしても活動している。
ビリー・テスト(Billy Test)というピアニストの名前は、まだほとんど知られていないかもしれない。米国ペンシルベニア州出身で、演奏家/作編曲家と音楽教育者、そしてドイツの名門ビッグバンド、WDR Big Bandのピアニストとしても活動している。
ジョー・ザヴィヌルの最後の愛弟子として知られる鍵盤奏者スコット・キンゼイ(Scott Kinsey)と、シンガーソングライターのメル・サル(Mer Sal)の双頭名義によるアルバム『Adjustments』は、これまでインストゥルメンタル作品を中心に発表してきたキンゼイにしては異色の作品だ。
本特集で真っ先に取り上げたいのが、このビートナッツ(Beatnuts)の歴史的クラシック『Street Level』(1994)。元々はラッパーではなくプロデューサーチームだったビートナッツが満を持して放った1stアルバムは、そのラップスキルはもちろんのこと、トラック使いも驚きに満ちたものだった。
Música Terra(ムジカテーハ)を主宰するlessthanpandaが選ぶ2021年のベストアルバム。
米国のサックス奏者/作曲家デヴィッド・ビニー(David Binney)の2021年作『Aerial 2』は、ゲストにマーク・ジュリアナやアントニオ・ロウレイロといった現代ジャズを代表するミュージシャンたちを迎え、シンセを多用した繊細で広がりのある恍惚のサウンドが展開される。
フルート、チェロ、ドラムス/パーカッションという珍しい編成の米国シカゴのトリオ、アーティファクツ(Artifacts)の2ndアルバムとなる2021年新譜『…And then there's this』は、ジャズの遺産を継承しつつ音楽の無限の可能性へチャレンジをしている。
グラミー賞を計11部門受賞している “音楽界の至宝” ブルーノ・マーズと、グラミー賞を計3部門受賞しているアンダーソン・パークが生み出したスーパープロジェクト、シルク・ソニック (Silk Sonic)。ヒットチャートでも評価される現代版Soulの大傑作。
員で、シカゴのジャズシーンでも突出した存在感を示すコルネット奏者/シンガー/作曲家ベン・ラマー・ゲイ(Ben LaMar Gay)のソロ第二作目となる新譜『Open Arms to Open Us』は、世界中の音楽ファンに彼のその強烈に個性的な音楽を知らしめるための強力な武器となるだろう。
アメリカ合衆国フロリダ州のピアニスト/作曲家デイヴ・メーダー(Dave Meder)の2ndアルバム『Unamuno Songs and Stories』。ピアノトリオを中心に、数曲でトランペットのフィリップ・ディザック(Philip Dizack)、サックスのミゲル・ゼノン(Miguel Zenón)が参加した注目作品だ。
ジャズクラブ「バードランド」の名物司会者ピー・ウィー・マーケットの有名なMCで始まる(1)「A Slice Of The Top」を聴けば、この作品がジャズの歴史とともに歩んできたブルーノート・レコーズが積み重ねてきた大いなる遺産と、アメリカの音楽文化へのリスペクトであることがすぐに感じられて胸が熱くなる。
イスラエル出身のギタリスト、ロテム・シヴァン(Rotem Sivan)の新作『Far From Shore』は、ゲストにアーサー・ムーン(Arthur Moon)、ブラクストン・クック(Braxton Cook)、タナ・アレクサ(Thana Alexa)、BIGYUKIなどニューヨークで活躍する若手アーティストたちを迎え、R&Bやネオソウル色を強めた作品になっている。
もう半世紀近く名実ともに世界最高のチェリストと称えられながら、今でもジャンルを超えた野心的なプロジェクトで新しい音楽を聴かせてくれるのがヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)という音楽家だ。2021年9月にリリースされた新譜『Notes for the Future』では世界中から多様なゲストを迎え、あらゆる言語の歌で平和を願い、世界を繋ぐ。
ブラジル出身のジャズピアニスト/歌手のイリアーヌ・イリアス(Eliane Elias)新譜『Mirror Mirror』は、なんとチック・コリア(Chick Corea)が4曲、チューチョ・バルデス(Chucho Valdés)が3曲をイリアーヌと共に演奏したピアノ・デュオアルバム!タイトル通り、鏡合わせに向かい合ってピアノを演奏する二人の想像力と創造力が反射し共鳴し合う、ジャズピアノ好きには堪らない作品だ。
米国のベテラン・ピアニスト/作曲家、ピーター・マドセン(Peter Madsen)の新譜『Where There Was No Path』はなんとギタリスト6名を擁するなんともユニークな9人編成バンド“Six on Six Guitar Ensemble”!